ピリピリしたエリート卓から外れ、しかし狂気そのもののグロAVの不安からも開放された、ある意味最もほのぼのと麻雀を楽しめるこの卓。そんな卓の商品として、まさに童心を思い出させてくれる、日本人男性ならみんな大好き「ガンプラ」を用意しました。
1位賞品……PG 1/60 RX-178 ガンダムMk-II （ティターンズカラー）
Zのような超絶進化系ではなく、あくまで初代ガンダムを発展させたというコンセプトが嬉しい、兄貴分的モビルスーツ「ガンダムMk-II」のプラモ。黒く沈んだティターンズカラーはより実践的、兵器的な魅力を漂わせており、後に登場した様々な高性能ガンダムたちに負けぬ人気を誇っています。
さらに今回用意したのは、数多く販売されているガンプラの中でも最上位シリーズと言える「PERFECT GRADE」。パーツ数700を超えるウザいほどの精密さ、全高315mmというはた迷惑な巨大さ、二重構造の隙間から見えるどうでもいい内部メカ、 LEDにより発光するスペランカーを彷彿させる頭部…などなど、単なるプラモの域を超えた、まさに「大人のガンプラ」です。完成させた暁にはこのガンダムを手に、「人質としてカプセルに捕らえられて宇宙空間を漂ったあげく、ジェリドに撃たれて死亡するカミーユの母ごっこ」などを遊ぶのも大人のたしなみと言えるでしょう。
2位賞品……HGM 1/550 デンドロビウム
熱すぎる親父たちの戦記「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』における最強ガンダム、「GP03 デンドロビウム」のプラモです。ちょっと遠めで見れば単なる箱、その強力な「担ぐ武器庫」の中にガンダム本体は埋もれてしまい、その様はまるで雌の巨体に必死にへばりつくミツクリエナガチョウチンアンコウの雄のよう…。
ちなみにデンドロビウムという名は、ラン果の植物の名から付けられているというのは有名な話ですが、その花言葉は「わがままな美女」です。つまりこれは自分の気分で主人公コウ・ウラキを振り回したあげく、敵味方を飛び越えてコロコロと男を乗り換えるという離れ業をこなす本編ヒロイン、ニナ・パープルトンのことを暗示していたんだよ！