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#5:幻のアジ


<祝! 最強伝説黒沢 単行本発売!>

というわけで今日は、あの幻の感動巨編「アジ」の名場面をここに抜粋いたしました。
「一杯のかけそば」よりも泣けると言われるこの話しを見て、皆も大いに涙するがよいよ!



そもそもの発端は「人望を得たい!!」



分からないッ…! 分からないンだッ!!

苦悩する黒沢。




そんな折… 黒沢、アジ発見!
脳裏に閃光疾る! 
「これだっ…!」 




アジ追加弁当…!
これは嬉しく… かつさりげない…! 
(そうか?)
ククククククククク…

もはや妄想は膨らむばかり ↓

 (それだけはやめとけ)


しかし…

 

完膚なきまでにスルー
つまり辿りつけず…! というより誰もきづかず…

 (策破れ、慟哭する黒沢)


会話に混ざろうとしてなんか話しフッたら、それを軽々とスルーされるのにも似てますね、この感覚は。
しかも誰1人として話しフラれたことに気づいてくれなかったというか、そんな気まずさにも…

…ん?なんですかその目は? 何なのですかそのニヤけ笑いは?

君たちの何処にこの黒沢さんを笑える資格があるというのですか? 
もしかして自分等は絶対こうならないとでもお思いですか? 
では君たちにあって、黒沢さんにないものとはなんですか? 

若さですか?容姿ですか?地位ですか?金銭ですか?
クククククク… 若さとか容姿なんて月日が立っちまえばそんなもの糞だよ…
地位?金銭? 今の時代じゃせいぜい10年も維持できやしねえよ、そんなもの… クククククク… 
クククククク…クク‥ク‥ぐっぐぐぐぐぐぐぐぐぐ、うぐっぐひっ…うぐぐぐぐぐぐ…(泣き寝)




#目覚めたら次の日の昼だった。



黒沢… 私を導いてくれ…
メンタルにつき休むと会社にメール打ちつつ)


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