AIV:ガソリンさんの企画:参加レビュー。
詳しくは
ココを参照。
ちなみに曲目の
はオススメ曲。


MyBest

VAN HALEN/VAN HALEN



ボーカルがサミー・ヘイガーに変わった辺りから、ほとんど聞かなくなってしまった
ヴァン・ヘイレンのデビュー作。デヴィッド・リー・ロスの下品極まりないボーカルと、
エディのキレまくったギタープレイの融合が最高にステキ。
わびさび系ギタリスト好きにはあまり好まれないらしいですが、何度聞いてもエディの
ギターはホント半端ないです。イングヴェイ?ヴァイ? それがどうした!
光速ギター元祖、エディ・ヴァン・ヘイレンの神業がつまった、まさにこれぞアメリカン
・ロックと言うべき一枚。
まったく彼等にはギラギラした太陽とからっとした荒野が似合い過ぎます。
ちなみに、このアルバムより16年後、彼等は"1984"という途方もないお化けアルバムを
世の中に送りだす事になりますが、その予兆は既にここから始まってます。

1 :RUNNIN WITH THE DEVIL
 :ERUPTION
 :YOU REALLY GOT ME
4 :AIN,T TALKIN BOUT LOVE
5 :I,M THE ONE
6 :JAMIE,S CRYIN
7 :ATOMIC PUNK
8 :FEEL YOUR LOVE TONIGHT
9 :LITTLE DREAMER
10:ICE CREAM MAN
11:ON FIRE




COMBAT ROCK/THE CLASH



イギリスが誇るパンク・ロックの代名詞。
アーユー・マイノリティ or マジョリティ?  パンク イズ ノーデッドっ!
パンクっつうと、何かこう、反体制とか暴動とか根暗とか、そンなイメージが
つきまといますが、歌詞さえ見なきゃメッセージ性は全然関係なくなっちゃうし、
アルバム全体を通しても、とてもファンクでポップでノリがいいです。
パンクに興味がある方にも、キライな方にもお勧めです。
ちなみにこのアルバムをリリースした頃には、ジョー・ストラマとミック・ジョーンズ
のパンクスゆえのトゲトゲしさは温和な方向へと変わりつつある成熟期だったので、
その手のファンにはものたりないかも。え?ボクが思うパンクの定義ですか?
ありゃ単なる時代背景に関連したカテゴライズであって、結局のところロックは
ロックだと思います。

1 :KNOW YOUR LIGHTS
2 :CAR JAMMING
 :SHOULD I STAY OR SHOULD I GO
 :ROCK THE CASBAH
5 :RED ANGEL DRAGNET
6 :STRAIGHT TO HELL
7 :OVERPOWERED BY FUNK
8 :ATOM TAN
9 :SEAN FLYNN
10:GHETTO DEFENDANT
11:INOCULATED CITY
12:DEATH IS A STAR




NO PAROLE FROM ROCK,N,ROLL/ALCATRAZZ



リッチー・ブラックモアにレインボウを追放された哀れな放浪者、グラハムボネット君が、
再起をはかるべく作り上げたバンド:アルカトラスのデビュー作。
彼の最大の功績は、当事まだ若干19才だったイングヴェイ・マルムスティーンをこのバンド
で発掘し、メジャーな世界へ羽ばたかせた事でしょう。(その後、スティーヴ・バイまでも!)

イングヴェイの、あの独特の湿った感じの速弾きと、グラハムの濃いボーカル声が混ざりあうと、
こンなにもステキでカッコいいバンドになります。全体的な曲の完成度も高いです。
既にマンネリ化していたレインボウを、間違いなく見返す事ができたであろうまさに渾身の一枚!

 :ISLAND IN THE SUN
2 :GENERAL HOSPITAL
3 :JET TO JET
 :HIROSHIMA MON AMOUR
5 :KREE NAKOORIE
6 :INCUBUS
7 :TOO YOUNG TO DIE,TOO DRUNK TO LIVE
8 :BIG HOOT
9 :STARCARR LANE
10:SUFFER ME




BLANKEY JET CITY 1997-2000/BLANKEY JET CITY



実はBLANKEY聴いたのコレが始めてです。
エセです。なんちゃってです。全然語れるレベルじゃないです。
でもね、でもね、凄くカッコいいンだもん、
しょうがないヨねコレは。(しょうがないンだッ!)
私はイージーライダーっつう映画が大好きなンですが、
それに合わせて感情移入したってのもMyBestな理由の一つ。
つまりィ。
イージーライダー♪ 私の神様♪
素直にィ生きてェみたいだけえェ〜♪(だけなンだッ!)
Japan系Rockの中ではピカイチだと思います(でもイカテン系?)

1 :古い灯台
2 :ガソリンの揺れかた
3 :ロメオ
4 :左ききのBABY
5 :赤いタンバリン
6 :ピンクの若いブタ
7 :SEA SIDE JET CITY
8 :I 。 TOKYO
9 :プラネタリウム
10:SWEET DAYS
11:DON,T KISS MY TAIL
12:SPAGHETTI HAIR
13:SALINGER
14:SATURDAY NIGHT
15:デニス・ホッパー
16:COME ON
17:古い灯台 - The First Half -
18:黒い宇宙
19:ダンデライオン




QUEEN2/QUEEN



MyBestっつうと全部Queenになっちゃうくらい、私はQueenが好きで好きでスキで。
そして好きでしょうがないわけですが。そのQueenの中でも得に好きなのがコレです。

一応コンセプト・アルバムになっているみたいで、A面がホワイト、B面がブラック
という構成になっているわけですが、つまりA面がブライアン、B面がフレディの作曲
になってます。優しく包み込むようなA面、荒々しく幻想的なB面は、まるで二人の
性格をそのまま表現したかのようで、そういう部分にもつい感情移入してしまう1作。
1曲1曲そのものよりもアルバム全体の完成度の高さが凄まじいです。

評論家批評一部抜粋 → (動と静、穏やかさと起伏の激しさの対比が見事)
わあ凄いッ何が?って知りたい方はとっとと聴いてみてください。

1 :PROCESSION
2 :FATHER TO SUN
3 :WHITE QUEEN
4 :SOME DAY ONE DAY
5 :THE LOSER IN THE END
6 :OGRE BATTLE
 :THE FAIRY FELLERS MASTER-STROKE
8 :NEVERMORE
9 :THE MARCH OF THE BLACK QUEEN
10:FUNNY HOW LOVE IS
11:SEVEN SEAS OF RHYE




LOVE AT FIRST STING/SCORPIONS



ドイツが世界に誇るべきハード・ロック・バンド。
ドイツのロックは世界一ィィィィィィィィィ!
スピード感溢れるクイック・ヘビィな曲の間におりまぜられる美しいスローバラード。
このスタイルは彼等が72年にデビューした時から既に確立され、おおいなるマンネリ
として今も引き継がれています。

このバンドの最大の特徴は、やっぱりVo:クラウス・マイネの”いかにも”っつう声です。
なンつうの?うわ〜超メタルだよ〜みたいな、これがまた凄くいいンだっ!
ちなみにある時期、ジャケット絵に関して次から次へと御上にダメだしをくらった彼等は
ジャケット発禁バンドという、ありがたくない称号を持っていたりもします。
エグ度でいったら、遥かにアイアン・メイデンの方がきついと思うンだけどなあ?

 :BAD BOYS RUNNING WIND
2 :ROCK YOU LIKE A HURRICANE
3 :I,M LEAVING YOU
4 :COMING HOME
5 :THE SAME THRILL
6 :BIG CITY NIGHTS
7 :AS SOON AS THE GOOD TIME ROOL
8 :CROSSFIRE
 :STILL LOVEING YOU




PYROMANIA/DEF LEPPARD



イギリスが世界に誇るべきハード・ロック・バンド。
メロディアス&ドラマチック!そンな言葉が相応しいデフレの出世作。

確か83年ぐらいかなあ、深夜にボーっと小林克也のベストヒットUSAを見てたら、
いきなしこのアルバムのPHOTOGRAPHって曲が流れたンですよ。このインパクト結構
大きくて、翌日すぐにレコード屋へ走りました。今考えると、これがボクが洋楽の
ハードロックにのめりこンだきっかけになるのかな?そンな少年時代のノスタルジィ
想い出はセピア色に、みたいな部分もあってMyBestに入れてみました。

この後、ドラマーの交通事故による片腕切断というアクシデントがあり、バンド活動は
暗礁にのりあげますが、87年"HYSTERIA"で見事に復活。特殊なドラムセットを使用して、
リック・アレン(Ds)もバリバリ現役。バンド自体もこの時期からヒット曲を連発しまくり、
より大きな成功をおさめる事になります。

1 :ROCK! ROCK!
 :PHOTOGRAPH
3 :STAGEFLIGHT
4 :TOO LATE FOR LOVE
5 :DIE HARD THE HUNTER
6 :FOOLIN
 :ROCK OF AGES
8 :ACTION NOT WORDS
9 :BILLYS GOT A GUN




METALHEALTH/QUIET LIOT



さ、濃いのが連発です。お次はその分かりやすさが最大の売り。
ケヴィン・ダブロウひきいるクワイエット・ライオットの登場です。
それまではまったく売れない3流バンドだったのに、スレイドの往年の名曲:
CUM ON FEEL THE NOIZEをカヴァーしたら、これがもう大ヒット!
まさにアメリカン・ドリームそのまンま、じゃあソレだけなのかよ?っつうと、
全然そンな事はなくて、このアルバムはハードロックとしての全体の完成度も高く、
ノリも無茶いいです。ま、非常に残念ながらその後は続かなかったンだけどね。
華麗なる一発野郎!そンな言葉が相応しい彼等の絶頂期のパワーは一聴の価値ありです。

 :METALHEALTH
 :CUM ON FEEL THE NOIZE
3 :DON,T WANNA LET YOU GO
4 :SLICK SLACK CADELLAC
5 :LOVE IS A BITCH
6 :BREATHLESS
7 :RUN FOR COVER
8 :BATTLE AXE
9 :LET,S GET CRAZY
10:THANDERBIRD




FRAGILE/YES



音楽の世界のジャンル分け色々ありすぎてもうワケわかンないですわ。
ロックなのにLA・スラッシュ・デス&メタル?あげくの果てにはグランジ&オルタナ?
じゃあプログレってなンなのよう!というワケでイエスです。
邦題は”こわれもの”。いわずもがな、イエスの大出世作です。

プログレっつうと、なンかこう小難しい印象をボクは受けるのですが、なンとなく
わかってきた事は、曲が長い・コンセプト的である、のこれだけしかないです。
いいンじゃないスかこれだけで。いいものにジャンルも糞もねえべや、っつうワケで
いいンですよ、このアルバムがまた!もっとも有名なのは1と9でしょうか。
ボク的には"LONG DISTANCE RUNAROUND
"から淡々と構築されていく静の世界が、
9のHEART OF THE SUNRISEで一気に動へと転じる流れが凄く好きです。
とにかく9は名曲中の名曲!メタラーもジャズラーも誰でもいいからエニバディ必聴!

ちなみにコレを聴いた後の貴方には二つの選択肢が示される筈です。
(A)右方向へ→エイジア
(B)左方向へ→ピンク・フロイド
難解さか分かりやすさか、さあファイナル・アンサー!?

1 :ROUNDABOUT
2 :CANS AND BRAHMS
3 :WE HAVE HEAVEN
4 :SOUTH SIDE OF THE SKY
5 :FIVE PER CENT FOR NOTHING
 :LONG DISTANCE RUNAROUND
7 :THE FISH
8 :MOOD FOR A DAY
 :HEART OF THE SUNRISE




TECHNODELIC/YMO



坂本九以外には、ほとンど唯一と言っていい程、世界に通用した数少ないジャパニーズ、
YMOのまさに完璧かつ究極なる一枚。
だだっぴろい空き地につっ建っている作りかけのまま放置された鉄骨むきだしの工場。
その赤茶けた鉄骨に夕日があたり、ただただ周囲には哀愁と終焉が訪れるばかり・・
そンな情景がまざまざと脳裏に浮かび上がるEPILOGUEで幕はおろされます。

MUSIC。

そこには難しい理屈や小手先のテクニックを理解せずとも、”音楽ってなんていいンだっ”
という感動が、ただただ、あるだけです。

あるだけなのです。そうあって欲しいのです。

1 :PURE JAM
2 :NEUE TANZ
3 :STAIRS
4 :SEOUL MUSIC
5 :LIGHT IN DARKNESS
6 :TAISO
7 :GRADATED GREY
 :KEY
 :PROLOGUE
10:EPILOGUE


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