10月13日

スッピィード!(挨拶) 
俺の名前はストレイト・クーガー、この世で最も速さを愛する男だ。

ところで俺はこう思ってる、ハイロウズは素晴らしいと。
何故なら奴等は速いからだ、ノリが、リズムが、ビートが、グルーヴが! 速いからだ。
特に「相談天国」が大好きだ、相談しよう!そうしよう! 内容はもちろん速さについて。

だから俺は行ったのさ、先週末に川崎クラブチッタで行われたライブに。
だけど、このライブにゃ他のバンドもごまんと出るときてやがる。
そして俺が見たいのはハイロウズだけなのでこれは大問題なわけだ、文化的にも速度的にも。

え?待てばいい? 待つ?この俺が待つ?冗談じゃねえ。
「待つ」は時間の「無駄」だ、効率がよくない。そして効率がよくないとどうなる?
なんと速くなくなるんだ! 大問題だぜこれは〜

というわけで俺はハイロウズが出ると予想されるトリ前に、時間ぴったし合わせて行ったわけだ。
したらハイロウズの出番は既に終わってて、係員は俺に向かってこう言った。
「ほんの少し遅かったですよ、お客さん」

この俺が遅い…!この俺がスロウリィ!?


その夜、俺はしこたま酔っぱらった。何気なく実話だ。あああ、みのりさーん



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