PHASE41: リフレイン

#この大詰めの時期に至って、よもやの回想編。しかもシン完全シカトのアス&キラ構成。
 これで、これで本当に大丈夫なのか? 後9話で本当にオチはつくのか?(よもやの三部作の予感…)

俺は…なんでこんなところにいるんだろう….
前の戦争で、戦うことの虚しさを知った筈だ、だからオーブに行った‥.
戦争を止めようとした。なのに…なのに、何故…!.
確かにあせっていたかもしれない。何も出来ないでいる自分が嫌だったのかもしれない.
だけど、俺にも出来ることがある筈だった…!(アスラン)
  
いいや、何一つなかった。それどころかシンにゃ小バカ、レイにゃ冷笑、ギルにゃ能無し扱いされた
  挙句、ルナとメイリンまで不幸にする始末。こんだけドン底に堕ちたキャラ、ちょっと見たことない。
  でもモテるんだよなーコイツ。そこがまた許せん。もっと不幸にな〜れ〜!(ドロシー調で)

  


<次回予告>
  全ては俺の甘えだったのかも、メイリンまで巻き込んで、結局、なんにもできないまま…
  撃たれてもつぶせぬ夢は今、新たなる力となって蘇る。
  次回、自由と正義と。一塵の風のなれ、ドム!



PHASE42: 自由と正義と

#カガリの窮地にさっそうと現れて敵を撃退するキラの、ストライクフリーダムお披露目回。
 かませ犬役させられたシンは、もはや主人公どころか完全に悪役扱いだ。

  


「ふぅ、やっぱり鬱陶しいな、地球の重力は」(ヘルベルト)
「何言ってんだ、ほら行くよ、野郎共」(ヒルダ)
「おう!」(マーズ)
「ラクス様の為に!」.
  OPでずっと気になってたトリプルドムが遂に登場、
  ザフト側かと思いきや、実は味方(オーブ側)だったんだね。
  それにしても20年前にタイムスリップしたかのごとき片目眼帯女ってなセンスを
  この平成ガンダムに持ち込む辺り、正直すごいと思った。

  


「まずはアレだ、行くよ!」(ヒルダ)
「おう!」(マーズ)
「行くのかよ?」(ヘルベルト)
ジェットストリームアタック!(三人)
  やるやるとは思っていたが、やっぱしやりやがった。
  が、まあJSAのニューバージョンが見れるのは正直嬉しい。
  ところでマーズってな無骨キャラのセリフが「おう!」しかないのが実に気になる。
  このぞんざい極まる扱いからして、次回辺りで踏み台にされて光の速さで散ると見たがどうだろう。

  


「君も、俺はただ戦士でしかないと、そう言いたいのか…!」(アスラン)
「それを決めるのも、貴男自身ですわ」(ラクス)
「怖いのは、閉ざされてしまうこと、こうなのだ、ここまでだと、終えてしまうことです」.
「力はただ力です。そして貴男は、確かに戦士なのかも知れませんが…アスランでしょ…?」.
「きっと、そういうことなのです.
  心身ともにボロボロのアスに向かって、ニュージャスティス搭乗を遠回りに強いるラクス。
  病人に鞭打つとはまさにこのこと、鬼かお前は。加えて言うなら何が「そういうこと
  なのかがまったく理解できない、電波パワー、依然として健在といったところか。
  が、忍者ルックがエロすぎるのでたぶんアリだ。(アス的には)

  


「すまんな、余計なことして」(ネオ)
「あ、貴男…!」(マリュー)
「でも俺、あのミネルバって船、嫌いでね」.
「大丈夫、あんた等は勝てるさ。なんたって俺は、不可能を可能にする男だからな.
  ネオ、ブリッジ〜医務室間の単なる連絡係から、前線へ再復帰?
  おなじみ、ムウ時代の名セリフを吐いて、マリューにまさかの復活を臭わせる。
 
  


<次回予告>
  混迷の中、遂に立ち上がる、夢と悪夢の境界を、一人知るものは。
  次回、反撃の声。真実の空へ、飛び立て、ジャスティス!



PHASE43: 反撃の声

#ザフトvsオーブ戦、とりあえずの決着。

「やめるんだ、シン」「もう、やめろ」(アスラン)
「自分が今、何を撃とうとしているのか… お前、本当に分かってるのか!?」.
「戦争を無くす、その為にロゴスを討つ、だからオーブを討つ。それが本当に、お前が望んだことか?」.
「思い出せ、シン! お前は本当は、何が欲しかったんだ!」.
  ラクスにまんまと踊らされ、はからずとも再出撃を果すことになったアス、
  シンと再び刃を交えて前回のリベンジかと思いきや、いきなりおなじみの説教モードに入る。
  
  


「チィィィィィ」(レイ)
死に損ないの裏切りものが何をノコノコと! 惑わされるな、シン!」.
  どさくさにまぎれてアスにこっぴどい罵倒を浴びせるレイ。
  回をおうごとに侮蔑レベルがたくましくなっていくようで、恥辱に顔を歪めるアスをお楽しむ
  全国35万人の腐れ女子の皆様にとっては頼もしいかぎり。

 


#今週の虫ケラ。
「いやだよーこんなところ!僕は、本島のセイランのシェルターに!」(ユウナ)
「うるさーい、僕は…!」.
「あっ…クアー.
  後ろ手に緊縛されたまま訳の分からないたわごとを口走りつつ全力疾走していたら、
  空から唐突に降ってきたグフに押しつぶされて、絞め殺されたニワトリばりの悲鳴あげつつ圧死という、
  歴代ガンダム史において私が知りうる限り最もみっともない死に様を晒す羽目になったユウナ。
  最後の最後まで存在意義がまるで読めないキャラだった。  

  


「その怒りの、本当のわけも知らないまま、ただ戦っては駄目だ!」(アスラン)
  小バカにされるわルナはとられるわと、自分を散々な目にあわせてきたシンを、
  この後に及んでまだ説得しようとするアス。どこまでお人好しなんだ、お前は。
  そこまでして、シンから返ってきた言葉はといえば、
  
「何を言ってるんだ、アンタはー!」「何も分かってないくせに、裏切り者のくせにー!
  と、まるで聞く耳なしで、流石のアスも怒り心頭の怒髪天。
  その怒りにまかせて、ニュータイプモードになった赤目シンから、ものの見事に一本取る。

  


「アンタを知ってる、…ような気がする」(ネオ)
「いや、知ってるんだ。きっと俺の、目や耳や腕や、何かが…」.
「だから、飛んでいっちまえなかった」.
「アンタが苦しいのは分かってるつもりだ、でも、俺も苦しい…」.
「だから、ここにいていいか?アンタの側に」.
  ここにもいたよ、死に損ないが。
  前回であんだけ大見栄きっておいて、ボカチン食らった挙句のこのセリフ。
  それをあっさり受け入れちゃうマリューもマリューだが、20中盤、女盛り、
  熟れすぎた肉体のうずきを夜な夜な持て余していることを考えれば、まあ、
  致し方無しといったところであろう。

  


<次回予告>
  
ラクスの声に戸惑う世界。
  だが、それをも飲み込んで、望まぬ炎は再び空を裂く。
  真実とは、聞きたいことは。それをも選ぶと言うのなら、人は…
  次回、機動戦士ガンダムSEED・DESTINY。二人のラクス。
  ザフトの誇り、守り抜け、ザク!



PHASE44: 二人のラクス

#月に逃げたジブりんを追って、いよいよ舞台は宇宙へ。

「おそらく皆、そうして真偽を気にする。お前のように」(レイ)
「なかなかうがった心理戦だ、だが、何故かな? 何故、人はそれを気にする?」.
「本物なら全て正しくて、偽者は悪だと思うからか」.
「俺はそれはどうでもいい」.
「議長は正しい、俺はそれでいい」.
  ギルのギルによるギルの為の完全肉便器であらせられるところのレイ、
  ギル絶対運命黙示禄論を、ここに改めて宣誓する。

  


「最近は、必要だと巨費を投じて作っておきながら、.
 肝心な時に撃てないという、優しい政治家が多いものでね、.
 それでは我々軍人は一体何なのかと、つい、思ってしまうものですよ」(連邦士官)
「私は大統領のような臆病者でも、デュランダルのような夢想家でもない、
.
 撃つべき時には撃つ、守る為に」(ロード)
「トリガーを回せ」
.
「さあ、奏でてやろう、デュランダル。お前達の為のレクイエムを!」
.
  軌道間全方位戦略砲レクイエムを前にして、悦に入るジブりん。
  なんか久々にボスらしいことをしたって感じで、よくやった感動した、だからそろそろ死んでいいよ。

  


「月の裏側から、まさかこんな方法で…」(イザーク)
「ディアッカ、こいつを落とす!2射目があったら今度こそプラントはおしまいだ!」.
「何が何でも落とすぞ!」.
  おっと、こちらは随分とお久しぶり。
  今後もひき続きその調子で、アスに取られたシード一屈辱が似合う男の称号の奪還を目指してほしい。

  


「撃たれて撃ち返し、また撃ち返されるという、.
 この戦いの連鎖は、今の私達には終わらせる術がありません」(ラクス)
「誰もが幸福に暮らしたい、なりたい、その為には戦うしかないのだと、私達は戦ってしまうのです」.
「議長はおそらく、そんな世界にまったく新しい答えを示すつもりなのでしょう」.
「議長のいう戦いのない世界、人々がもう決して争うことのない世界とは」.
「生まれながらに、その人の全てを、遺伝子によって決めてしまう世界です」.
「それがディスティニー・プランだよ」(キラ)
「生まれついての遺伝子によって、人の役割を決め、そぐわない者は淘汰、調整、管理する世界だ」(アスラン)
「望む力を全て得ようと、人の根幹、遺伝子にまで手を延ばしてきた、.
 僕達コーディネイターの世界の、究極だ」.
「そこにおそらく戦いはありません、.
 戦っても無駄だと、貴方の定めが無駄だと言うと、皆が知って生きるのですから」.
「そんな世界で、奴は何だ?王か?」(ネオ)
「運命が王なのよ、遺伝子の。彼は神官かしらね」(マリュー)
「無駄か…!」.
「本当に無駄なのかな…」.
「…フッ、無駄なことはしないのか?」.
「俺は…そんなに、諦めがよくない…!」.
「…だよね」.
「私もだ!」(カガリ)
「俺も、かな」.
「そうね、私も」.
「宇宙へ上がろう、アスラン、僕達も」.
「キラ…!」.
「議長を止めなきゃ、未来を作るのは、運命じゃないよ」.
「ああ!」.
  今まで謎のベールに包まれていたディスティニープランとやらの全貌が、何の前降りもなくいきなり
  解き明かされてしまったついでに、予定調和トークで皆おおいに盛り上がって、さあ、目指すは宇宙(そら)!
  ちゃっかり御意見番的ポジションに食いこんでるネオの変わり身の速さに注目。
  今後、バルトとの間で繰り広げられるであろう参謀キャラ争奪戦が楽しみだ。

  


<次回予告>
 
 打ち砕かれた日常、守り得なかった者達、
  それはもう、二度とあってはならないこと。
  弱ければ叶わない、航海が怒りへと変わる時、再び目覚めるものは。
  次回、機動戦士ガンダムSEED・DESTINY。変革の序曲。
  全てを賭けて、発信せよ、アークエンジェル。



PHASE45: 変革の序曲

#この回も含めて、あとたったの6話しかない筈なのに、
 ブルーコスモスの盟主たるジブりんも遂にブットばした筈なのに、
 …この「終わらなさ感」は、一体なんだ。

「大丈夫よ、私は。信じてよ…!」(ルナマリア)
  出撃前、自分の身を案じすぎるシンに対して一言。
  はうあー、下からそんなクリクリっとした目で見上げないでくれー
  その後、互いに抱き合って無重力状態の中をクルクル回る二人。
  お魚になった私〜♪ あーかわいいなーもう!いっそのこと死んじゃってくれないかな〜

  


「皆、知りたい筈だ。自分の運命、その行く末を」(ギルバート)
「そして、その権利もある筈だ」.
  ザフトvs連邦、舞台を月軌道上に変えて再び激突。
  最終局面だけあって、MSの方もデストロイにザムザ、ヘルズゲーとこれまでのボスキャラ級がフル出動。 

  


「今まで誰にもできなかったことを、私は成し遂げる!」(ロード)
「歴史はようやく正されるのだ、あと数時間で!」
  歴史を正すまえに自分の存在自体が正されちゃッたというお話、本来いるべき位置に。
  というわけで原子レベルにまで分解されて宇宙の塵と化してしまったジブりん。
  断末魔は「ウバァー!」。合掌。

  


「ありがとう、ジブリール。そして、さようなら、だ」(ギルバート)
  ヘルシング、アルカードの名セリフ、「はじめまして、そしてさようなら、だ」。
  まさかギルが使うとは。

「ここはこんなに静かなのにな。何で俺達は、ずっとこんな世界にいられないんだろう」(アスラン)
「それは、夢があるからじゃない? 願いとか、希望とか、悪く言っちゃうと、欲望?」(キラ)
「…お前」.
「でも、そういうことでしょ? ああしたいとか、こうなりたいとか、.
 みんな思うから、ここにいられないんだ」.
「そして、議長の言う世界には、それがない」.
「うん…ある意味、ずっとここにはいられるよ。だが、ずっとここにいろってことでしょ?」.
「そうだな」.
「それなら確かに何も起きないから、こんな戦争も起きないだろうけど…でも、僕は…」.
「俺も嫌だ」.
「これって我がまま?」.
「…かもしれない」.
「でも、だから人は生きてきたんだろう?長い時の中を、ずっと」.
「うん」.
「難しいな、戦ってはいけないのか、戦わなきゃいけないのか…」.
「うん。みんなの夢が、同じだといいのにね」.
「いや。同じなんだ、たぶん…」.
「でも、それを知らないんだ。俺達はみんな…」.
  アス&キラ、ほぼ8話以来、久々の水入らずトークで、801の皆様にはお久しぶりの餌やりタイム。

  


<次回予告>
 
 真実ではない。だが、偽りだけでもない。
  叶わぬ夢は、追ってはいけない禁忌の光か。
  その想いすら操ろうとする者の手は、今。
  次回、機動戦士ガンダムSEED・DESTINY。真実の歌。
  悲しき涙、忘れるな、ハロ!



PHASE46: 真実の歌

#議長に踊らされ続けた逆トリックスター、偽ラクスことミーア・キャンベル、
 この回にて遂にお役目ごめんと相成る。
 ま、雑魚キャラの割りにゃ1回分使ってもらって盛大にフィナーレ飾れたんだし、
 はじめてラクスを引き立て役にして最後の最後で主役はれたんだし、ミーア的にはたぶん本望だろう。

「…どうでもいいみたいですわね…」(ラクス)
「ザンネーン」(ハロ)
  デパートにて試着を楽しまれるラクス様、どの服を着ても反応が全部同じな
  キラに対してツンツンするの巻。
  あのラクスがツンデレ?いや、むしろ普段ツンしてないだけに、逆のデレツン?
  と思いきや、ツンデレ考証的にはラクスはツンデレ属性で正解かと思われ。
  ただツン及びデレの萌えパラメーターが全てマイナス側に傾いているだけに、
  見た目には極めて分かりにくい。いわば裏ツンデレの典型的パターンと言えよう。
  って、なに、したり顔で書いてんだ、俺は。

  


「大丈夫だよ、アスラン。罠だって分かってるんだし。みんないるし。ね」(キラ)
  ミーアに会いたいとか唐突にぬかしはじめるラクスの我がままに頭を抱えると同時に、
  それをあっさ認めるキラを見て更に頭を抱えるアス。
  やっぱキラにゃ混じりッけなし純正100%の天然ボケキャラが似合うし、それと同じように
  やっぱしアスにゃ苦悩・苦悶のち自問自答して昏倒な究極のヘタれ系がよくハマる。

  


「私達は誰も、自分以外の何にもなれないのです。.
 でも、だから貴女もわたくしもいるのでしょう?ここに」(ラクス)
「だから、出会えるのでしょ?人と。そして自分に」.
「貴女の夢は貴女のものですわ。それを歌ってください、自分の為に」.
  本物ラクスを前にして「あれはあたしよ!あたしだわ!」といきなり発狂しはじめるミーア
  を優しく諭すラクス。偽者を高みから見下ろして嬲っているだけという話もあるが、当の本人
  にその意識が皆無な限り、それは美談として許容されてしまうものなのだ。
  
「あたし…あたしの、うた、いのち…どうか、わすれない…で」(ミーア)
  ラクスの身替わりで凶弾の犠牲となってしまったミーアは確かに可哀想だったけれど、
  むしろもっと可哀想だったのはそれを撃った方。この回からいきなり登場してきたかと思いきや、
  襟元がバニガちっくなおかしな制服を着用させられた末、あっという間に片付けられてしまった
  名も無き女士官の為に合掌。そのじつま合わせに利用されたっぷりときたら、ちょっと尋常じゃなかった。
  ま、それはミーアも同じことだが、登場回数が多い分だけ、若干マシなんじゃないかと。

  


<次回予告>
 
 残したものは、たった一枚の写真とディスク。
  やるせないラクスの瞳は、いま、最大の敵に向く。
  次回、ミーア。
  悪夢の世界、立ち向かえ!フリーダム!



PHASE47: ミーア

#まさかこの後に及んで、回想編をやろうとは。
 しかもスポットはミーア。そいつ、もう先週で用なしの筈だろうに。

  


#今週のツンデレ
「忘れないわ、ミーアさん」(ラクス)
「私は決して…!」.
  普段はツンというよりあまり感情を表に出さないが故の不思議ちゃんと見られがちなラクスが、
  全クール50話の中でたった1回だけ見せる、至極正当のデレ・シチュエーション。
  さあ、我と同じくルナを見捨ててラクス様に乗り換えた負け犬どもよ、悶え狂う時は今!
  思う存分、床の上をゴロゴロだー!
  死んだのをいいことにミーアの日記帳を勝手に覗き見してる件については、この際、黙殺の方向で。

  


「皆さんにも既にお分かりのことでしょう、.
 
有史以来、人類の歴史から、戦いの無くならぬわけ。常に存在する最大の敵。.
 
それは、いつになっても克服できない、我ら自身の無知と欲望だということを」(ギルバート)
「地を離れて空を翔け、その肉体も能力も、様々な秘密までをも手にいれた今でも、.
 人は未だに人を分からず、自分を知らず、明日が見えないその不安。.
 より多く、より豊かにと、あくなき欲望に限り無く延ばされる手。それが今の私達です。.
 争いの種、問題は、すべてそこにある!」.
「だが、それももう、終わりにする時が来ました。終わりに出来る時が。.
 我々はもはや、その全てを、克服する方法を得たのです」.
「全ての答えは、皆が自身の中に、既に持っている…!」.
「それによって人を知り、自分を知り、明日を知る。.
 これこそが、繰り返される悲劇を止める、唯一の方法です。.
 私は、人類存亡を賭けた最後の防衛策として、ディスティニープランの導入実行を、.
 今、ここに宣言いたします!!」.
  プラント最高評議会議長ギルバート・デュランダル、最後の野望がいよいよ動き出す。
  火の鳥未来編でコンピューターの決定に全てを委ねちゃった世界と、そうやってることは変わらないけど、
  まあ、それでもカオス極まる無秩序な世界よりはマシってか?
  よし、頑張れギル!攻めろギル!子犬だギル!クローンでレイ!ブチこめ尻!最後は人類総ロボトミー化でポン!

<次回予告>
  
確かに望んだ、戦いのない世界を。平和な日々を。
  ならば、これこそが、今とるべき道か。
  次回、新世界へ。
  その定め、貫け!ディスティニー!



PHASE48: 新世界へ

#出だし見て、このまま全部回想で通す気かよって思っちゃいました。
 とりあえず次回の「レイ」ってタイトルからして、長い回に渡り我々を楽しませてきてくれた
 バレル君が来週でおさらばするっぽいので、今回は先行追悼記念としてレイさんのその御尊顔を
 これでもかってくらい無駄に一杯載っけてみました。 

「いつの時代でも、変化は必ず反発を生む。.
 それによって不利益を被れば、明確な理由はなくとも、ただ不安から異を唱える者が必ず現れる。.
 議長のおっしゃる通り、無知な我々には、明日を知る術などないからな…」(レイ)
「だが人はもう、本当に変わらなければならないんだ、でなければ、救われない…!」.
  オマエガナー
  ちなみに右はお薬切らしての苦悶顔。はやいとこリタきめてハッスルハッスル!

  


「かつてウズミ代表は連合の侵攻に際して「人としての精神への侵略」という言葉を使われた」(カガリ)
「これはそれよりも、なお悪い!」.
「オーブの理念を、なんとしても守り抜く!それが必ずや、全てを守ることになる…!」.
  おっと、こちらは随分と久々。
  オーブ代表カガリ、ディスティニープラン導入を強いられてのこの一言。
  青臭いをこえてもはや小便臭いの域にまで達したその考え方は相変わらずか。

「私はちゃんと言った筈だがな、これは人類の存亡を賭けた最後の防衛策だと」.(ギルバート)
「なのに敵対すると言うのなら、それは、人類の敵ということだ」.
  はい、おまえ言うこと聞かないのでドーン!
  今まで緻密に積み重ねてきた外交的根回しを全てドブに投げ捨てるかのような、
  前振りなしの直接攻撃指示に正直唖然。あの外交巧者っぷりは一体なんだったんだ。
 
  


「この先、何が起ころうと、誰が何を言おうと、議長を信じろ」(レイ)
「世界は変わるんだ。俺達が変える」.
「だがそんな時には、混乱の中、これまでとは違う決断をしなければならないこともあるだろう」.
「わけが分からず、逃げたくなるときもあるだろう」.
「…だが、議長を信じていれば大丈夫だ」.
「正しいのは、彼なんだからな」.
  議長の話をするときだけ子犬顔。なんかもう普通にキモいんですけど。

  


「実際、俺にはもう、あまり未来はない」(レイ)
「テロメアが短いんだ、生まれつき…」.
「俺は、クローンだからな」.
  ”テロメアが短い” これ、ありとあらゆる場面で相当使えると見たね。
  「何でこの仕事やってないんだ!」 「すいません、テロメアが短いんです、生まれつき」
  「なんでちゃんとゴム付けないの!」 「悪い、テロメアが短いんだ、生まれつき…」
  ヤバいね、全局面型言い訳ワードの最終系が今ここに誕生したね。
  そこはかとない子犬ツラをイメージしつつ言うのがコツ(オススメ)。

  


「次は奴等が来るぞ。アーク・エンジェルが」(レイ)
「今度こそ、奴等を討つんだ、俺達が!」.
「おまえの望んだ世界を、守るんだ!」.
  はい、というわけで、ようやく次回から、
  「ギル率いるザフト隊vsオーブをバックに付けたアークエンジェル」って図式が、本格戦闘に突入。
  ちなみに次回の確定犠牲者は下のアクセプト(受)ね。
  皆であの名シーン「ギル…」を脳裏にフィードバックさせつつ、彼の冥福を祈ろうじゃないか。

  


<次回予告>
  
未来のために討つ。未来のために守る。
  ならば、戦い続ける今は…!
  次回、レイ。
  知るからこその道、示せ、ジャスティス!



PHASE49: レイ

#ラス前で死屍累々…
 の筈が、誰一人として散らず、主力同士の戦闘もほぼ発生せずで、
 山積みされた課題、棚上げされた問題、僅かながらの期待は、全て最終回へと丸投げされた。

「それは人が守らねばならないものでも、戦うために必要なものでもありません。.
 平和のために、その軍服をまとった誇りがまだその身にあるのなら、道を開けなさい!」(ラクス)
  ミーアの無惨な利用されっぷりを目の当たりにしたせいもあってか、いよいよマジ切れモードに
  突入したラクス様。死んだのをこれ幸いとばかりミーアの日記帳を勝手に覗き見した件に罪悪感を
  持ちつつの逆ギレでないことを心の底から祈るナリ。

  


#今週のディアイザ・1
「あいつ等ァ!」(イザーク)
「でも連絡ないのは当たり前だぜ、俺達はザフト軍なんだからな、やっぱり」(ディアッカ)
「分かっている! ともかく発進だ、とっとと船を出せ!」.
  もはや登場時は必ずワンセット、既に単独ではその個を維持できないレベルにまで貶められて
  しまったイザーク・ディアッカの凸凹コンビ。略すとイザディアだけど何故かディアイザ。
  マガジンで連載中の「絶望先生」に「ディアイザ」なる、極めてニッチなキーワードが
  出て来たことから市民権を得たと強引に解釈して、ここぞとばかり使いまくってみる試み。

  


「キラ・ヤマトと言う、夢のたった一人をつくる試金のために、俺達は作られた」(レイ)
「おそらくはただ、出来るという理由だけで」.
「だが、その結果の俺は…どうすればいいんだ?」.
「父も母もない。俺は俺を作った奴の夢など知らない」.
「人より早く老化し、もうそう遠くなく死に至るこの身が、科学の進歩の素晴らしい結果だとも思えない」.
「もう一人の俺は、この定めも呪い、全てを壊そうと戦って、死んだ」.
「だが、誰が悪い? 誰が悪かったんだ?」.
「俺達は誰もがみな、この世界の欠陥の子だ」.
「だから、全てを終わらせて変える。俺達のような子供がもう二度と生まれないように」.
「だからその未来は… お前が守れ」.
  もはや何が正しいのか自分で判断できなくなってしまったシンの行動を、容赦なく縛るレイの独白。
  「もう一人の自分」とは、もちろんあの変態仮面4号こと、クルーゼのこと。
  前作じゃあんだけもったいぶった挙句、結局そのツラ見せなかったけど、ここにきて一年越しで初お目見え。

  


#今週のディアイザ・2
「そんなことよりどーすんだよ、隊長?俺達は?」(ディアッカ)
「いちおう出て行って瞬殺されてくる?」.
「馬鹿者!そんな根性なら最初から出るな!」(イザーク)
「いや、だって、なあ…」.
「俺が出る!」.
「はぁ?」.
「ボルテールは後ろから支援だけしていろ!いいな!前にでるなよ、死ぬぞ!」.
  それにしても、コイツ等は分かりやすくていいなあ。
  オーディエンスのニーズを完全に把握しきったそのセリフ回しは、あまりにズブズブすぎる…
  (いろんな意味で)

  


「私も、同感よ」(タリア)
「だから今は戦うしかないわ…終わらせるために!」.
「ザフトの誇りに賭けて、今日こそあの船を討つ!」.
  「やっぱり先のことは分かりませんので、私達も今は、今を思って信じたことをするしかないですから」
  というマリューのセリフを脳裏にフィードバックさせつつ、アークエンジェルと完全決着をつける決意を
  遂に固めるタリア艦長。ナタルの二の舞い踏んでデュランダルとともに爆死ってなオチだけは勘弁。

  


#今週のディアイザ・3
「けど、どーすんだよ、イザーク?お前、まさか…?」(ディアッカ)
「今、俺が殴りたいのはあいつだけだ!」(イザーク)
「よくもまたおめおめと!こんなところにィ!!」.
「ハァ…」.
  最近、ほんの僅かではあるが腐れ属性のツボどころを理解できるようになってきたこの身としては、
  今回のディアイザ・シチュエーションにおける最重要ポイントを、このディアッカの溜め息と断定したい。
  アレだろ?この振り回されっぷりとそれを結局許容しちゃうその抱擁力に対して脳汁ダダ流すわけだろ、
  お前等、腐れマムコどもは! ならば俺達、キモオタクは…(下に続く)

  


「インパルス…お姉ちゃん!」(メイリン)
「これでいいのよね?これでいいのよね? シン!」(ルナマリア)
「お姉ちゃん、やめて!」.
「メイリン!? エターナルに?」.
「なんで戦うの? なんで戦うのよ!?」.
  ならば俺達キモオタは、この姉妹愛の中に込められたそこはかとない百合シチュと、
  H×H21巻125Pにおけるキルアのガクブル面と見間違えんがごときルナの脅えツラ
  見てカウパー垂れ流すのだ、このクズがー!(自虐!自虐!)

  


「アーク・エンジェルはやらせん!」(ネオ)
「マリュー…! 俺は…」.
「大丈夫だ!もう、俺は、どこにも行かない!」(ムウ)
「終わらせて帰ろう、マリュー」.
  あら、キタコレ! 
  前作49話ラストの散り際とこの場面で話が空間を飛び越えてリンキング。
  不可能を可能にする男、ここに一年越しの復活を果す。クローンというより本物だったのね。

  

  


#今週のディアイザ・4
「貴様ー、またこんなところで何をやっているー!」(イザーク)
「イザーク!」(アスラン)
「何をって、こいつを落とそうとしてんじゃんかよ」(ディアッカ)
「ディアッカ!?」.
「俺が言ってるのはそういうことじゃない!」.
「もう、いいだろ、そんなことは。それより早くやることやっちまおうぜ」.
「ディアッカ、貴様ー!」.
「コイツを落とすんだろ?」.
  こんだけ憎まれ口、叩いておいて、しかし実際はアスをしっかり助けちゃうイザーク。
  ツンデレにも程がある。更にはディアッカに手玉られてそのまま転がされてるところも
  含めて、やんちゃ受けも大概にしとけって話。
  そんなの見せつけられりゃ、そりゃ流石のアスもポカーンってな面になるわ。

    


「さあ、今度こそ消えていただこう、ラクス・クライン…!」(ギルバート)
  うわ、こりゃ悪っるい顔してるわー。
  セリフも今までとうってかわって、もろ悪役がかってるし。
  レイもシンも騙くらかして、最後の切り札ネオ・ジェネシスをも無事投入したところで、
  善人ツラする必要がなくなって、ようやくその正体を現わしたか。

  


「キラ・ヤマト… お前の存在だけは、許さない…!」(レイ)
  死ぬ死ぬと思いきや、結局、生き残っちゃったよ、この男。
  それどころかクルーゼの怨念を加えてのパワーアップまで果しちゃった。
  ヤバい、この展開だと、次週でキラと相打ちの可能性が。
  (そこまでやるんならいっそのこと、アスもシンと… V以来の皆殺しラストでFA?)

  


<次回予告>
 
 今を知る者達が、本当に戦わねばならないものとは。
  次回。最後の力。
  明日を信じて、飛べ、フリーダム!



PHASE50: 最後の力

#本当にこれがやりたかったのか、それとも単純に何も考えていなかっただけなのか、
 そこだけは本当に知りたい。
 ガンダムとしてはもちろん、スペースオペラとしても、単なる萌えアニメとして見ても
 その全てが中途半端という、ものすごい行き当たりばったり感は否めない。

  


「えらい数だな、こりゃあ… が、数だけいたってねえ!」(ムウ)
  先週、奇跡の復活を遂げたムウ。
  実に「らしい」物言いとともに、ファンネルを使いこなして敵を瞬殺。
  せめて復活がもう少し前だったら、もっと活躍できたものを…

  


「逃げるなー!」(ルナマリア)
「このー、裏切りものがーッ!(シン)
あんたって人はァァァーーッ!.
  かつての部下、両名と遭遇するアス。
  だけど会った瞬間この罵倒、よりにもよってチキン&ユダ扱いときたもんだ。
  もともと一人はアスにベタ惚れ、もう一人はアスに心酔していた筈だっただけに、
  今のこの変わり様が途方もなく惨めに映る。

  


「人の夢、人の未来、その素晴らしき結果、キラ・ヤマト!」(レイ)
「ならばお前も、今度こそ消えなくてはならない!」.
「俺達と一緒に… 生まれ変わるこの世界の為に!」.
「逃れられないもの、それが自分」.
「そして取り戻せないもの、それが過去…!」.
「だからもう終わらせる、全てを!」.
「そしてあるべき正しき姿へと戻るんだ、人は…世界は!」.
  クルーゼの残留思念と完全同化し、キラを窮地に追い込むレイ。
  かつての変態仮面のあの名セリフ、

  「これが人の夢、人の望み、人の業!」「他者より強く!他者より先へ!他者より上へ!」
  「競い!ねたみ!憎んで!その身を喰いあうッ!!」
  
を彷佛とさせんがごとき勢いも加わって、勝利はもはや目前か、と思われたその10秒後…

  


「でも、違う!」(キラ)
「命は、何にだって一つだ!」.
「だからその命は君だ!彼じゃないー!」.
  キラのこの一言であっさり心を折られてしまうという脅威のヘナっぷりを、
  あますことなく見せつけるレイ。
  あれだけ議長に心酔し、その考え方を心底信じていたにもかかわらず、だ。
  なんだ、その金魚すくいに使うモナカばりにモロっちい信念は! 
  ここはアレだろ?スクライドのカズマばりに拳固めて「意地があんだよ、男の子にゃあ!」
  ってやるとこだろ! 
  
「議長は正しい、俺はそれでいい」じゃなかったのか!
  
「…だが、議長を信じていれば大丈夫だ」の筈じゃなかったのか!
  
「テロメアが短いんだ、生まれつき…」の筈じゃ… あ、これは全然関係ないね。

  


「くそー、なんでアンタなんかにーッ!」(シン)
「もう、お前も、過去に囚われたまま戦うのはやめろ!」(アスラン)
「そんなことをしても、何も戻りはしない!」.
「な、なにを…!」
「なのに未来まで殺す気か!お前は!」.
「お前が欲しかったのは、本当にそんな力か!!」.
  まあね、下のツラみせちゃった時点で既に主人公じゃないってこたァね、
  単なるかませ犬の一人にすぎないってことは重々承知していたけどもね、それにしたって、だ。
  両者の戦いを止めようとしたルナごとアスを串刺しにしようとしてまで必死こいといて、
  軽々と負けちゃうその脆弱さは一体…!
  なおかつそこまでされて、とどめを刺してさえ貰えないその生き恥っぷりは一体…!
  酷い、酷すぎる。
  何はともあれ、ここにキラvsレイ、アスvsシンという戦いの図式は完全決着。

  


「シン… シン…!」(ステラ)
「ステラ…」(シン)
「どうしたの、ステラ? 駄目だよ、君はこんなとこ来ちゃ…」.
「大丈夫。だからちょっとだけ会いに来た」.
「ちょっとだけ? ちょっとだけなのか?」
「うん、今はね。でも、またあした」.
「あした…」.
「うん、あした! ステラ、昨日を貰ったの、だから分かるの、嬉しいの!」.
「だから、あした!」.
「ステラ…」.
「あしたね!あした!」.
  あまつさえステラの幻影を見て「ステ…ラ」と呟いたら目の前にはルナ。
  これってセクース中に違う女の名前を口走っちゃったのと同じくらい酷い行為じゃね?
  そこまでされて「シン、ああ、もう…!」とかやってるルナもルナだ、この売女が。

  


「やめたまえ、やっとここまで来たのだ。
.
 そんなことをしたら、世界はまた元の混迷の闇へと逆戻りだ」(ギルバート)
「私の言っていることは本当だよ?」.
「そうなのかも知れません。でも僕達は、そうならない道を選ぶことも出来るんだ。.
 それが許される世界なら」(キラ)
「だが誰も選ばかったら、人は忘れ、そして繰り返す。.
 もう二度とこんなことはしないと、こんな世界にはしないと、一体誰が言えるんだね!」.
「誰にもいえはしないさ、無論君にも、彼女にも。やはり何も分かりはしないのだからな」.
「でも、僕達はそれを知っている、分かっていけることも、変わっていけることも。.
 だから明日が欲しいんだ、どんなに苦しくても、変わらない世界は嫌なんだ!」.
「傲慢だね。流石は最高のコーディネイター」.
「傲慢なのは貴男だ。僕は唯の、一人の人間だ!どこもみんなと変わらない、ラクスも。.
 でも、だから貴男を討たなきゃならないんだ、それを知っているから…!」.
「だが、君の言う世界と、私の示す世界。皆が望むのはどちらだろうね?」.
「今、ここで私を討って、再び混迷する世界を、君はどうする?」.
「覚悟はある! 僕は戦う!」.
  遂にラスボス対決という物語最大のクライマックスが到来!
  が、そこにいるのは今作主人公のシンでなくして、何故か前作主人公のキラ。
  何度でも言うけど正直意味分かんない。なあ、本当にこれがやりたかったことなの?

  


「ギル…ごめんな…さい…! でも…彼も、あしたは!!」(レイ)
  渾身の子犬泣きしつつ、許しを乞うレイ。
  それを「ああ…そうか…」の一言で、何ごともなかったかのように済ますギル。
  片やあれだけ議長を信じておきながら
「でも、彼も、あしたは」の一言でバキューン。
  片やあそこまで世界の混迷を終わらせようと奔走しておきながら、ごっつ投げやり。
  どっちもすごい、そのアイデンティティの欠如具合が。

  


「すまないね、タリア… でも、嬉しいよ…」(ギルバート)
「しょうのない人ね。でも本当、仕方がないわ。.
 これが運命だったと言うことじゃないの、貴男と私の…」(タリア)
「ふん…やめてくれ…」.
「レイ、いらっしゃい」.
「貴男も、よく頑張ったわ… だからもういい…」.
お、かあ…さん…(レイ)
  で、最後はタリアも加わって、全員仲良く爆死でフィナーレ。
  50話という壮大なストーリーを締めくくるキメのセリフは「おかあさん」。
  ここまで高揚感というものを何一つ感じさせない薄っぺらラストも珍しい。
  その点だけは逆に評価したいと思います。

  

  


[ Menu ]