THE CLASH
PUNK!
不況、政治不信、ストライキ、暴動、人種差別、etc
そういった時代背景の元、抑圧されたやりばのないエネルギーを凝縮して噴出させた
反体制的メッセージを色濃く内包するロックンロール?
そんなお題目はわりかしどうでもよかったりします。
そう、1970年代後半に、むちゃくちゃカッコよくロックしてたヤツラがいたって事だけわかってれば。
え?何がカッコいいかって? ファッション?音楽が?それとも方向性?
いいや、そんな言葉で説明できるようなものはカッコよくないンです、ただカッコいいからカッコいい、
それでいいんじゃないかと思います。
THE CLASH。
「カッコいいとはこういうことだ」 そんな言葉を私に体現させたくれたロックバンドです。
1977年:THE CLASH(邦題:白い暴動)
リリース。
当時、ギターヒーロ好きだった私が、コレをはじめて聞いた時は特に良いともなんとも
感じませんでした。ただガシャガシャやってワシャワシャ騒いでるだけ。
手づくり感満載、粗野で荒削りなロック? まあ、そンなイメージくらいしか浮かびませんでした。
その第一印象がかわってきたのは、彼等のジャケ写真や特集を見たり、対訳歌詞カードをみながら
改めて聞き直したあたりからでしょうか。
結成時のオリジナル・メンバーはこの3人です。
*ジョー・ストラマ(Vo / g)
*ミック・ジョーンズ(Vo / g)
*ポール・シムノン(b)
(後にトッパー・ヒードン(Ds)が正式に加入)
そンでもって、ジャケ写真のたまらなくスカした感じがとにかくカッコいいとか、
ただひたすらドカドカ・ガシャガシャやりまくるそのスタイルがカッコいいとか、
その退廃的な詞に秘められた反骨的な精神がひたすらツボにはいりまくりだとかで、
「CLASH」は当時の代わり映えしない音楽シーンに辟易していたロンドンキッズ達をなぎたおし
ノックアウトしていきました。
世の中の厳しさつらさを体験してないバカ丸出し小僧共や、毎日不完全燃焼でギスギスしちゃってる
リーマン達がハマっていった事から察するに、比較がちとアンマッチかつ失礼かも知れませんが、
当時のロンドン・ティーンズ達にとって「CLASH」とは、日本における尾崎豊のような存在だったのかも
それませんね。
そンなゴタク・マエフリ・シッタカブッタにイイカゲンはどうでもいいですね、ごめん、
そろそろアルバムそのものの内容にいかせていただきます。
訳の方が感じが出るので、あえて日本語で曲リストを書いてみました。
1 :ジェニー・ジョーンズ
2 :リモート・コントロール
3 :反アメリカ
4 :白い暴動
5 :憎悪・戦争
6 :ワッツ・マイ・ネーム
7 :否定
8 :ロンドンは燃えている!
9 :出世のチャンス
10:ペテン
11:反逆ブルー
12:ポリスとこそ泥
13:48時間
14:ガレージランド
「USAにはうんざりだ、だけどオレになにができる?」 自らの無力さを歌う"反アメリカ"、
「そして誰もが言われたことだけをやっている…」 退廃的に言い放つ"白い暴動"、
「What,s my naaaaaaame naaaaaaame!」 ただひたすら叫ぶ"ホワッツ・マイ・ネーム"、
サビの「London,s Burning with Boredom now!」 が気持ちいい"ロンドンは燃えている"、
もうすべての曲がただひたすら圧倒的なエネルギーで語り叫び叩きつけ訴えかけてきます。
確かに慣れにくいし、ボン・ジョビみたいに誰でも聞いたら即ファンみたいな感じもないけど、
一度その魅力にハマったらとことん吸い尽くされる麻薬のようなアルバムです。
中間テスト前の中坊とか、就職活動中の大学生とか、リストラぎりぎりの若輩リーマンとかに
超オススメの一枚。
1978年:GIVE EM ENOUGH ROPE(邦題:動乱) リリース。
1 :セイフ・ヨーロピアン・ホーム
2 :イングリッシュ・シヴィル・ウォー
3 :トミー・ガン
4 :ジュリーはドラッグ・スクワッドで働いている
5 :ラスト・ギャング・イン・タウン
6 :屋根の上の殺し屋
7 :ドラッグ・スタビング・タイム
8 :ステイ・フリー
9 :ケチな野郎のスーパー・スター
10:すべての若きパンクス共へ
前作のドカドカ・ガシャガシャなガレージ・サウンドから脱却し、純粋かつストレートな方向に
傾いた感じの作品です。良く言うと「まとまってる」ですが、悪くいうならば「野性味が薄れた」とか、
まあそういう風かなあ。聴きどころは出だしの"セイフ・ヨーロピアン・ホーム"から"トミー・ガン"
までの、これぞパンクス!的な流れと、最後の"すべての若きパンクス共へ"です。
若きパンクスよ 人生なんて笑うものさ 涙流すに値するもンなんてあンまりないぜ
若き愚か者よ 今を生きることさ 死に値するもんなんてあンまりないぜ
モット・ザ・フープルの"すべての若き野郎共へ"を皮肉ったのか彼等なりにアレンジしたのか
それとも全然関係ないのかよくわからンですが、それでも曲のしびれ具合は同等以上です。
「白い暴動」から、このセカンドの間にリリースされた3枚のシングル、
コンプリート・コントロール、クラッシュ・シティ・ロッカーズ、ハマースミス宮殿の白人、
といった名曲がことごとく未収録なのも手伝って、いまいち地味でめだたない印象を持たれがちの
このセカンドですが、全体に一貫して漂っている「シンプルかつストレートなロック」というスタンス
がヘンに捻ってない分、直接的に体に染み込んでくるような気がして私はわりと気に入ってますコレ。
ちなみに、当時マンチェスターでCLASHのコンサート・チケットが学生にしか売られていないという噂
を聞きつけたジョーがバイクをとばして現場に駆けつけ事の真相を確かめた、というちょっとした事件が
あったそうですが、そんな逸話も手伝い「CLASH」人気はイギリス中でますますヒートアップしていきました。
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1979年:LONDON CALLING(邦題:ロンドン・コーリング)
リリース。
1 :ロンドン・コーリング
2 :新型キャディラック
3 :ジミー・ジャズ
4 :ヘイトフル
5 :しくじるなよルーディ
6 :スペイン戦争
7 :ニューヨーク42番街
8 :ロスト・イン・ザ・スーパーマーケット
9 :クランプダウン
10:ブリクストンの銃
11:ロンゲム・ボヨ
12:死か栄光か
13:コカ・コーラ
14:いかさまカード師
15:ラヴァーズ・ロック
16:四人の騎士
17:アイム・ノット・ダウン
18:リヴォリューション・ロック
19:トレイン・イン・ベイン
出だしは重々しく何よりもパンクスに。一転してどこまでも軽快にロカビリー。
思い出したようにガレージロックに回帰して、最後はレゲエとポップで柔らかく締める…
いわゆるパンクスと呼ばれた人々には、おおいに批判されたこの歴史的名盤はロンドン中で
賛否両論をまきおこしました。
”奴等は日和った。もうシンボルなンかじゃない!”
”時代はめまぐるしく変動していく。彼等もその流れの中にあるだけさ”
そンでも、このアルバムにより新しいファン層を数多く獲得したのも事実ならば、
文句言ってた連中もブツブツ言いつつたぶん聴き続けちゃうのも確かだと思うんです、
だってその表現手法はともかくこのアルバムの根っこにあるものは、彼等が最初に見せてくれた
「ガレージ・スピリッツ」と比べて、何ら変わってしまったところはないのだから。
落ちて落ちて床に叩きのめされ
落ち込んで落ち込んで更にみじめになって
でも俺は何か方法があるのを知っているンだ
何もかも不利な状況が逆転する日は来るはずだから
俺は決して諦めない
〜アイム・ノット・ダウン〜
これでも文句があるかよう!とかそンなカンジのアルバムなのです。
この頃、彼等はパンク色の濃い曲をライヴで演るのを控えていたみたいですが、とあるショーにて
ジョーがその場のノリと勢いで"白い暴動"を勝手に演りはじめてしまい、コンサート後にミックと
大ゲンカになったという、実に彼等らしい一幕もあったようです。
1980年:SANDINISTA!(邦題:サンディニスタ!) リリース。
前作「ロンドン・コーリング」から1年たたないうちに、当時(アナログ)としては異例の3枚組を
リリースしちゃいました。マーケット戦略とかリリースタイミングとかなンにも考えてないトコが実に
彼等らしいと思います、つかアホですコイツ等(誉めてます)。
内容の方も無茶苦茶ヤケクソ気味です。出だしの"7人の偉人"がいきなりのラップ要素含みで
おやおやと思っていたら、それどころかレゲエやロカに、加えてジャズ、極めつけはテクノ?
他にも曲だけ聞いたら、そこからクラッシュという名前を連想するのはまず不可能?みたいなチューン
がもうめじろおし。やりすぎやりすぎマジ勘弁、とかそういう内容でして、つまりまとめるとこの
アルバムは最高というコトですね。次から次へと繰り広げられる多様性、そこから感じられるこの
ポリシーのなさこそ逆にパンクなんじゃないかなと、コレはコレでカッコよかねえかなと、そンなふうに
感じた次第でして。
オススメはラップぽいノリがいい感じの"ライトニング・ストライクス〜ロンドン塔"までの流れと
エディ・グラント元曲を彼等らしくパンク風に仕上げた"ポリス・オン・マイ・バック"、
そして一歩間違えたら大失敗してたテクノ風パンク?の"イワンがGIジョーに会う時"です。
「音楽的ポリシー云々主張する前にもっと大事なことがあるだろう」的姿勢にとても好感が持てる、
「CLASH」捨て身の一撃とも言うべき一枚。実際カッコいいやつは何をやってもカッコいいんだなと。
1 :7人の偉人
2 :ヒッツヴィルUK
3 :ジャンコ
4 :イワンがGIジョーに会う時
5 :政府の指導者
6 :老いたイングランド
7 :叛乱ワルツ
8 :ルック・ヒア
9 :歪んだビート
10:誰かが殺された
11:ワン・モア・タイム
12:ワン・モア・ダブ
13:ライトニング・ストライクス
14:ロンドン塔
15:コーナー・ソウル
16:レッツ・ゴー・クレイジー
17:もしも音楽を語ることができたなら
18:ザ・サウンド・オブ・シナーズ
19:ポリス・オン・マイ・バック
20:ミッドナイト・ログ
21:平等
22:ザ・コール・アップ
23:サンディニスタ
24:ブロード・ウェイ
25:ルーズ・ディス・スキン
26:チャーリー・ドント・サーフ
27:メンズフォース・ヒル
28:ジャンキー・スリップ
29:キングストン・アドヴァイス
30:ストリート・パレード
31:ヴァージョン・シティ列車
32:リヴィング・イン・フェイム
33:シリコン・オン・サファイヤ
34:ヴァージョン・パードナー
35:出世のチャンス
36:シェパーズ・ディライト
1982年:COMBAT ROCK(邦題:コンバット・ロック) リリース。
1 :権利主張
2 :カー・ジャミング
3 :ステイ・オア・ゴー
4 :ロック・ザ・ガスパ
5 :レッド・エンジェル・ドラグネット
6 :ストレイト・トゥ・ヘル
7 :オーバーパワード・バイ・ファンク
8 :アトム・タン
9 :シーン・フリーン
10:ゲットーの被告人
11:イノキュレイテッド・シティ
12:デス・イズ・ア・スター
彼等の原点でもあるシンプルかつストレートなスタイルに立ち戻ったと思われる一枚。
出だしの"権利主張"をはじめとして、非常に聴きやすいロック・ナンバーが前半めじろおしです。
"ステイ・オア・ゴー"なンてもう無茶苦茶スキですわ、ノリも雰囲気も文句なしにカッコいいンだもん。
が、ガレージハードな前半に比べ、後半は多少曲が単調気味とでもというか、いまいちビッとしたものを
感じえません。サンディニスタ程レゲエ系に片寄ってるワケでもなし、かといって純粋なロックでもなし…
それでもコレはコレで味があっていいと思うんですけど。
ちなみに「CLASH」を初めて聴く方には、このアルバムを一番オススメします。
なんつったって聴きやすい。CLASH一連のアルバムの中でも聴きやすさ・分かりやすさともにピカイチです。
この後、トッパーがクスリ関係で身を崩し脱退、続いてミックもジョーにクビを言い渡されます。
何故CLASHはCLASHだったのか?その意味と意義を明確に示していた指針が2本同時に折れてしまい、
彼等はこのアルバムを最後に、そのカリスマ性を失っていきます。
CLASHはジョー・ミック・ポール・(トッパー)が全員揃ってこそ、CLASHだったという事を痛烈に思い
知らされた出来事でした、
1985年:CUT THE CRAP(邦題:カット・ザ・クラップ) リリース。
1 :ディクテイター
2 :ダーティ・パンク
3 :ウィー・アー・ザ・クラッシュ
4 :アー・ユー・レッド...Y
5 :クール・アンダー・ヒート
6 :ムーヴァーズ・アンド・シェイカーズ
7 :ジス・イズ・イングランド
8 :スリー・カード・トリック
9 :プレイ・トゥ・ウィン
10:フィンガー・ポッピン
11:ノース・アンド・サウス
12:ライフ・イズ・ワイルド
クラッシュは、床に落としたら壊れちまったって感じだ <ジョー・ストラマ>
ミックとトッパーが去った後、3人の新人を加入させてリリースした「CLASH」ラスト・アルバム。
「CLASHは既に終わっていた」という酷評を筆頭に、メディア関連にさんざ叩かれまくった作品ですが、
今、こうして改めて聞いてみると、それほどヒドい内容には思えません。
が、まあ"ウィー・アー・ザ・クラッシュ"みたいなネーミングセンスはまったく彼等らしくないし、
今までの多様性から比較すると、同じようなテンポの曲ばかりを揃えているような気もします。
ミックがいない、この事実はそれだけ重かったのでしょう。それでもジョー・ストラマ、男の意地を
垣間見ることができる一枚に仕上がっていると思います。
その後「CLASH」は派手な解散会見やコンサートをやることもなく、ひっそりと自然消滅しました。
そして現在、「CLASH」はパンク・ムーヴメントのパイオニアとして、今もなお語りつがれています。
ジョーのこの言葉とともに。
パンクってのはスタイルじゃないのさ
類型的なサウンド、ファッション、イメージ、そんなのは全然パンクじゃない
パンクってのは姿勢なンだ
PUNK IS ATTITUDE!NOT STYLE!!
and Other
*BLACK MARKET CLASH
オリジナル・アルバムに未収録の77〜80年にイギリスで発売されたシングルB面を中心に、
80年にアメリカ向けとして製作されたもの。今では日本版もでています。でもコレを聴くなら、
次の「SUPER BLACK MARKET CLASH」の方が遥かにお得です。このアルバムに収録されている曲は
ほとんど入ってるし。あくまでコレクターズ・アイテムとしての意味合いが強い一枚だと思います。
1 :キャピタル・レディオ・ワン
2 :ザ・プリズナー
3 :プレッシャー・ドロップ
4 :ペテン
5 :死の街
6 :タイム・イズ・タイト
7 :バンク・ロバー/ロバー・ダブ
8 :ハルマゲドン・タイム
9 :ジャスティス・トゥナイト/キック・イット・オーバー
*SUPER BLACK MARKET CLASH
上記の「BLACK MARKET CLASH」の内容に、一部手を加え、収録曲を大幅に増やした
スペシャル・エディション・アルバム。まさに裏クラッシュの歴史といった感じです。
とくに"白い暴動"のB面:1977にはエルヴィス・ビートルズにストーンズも糞くらえさ!
と歌ってパンク・ブームに火をつけた"1977"が収録されているのは嬉しい限りです。
パンク・ムード・バリバリな頃の彼等が聴きたい人に超オススメ。
1 :1977
2 :リッスン
3 :ジェイル・ギター・ドアーズ
4 :死の街ペテン
5 :ザ・プリズナー
6 :プレッシャー・ドロップ
7 :1ー2 クラッシュ・オン・ユー
8 :グルーヴィ・タイムズ
9 :ゲイツ・オブ・ザ・ウエスト
10:キャピタル・レディオ・ツー
11:タイム・イズ・タイト
12:ジャスティス・トゥナイト/キック・イット・オーバー
13;ロバー・ダブ
14:ザ・クールアウト
15:ストップ・ザ・ワールド
16:マグニフィセント・ダンス
17:レディオ・クラッシュ
18:ファースト・ナイト・バック・イン・ロンドン
19:ロング・タイム・ジャーク
20:クール・コンフュージョン
21:ムスタファ・ダンス
*THE STORY OF THE CLASH Vol-1
デビューアルバム「白い暴動」から事実上のラストアルバム「コンバット・ロック」に収録
されている代表曲と、アルバム未収録のシングルを集めた、まさにキング・オブ・クラッシュというに
ふさわしいベスト・アルバム。 パンク・ムーヴメントの流れはすべてこの中に!とりあえず「CLASH」を
聴いてみたいけど、アルバムどれがいいかわかンないし… とか思ってる人にオススメします。
1 :7人の偉人
2 :ロック・ザ・ガスパ
3 :ディス・イズ・レディオ・クラッシュ
4 :ステイ・オア・ゴー
5 :ストレイト・トゥ・ヘル
6 :ハルマゲドン・タイム
7 :クランプダウン
8 :トレイン・イン・ヴェイン
9 :ブリクストンの銃
10:アイ・フォート・ザ・ロウ
11:誰かが殺された
12:ロスト・イン・ザ・スーパーマーケット
13:バンクロバー
1 :ハマースミス宮殿の白人
2 :ロンドンは燃えている
3 :ジェニー・ジョーンズ
4 :トミー・ガン
5 :コンプリート・コントロール
6 :キャピタル・レディオ・ワン
7 :白い暴動
8 :出世のチャンス
9 :クラッシュ・シティ・ロッカーズ
10:セイフ・ヨーロピアン・ホーム
11:ステイ・フリー
12:ロンドン・コーリング
13:スペイン戦争
14:イングリッシュ・シヴィル・ウォー
15:ポリスとコソ泥
*THE SINGLES
「CLASH」がUKで発売したシングル18曲を年代順に収録したシングル・コレクション集。
年代順ってトコが嬉しいですよね。時代の流れとかそういったもろもろのお約束を何もかも
無視しまくって、勝手きままに変化していった彼等の音楽ヒストリーをまんま感じれるもンね。
ちなみにブックレットに収録されたそれぞれのシングル・ジャケット写真も涙もンです。
1 :白い暴動
2 :リモート・コントロール
3 :コンプリート・コントロール
4 :クラッシュ・シティ・ロッカーズ
5 :ハマースミス宮殿の白人
6 :トミー・ガン
7 :イングリッシュ・シヴィル・ウォー
8 :アイ・フォート・ザ・ロウ
9 :ロンドン・コーリング
10:トレイン・イン・ヴェイン
11:バンクロバー
12:ザ・コール・アップ
13:ヒッツヴィル UK
14:7人の偉人
15:ディス・イズ・レディオ・クラッシュ
16:権利主張
17:ロック・ザ・ガスパ
18:ステイ・オア・ゴー
*FROM HERE TO ETERNITY LIVE
「CLASH」公認かつ初のライブ・アルバム。
解散してから10年以上も経過して、やっと初のライヴ盤をだすあたり、実に彼等らしいと
感じるのは私だけでしょうか?(ジョーいわく「ライブアルバムに何の意味がある?ライブは
体感するものだろう?」だったそうで)
年代順にリストが並んでいるこのアルバムを今聴くと、初期からラストにいたるまで、そのスタイル
は実に多彩に変化すれど、根底にあるその本質は実はほとんど変わっていない、という事実を殊更に
強く認識したりするのです。
1 :コンプリート・コントロール
2 :ロンドンは燃えている
3 :ワッツ・マイ・ネーム
4 :クラッシュ・シティ・ロッカーズ
5 :出世のチャンス
6 :ハマースミス宮殿の白人
7 :キャピタル・レディオ
8 :死の街
9 :アイ・フォート・ザ・ロウ
10:ロンドン・コーリング
11:ハルマゲドン・タイム
12:トレイン・イン・ヴェイン
13:ブリクストンの銃
14:7人の偉人
15:権利主張
16:ステイ・オア・ゴー
17:ストレイト・トゥ・ヘル