第41話:バトルロイヤル開始!復活のデビルガンダム

#最終バトルロイヤル開始。
 注目すべきはゼウスガンダムの相変わらずのかませ犬っぷりと、蛇・ピエロの瞬速を越えた神速KOっぷり。

「ガンダム・ファイターの皆さん。このランタオ島へようこそ。.
 よくぞこれまでの戦いを乗り越えてこられました。ですがそれも全て今日の一戦の為にと思えばこそ。.
 そしてどなたがガンダム・ザ・ガンダムの栄冠に輝くのか、すべてがお楽しみです。.
 それでは、最終バトルロイヤル、ランタオ島本決戦、ガンダム・ファイトォォォ…!」(ウォン)
レディ〜〜〜〜 ゴォォォォー!(ファイター全員)
  ウォンの前振り口上が切られるとともに、敵味方入り交じっての最終決戦が遂に幕をあける。
  最終バトルロイヤル進出者は以下の通り。

  ・ゴッドガンダム(ジャパン/ドモン)
  ・ガンダムマックスター(アメリカ/チボデー)
  ・ガンダムローズ(フランス/ジョルジュ)
  ・ボルトガンダム(ロシア/アルゴ)

  ・ゼウスガンダム(ギリシャ/マーキロット)通称:かませ犬
  ・コブラガンダム(インド/シジーマ)通称:蛇
  ・ジェスターガンダム(ポルトガル/ロマニオ)通称:ピエロ

  ・ネロスガンダム(イタリア/ミケロ)
  ・ジョンブルガンダム(イギリス/チャップマン)
  ・マスターガンダム(ホンコン/マスター)

  始まった途端に戦闘シーンすらカットで瞬速KO食らっちゃう蛇とピエロにゃ大笑い。




第42話:強襲四天王!ガンダムヘブンズソード

#デビルガンダム四天王:一の矢。
 ミケロ操るガンダムヘヴンズソード vs サイシー&アルゴ連合軍。

  


「くらえ!ハイパー金色の足ィ〜スペシャール!」(ミケロ)
  何度でも言うが、ハイパーだろうがスペシャルだろうが、技自体はまったく変わっていない。
  むしろ後の「ホリャリャリャリャー!」という奇声の方が、技的にはよほど効きそうだ(精神的に)

「ガンダーム!」(シュバルツ)
  シュバルツことドモンの兄貴キョウジ、怪我をおして最後の出撃。
  そしてこれがラストの「ガンダーム!」 魂の慟哭が晴天の空に響き渡る。

  


「兄貴はオイラ達に、真のファイターの喜びを、教えてくれた…!」(サイサイシー)
「戦うことで得られるものが、勝利だけではないということを…」(アルゴ)
  自らの体を呈してでも、ドモンを先に行かせようとするサイシーとアルゴ。
  熱血アニメの王道パターンがここに。

「来い、鳥野郎!フライドチキンにしてやるぜ!」(アルゴ)
  真・流星胡蝶剣と、グラビトン・ハンマーの合体コンボ炸裂。
  それにしても鳥よばわりされた挙句、すっかりおいしくいただかれちゃうミケロの不様っぷりったらない。
  ニワトリだってもう少しまともに戦えると思うキョー




第43話:獅王争覇!グランドガンダム迎撃作戦

#デビルガンダム四天王:二の矢。
 チャップマン操るグランドガンダム vs チボデー&ジョルジュ連合軍。
 そして先を急ぐドモンの前には発狂アレンビーが。

  


「グッドラック!マイフレンド!」(チボデー)
  お互いの無事を誓いあって、グランドガンダムに特攻をかけるチボ&ジョルジュ。
  自らおとりを買って出るジョルジュに対して、チボデーがかけた万感の一言。
  そんなジョルジュの決死の思いは、案の定チボデーのミスにより、軽々とドブに捨てられる。

「マ・リ・ア・ルイゼ、様ーーーッ!」(ジョルジュ)
  あの華奢なジョルジュが。ヘタれジョルジュが。遂に化けたー
  乾坤一擲、火事場のクソ力でグランドガンダムの巨体を持ち上げる。

  
.

「グッバイ、チャンプ…!」(チボデー)
  全てを賭けて時間を稼いだジョルジュの思い、今度は無駄にならなかった。
  チボデーの狙いすましてのラストショットは、チャップマンをコクピットごとコナゴナにする。

「さあ、ファイトしようドモン!ファイトしようよーあたしとーッ!」(アレンビー)
  お待ちかねー!あの発狂アレンビーが遂に再登場。
  ついでにセリフを見れば分かる通り、その狂いっぷりもパワーアップ。
  ただの狂獣と成り果てたその様を思う存分お楽しみください。

  





第44話:シュバルツ散る!ドモン涙の必殺拳

#次回と合わせて、Gガン・クライマックス。

「貴様などに我が弟をやらせはせん!」(シュバルツ)
  あのドズルの「やらせはせん、やらせはせんぞー」を彷佛とさせつつ、
  復活シュバルツ、満を持しての再登場。

「いいか、私はキョウジであってキョウジでない。いわば、影」(シュバルツ).
「二つに別れてしまった体と心。いわば、鏡に映ったキョウジの影なのだ」.
  かつてドモンが正体を聞いた時にゃ「そんなことはどうでもいい!」の一言で一喝しておきながら、
  このギリギリの土壇場になって突如、聞いてもいないのに過去を語りはじめるシュバルツに座布団一枚。
  その横で
「ふゥーん、君達にそんな裏があったとはね、だが今となってはどうでもいいじゃないかどうせ
  デビルガンダムううわ、どうしたッ」
と1人で間抜けっぷりを晒しまくるウォンには座布団2枚。

「必殺必中!ライジング・アロー!」(レイン)
  レインvsアレンビー、女同士の意地のぶつかりあい。
  ちなみにレインが使うこの武器のカッコよさは歴代の中でもトップクラス。ギミックが素晴らしい。

  

  ちなみに右の化け物の元はあの華麗なるノーベル・ガンダム。
  あの華奢なセーラ服もどきがどこをどう間違ったらこうなってしまうのか。まったく理解できない。

「まだ、終われん!!」(シュバルツ)
持ってくれよ、この体…!.
  クワトロ・バジーナのあの「まだだ、まだ終われんよ…!」に匹敵する、Gガン屈指の名セリフ。
  満身創痍の状態でデビルガンダムに突っ込んでいくシュバルツのその姿にゃ、目頭が思わず熱くなる。

  


「そんな…いやだ…!にはできないーッ」(ドモン)
甘ったれたことを言うな!その手に刻まれたシャッフルの紋章の重さを忘れたかーッ」(シュバルツ)
「お前がこいつを倒すための礎となった、仲間達のことを思い出せーッ」.
「おまえもキングオブハートの紋章を持つ男なら、情に流され、目的を見失ってはならん!」.
  ドモンに自らの始末を依頼するシュバルツ。それを聞いて完膚なきまでに幼児退行化するドモン。
  あの0083のガトーとデラーズの下りを思い起こさせるような情感シーン。

「ありがとう…ドモン…」(シュバルツ)
「にィィいさァァァァーーんッ!」(ドモン)
  ドモン、涙の石破天驚拳により、走馬灯とともにシュバルツ散る。合掌…




第45話:さらば師匠!マスター・アジア、暁に死す

#事実上の最終回。
 Gガンダム、いやガンダム史上において間違いなく最強であり最狂であった、あのマスターが遂に…
 ところで、前回もそうだけど、見ただけで内容が全て分かっちゃう正直ものタイトルはどうかと思う
 隠すだろ普通。こーいう内容は特に。

つけあがるなー! 秘技十二王方牌大車併!」(マスター)
「この、バカ弟子がーッ」.
  マスターvsドモン。
  チボデー曰く「ガンダムファイト史上に残る最大の戦い」が遂にレディゴー
  のっけからマスター節、全開だ。
  
(後日:ボンバーさん指摘。秘技十二王方牌大車!の「拳」を「併」に訂正)

  


「なにがあろうと、この地球を自然の溢れる、もとの姿に。もどしてみせるとなー」(マスター)
「な、なんだって…!」(ドモン)
 
 マスターの真の意図を聞いて感動するかと思いきや、何故かMMRと化しちゃうドモン。

「分からぬか… 地球を汚す人類そのものがいなければ、自然はおのずと蘇る」(マスター)
「そして、最強の力をもったデビルガンダムさえいれば、もう誰も地球へ降りられなくなる。.
 
デハハハハ、そうだ、それがいい、それが一番だー!その為ならば、人類など、滅びてしまえーッ!」
「く、狂ってる…狂ってるぞー!」(ウォン)
  そんなことハナっから分かってる。
  ついでに言うなら一番狂ってるのはお前だ。今頃ンなって何いうか。
  マスターの誇大妄想コンボと相成って、狂気に狂気を×合わせた狂喜のコラボレーションは
  とてつもなく微妙な空気を作りだす。

  

「そうだ…償いだ… 犯した罪は償わねばならぬ。この手でな。.
 そう、宇宙に浮かぶ大地、森、山、そして湖。すべてが偽者の世界の中で.
 生きていることも気付かぬ愚か者共から!この地球を取り戻す!」(マスター)
「だからと言って、人間を抹殺していいはずがない!」(ドモン)
「まだ分からんのか! なにがガンダムファイトだ! なにが理想的な戦争よ!.
 
我が身を痛めぬ勝利が何をもたらす? 所詮はただのゲームぞ!.
「だが、無闇に人が死ぬよりは、遥かにいいッ!」.
「だから、お前はアホなのだーッ!」.
「この、うつけものがーッ」(マスター)
  マスター、ドモンを全否定。
  人間唯一論のドモンと、自然博愛原理主義者のマスター、互いの主張はどこまでもすれ違う。

「こ‥これは…拳から深い悲しみが伝わってくる…」(ドモン)
「東方不敗の拳が… 拳が泣いている…!.
「己の拳は、己の魂を表現するものだと、教えてくれたのはこの人だ…」.
  互いに爆熱ゴッドフィンガーを打ちあう両者。
  マスターと対等に拳を交えあえるレベルになってみて、ようやく東方不敗の
  真の心を理解しはじめるドモン。

  
  (ゴッドフィンガーに続いて超級覇王電影弾をともに撃ちあう両者)

「聞こえますか…」(ジョルジュ)
「ああ」(アルゴ)
「哀しくも美しい、魂の響き…」(チボデー)
「オイラ、この勝負、一生忘れない…!」(サイ・サイシー)
これこそ、ガンダム・ファイト!(全員)
  ドモンとマスターの壮絶なる戦いを最後まで見届けようとするシャッフルの面々。
  平和的国際解決を図る為のガンダム・ファイトそのものが、地球を汚染せしめているという
  本末転倒の事実に深い哀しみを覚えたマスターの心は、彼等にも届いているのだろうか。

「抹殺しようとする人類もまた天然自然の中から生まれたもの。いわば地球の一部」(ドモン)
「そう、ともに生き続ける人類を抹殺しての理想郷など、愚の骨頂!.
  マスターの人間絶対悪説に対し、自然との共存論を展開させて論破を試みるドモン。
  要するにドモンはマスターと違い「人類にまだ絶望しちゃいない」のだ。

「流派!」(ドモン)
「東方不敗が…!」(マスター)
「最終!」.
「奥義!」.
「石!」「破!」ーッ!(同時)
  ゴッドフィンガーに超級覇王電影弾を撃ち合ってもなお決着がつかないこの戦い。
  それが始めから決まっていたかのごとく、両者の最終選択は「東方不敗最終奥義」へと帰結していく。

  


「そこまでか。貴様の力などそこまでのものに過ぎんのか!それでもキングオブハートか!」(マスター)
「足を踏んばり、腰を入れんか!そんなことでは、悪党のわし一人倒せんぞ、このバカ弟子がーッ!」.
  最後の気力を振り絞り、わざと憎まれ口を叩いて、ドモンの真の力を引き出そうとするマスター。
  倒れる直前ですら高い壁であろうとする、彼の誇り高い矜持が伺えるワンシーン。

「石破天驚ーッ!ゴォーッド!フィンガァァァァ!」(ドモン)
「ヒィィィィィト、エ−−−−−−ン…」.
「ようし…! 今こそ、お前は本物のキングオブハート…」(マスター)
「し…師匠ォォォォォォォォォォ」.
  バカ弟子の成長を認めたが故、あえてやられ役を買ってでて、後の全てを託す覚悟を決めるマスター。
  やり遂げた感が伺える笑顔を残して、表舞台から退場していく。

  


「美しいな…」(マスター)
「はい、とても美しゅうございます!」(ドモン)
「なら…」.
「流派‥」
.(両方)
「王者の風よ!」.
「全新…」.
「系列!」.
乱!」(両方)
「見よ!東方は赤く燃えている!!」(両方)
(マスターの腕がパタリと落ちる)
「師匠? …師匠? 師匠…! 師ィィ匠ォォォォォォォォォォーッ!!」.
  
東方不敗、暁に死す。
  真に彼や天下の英傑。おそらくガンダム史に、再びかくのごとき人物を見ることはあるまい…

  





第46話:レインの危機!デビルガンダム再び

#ここから先は所詮蛇足。
 なぜ前話で終わらなかったのか?と思っていたところへ、あのウォンが再びやってくれる。
 笑いどころとしてはおそらく全話を通して最強。馬がまたもや大活躍。

「あらゆる生物の頂点に立ち、新しい生命を産み続け増やしていけるもの、.
 汝の名は、女なり!」(ウルベ).
  デビル・ガンダムの生体ユニットとして、レインに白羽の矢を立てるウルベ。
  だけどあのマスターの後のラスボスにゃあ、コイツ程度じゃ幾らなんでも役不足。

  


「俺の勝利はいつでも、お前達の友情と、俺を支えてくれた、ただ一人の女の為にあった…」
 それがわかった今、俺とレインの未来はこの手で掴む!」
(ドモン).
「ガンダァァァァム!」.
  そいや普通に登場しすぎていて今まで紹介し忘れてた。Gガンおなじみ、ガンダム・コール・シーン。
  「ガンダーム」と叫んでの指パッチン、一番始めにこれ見た時にゃ絶句したものだが。

  


「所詮貴様はファイターに非ず!俺を倒すことは無理!」(ドモン)
「人の恋路を邪魔する奴は! 馬に蹴られて地獄へおちろ!」.
  復讐鬼と化したウォンに対して、ゴッドフィンガー:馬に蹴られて死んじまえバージョン炸裂。
  しかも本当に馬に蹴られたうえ、あまつさえ首まで飛んでいく
  すごい。本等にすごい。掛け値無しにすごいアニメだと思う。

  





第47話:デビルコロニー始動!大進撃シャッフル同盟

#デビルガンダム大暴れ。
 孤立したドモンを助ける為、シャッフルの戦士達が再び立ち上がる。

「あきらめるのはまだ早い!」(ナスターシャ)
「いいのか?勝手に囚人を釈放するなど…重罪だぞ!?」(アルゴ)
「フ…そうなったら、私もお前と一緒に、海賊にでもなるか」.
  打つ手を無くしたシャッフルの面々の前に、颯爽と現れたナスターシャの姐ご。
  元アルゴの海賊船を、クルー付きで提供しての一言。

「国は違えど我らの思いは唯一つ。みんなの心をまとめたのはお前だぞ。.
 戦いはこれからだ。さあ、ゴングを鳴らせ、ドモン・カッシュ!」(ナスターシャ)
「おう!」「ガンダム・ファイト!」.(ドモン)
「レディィィィ」(シャッフル全員)
「ゴォォォォォー!」(ドモン)
  デビルガンダムの圧倒的な攻撃力の前に成す術なしだったドモンの元へ、
  お約束通り最高のタイミングで駆けつけるシャッフル同盟&ナスターシャ。
  それにしてもこの回はナスターシャが目立ってるなあ。




第48話:地球SOS!出撃ガンダム連合!!

#コロニーを覆い尽した後、遂に地球まで食いはじめるデビル・ガンダム。
 その圧倒的な力に立ち向かうべく、かつての僚友達が大集合。びっくりガンダム博覧会の巻。

  


「マンダラガンダム、唯今見参! ドモン殿、義によって助太刀いたす!」(キラル)
「全てのガンダムよ、集結せよ。ここに我ら世界ガンダム連合を作り、.
 地球の存亡を賭け、団結し、勝利するもの也!」.
  おなじみアレンビーが。そしてあのキラルが。
  盟友ドモンを救うべく、全コロニー全てのガンダムを率いて立ち上がる。
  それにしてもマンダラガンダムのフォルムは相変わらずひっどいなあ。

  


  
(ロケットに普通に抱きついて大気圏突破を図るガンダム軍団)

「ネオ・デンマーク母艦ホセティーナ、マーメイドガンダム、プロトタイプ、全機発進!」(ハンス)
  希代のやられキャラ、マーメイド君率いる、さかなさかなさかな〜♪軍団。
  というか、これはひどい。黙って見てりゃ好き勝手。
  幾らプロトタイプだからって、カニとかイカとか、あまつさえザリガニまで!? そんなガンダム見たくない。
  各国の暴走はこれだけに留まらず。オランダのお花畑からは、あのネーデルガンダムが大量発生。
  もはや悪夢レベルだ。

  


「ガンダム・ファイトを通じて、僕達は知った! 地球は誰のものでもない!」(ハンス)
「我らが母なる星の父、人種も国籍もあるものか!」(キラル)
  確かにその通りだ。だけど後に従えてるのが魚類風車じゃ、まるで説得力ない。

「たとえ祖国は違えども、一度リングを離れれば、拳を交えた仲間と仲間!」(ドモン)
「拳は一つに集まって!」(ジョルジュ)
「貴様を倒せと轟き叫ぶ!」(チボデー)
「さあ、今見せてやる!」(アルゴ)
「オイラ達の!」(サイ・サイシー)
「力をな!」(全員)
  正当派ガンダム・ファンが見たらもはや気絶する光景だろう。
  ありとあらゆるびっくりガンダムさん達を味方につけ、ますます意気あがるシャッフル同盟の皆様。

「こんなこともあろうかと 鍛え続けたこの体!」(ウルベ)
  こんなこともあろうかって、どんな場面を想定してたんだ、お前は。

  


「師匠が教えてくれた。母なる大地、あの蒼い地球こそ、最高の命なのだと!」(ドモン)
「この魂の炎!極限まで高めれば、倒せないものなど〜 ない!」(全員)
「俺のこの手が真っ赤に燃える! 勝利を掴めと轟き叫ぶ!」(ドモン)
爆熱!シャフル、同盟拳−−ッ!!(全員)
  
もうなんでもアリだー
  シャッフル全員の紋章が合体して巨大な光の渦となり、シャッフル同盟拳と化して
  ウルベのグランドマスターガンダムを木っ端微塵にする。

  





第49話:Gガンダム大勝利!希望の未来へレディ・ゴー!!

#感動の大団円。そして最後まで突っ込みどころ盛り沢山。
 最後のボスキャラがガンダムの生首もどきってな、正直いかがなものか

  


「キラル殺法、曼陀羅円陣!」「極楽往生!」「南無阿弥陀仏!」(キラル)
  いわゆるゴッド・フィンガーにおける「ヒート・エンド」的役割をはたすものと思われる
  「南無阿弥陀仏!」の一声とともに、迫りくるデビ公の触手を全破壊。
  なかなか「やる!」と思いきや実は全然きいてなかったりして。
  「見たか我らの力!」とか言って勝ち誇ってる場合じゃない。

「レインの心の扉を開くのに、絶対に効く呪文を教えてあげる…」(アレンビー)
 
 頼むから教えないでくれ、そんなもの。
  妖精さんと化しちゃった末、おすまし顔でこんなこと言われた日にゃあ、普通の女なら
  その羽全部むしったうえ足でにじりつぶすとこだが、アレンビーなので許す。
  その後の
「でないと私、ドモン以外の人、好きになれないよ…」ってなセリフも要チェキ。
  エマしかりセイラしかりカテジナしかり、常に粋がる女のみを前面に押し出してきた今までの
  ガンダム・シリーズを考えるに、こういうアレンビーみたいな「普通の恋する女の子」的
  キャラってすごく貴重じゃないだろうか? よく狂うけど。

  


「俺は、戦うことしかできない不器用な男だ。だから、こんなふうにしか言えない…」(ドモン)
「俺は… お前が… お前が… お前が好きだー!お前が欲しいーッ!レイィィィィン!!
  放送コード・ギリの問題発言をブチかましただけにとどまらず、
  ドサクサにまぎれてレインの乳をもみしだくドモン。もう人間じゃない、獣だ。淫獣だ。

  


「二人のこの手が真っ赤に燃える!」(ドモン&レイン)
「幸せ掴めと!」(ドモン)
「轟き、叫ぶ!」(レイン)
「爆熱!ゴッド・フィンガー! 石破、ラブラブ天驚拳−−ッ!」(ドモン&レイン)
  もはや誰にも止められない。行きつくところまで突っ走った挙句の最終到達地点がココ。
  もう誰にも救えない(この作品を)  

  ちなみにドモンお得意のフィンガー系には、実はこれだけのバリエーションがあるのだ。
   ・シャイニング・フィンガー:ノーマル・バージョン
   ・シャイニング・フィンガー:愛と怒りと悲しみバージョン×3
   ・ゴッド・フィンガー:ノーマル・バージョン
   ・ゴッド・フィンガー:アレンビーとラブラブ・バージョン
   ・ゴッド・フィンガー:石破天驚拳バージョン
   ・ゴッド・フィンガー:馬に蹴られて死ね死ねバージョン
   ・ゴッド・フィンガー:シャッフル同盟拳バージョン

  


「所詮我々人類は、戦わずにはいられぬ生き物…」(カラト委員長)
「そして、希望の未来を勝ち取っていく。あの若者達のようにね」(ドモン父)
  悪役かと思いきや、実は只の人のいいオッサンだったカラト委員長、
  理由もないのにいきなり凍らされ、ようやく解凍されたと思ったら見せ場は既になかったドモン父。
  あまりにも哀れなので、少しだけスポットと当ててみるテスト。

「さあレイン、帰ろう。兄さんとシュバルツと師匠達の愛した地球へ!」(ドモン)
「ガンダム・ファイトォ! レディィィィ…」.
「ゴォォォォォォー!!」(全員)
  とにかく滅茶苦茶な作品ではあったが、最後の終わり方に関してなら言うことなし。
  その王道的エンディングには、わりかしジーンとくる。

  

  


  



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