第31話:戦慄 砂漠の亡霊

#「ファントム3」なる敵ユニットとのデザート戦。

「常に移動を心がける、敵の位置を把握する、撃った後も油断しない、この3つを頭に叩きこんで」.
「前に出るだけが戦いじゃないってことを忘れないで」(シャナルア)
  攻め重視すぎるキオの戦い方の欠点を指摘し、「生き残るための身の守り方」をレクチャーするのは、
  キオの教育係、シャナルア中尉。

  


「この船に乗っている人間が、全員、お前を特別扱いすると思うなよ!」(ウッドビット)
  ディケの孫であるウッドビット君は、エリート家系たるキオのことが気に入らない模様。
  その後、キオの戦いぶりを見て、彼のことを認めたみたいだけど。

  


「出てきた!ガンダムだ!」(デモン)
「極上の獲物だ」(ゴドム)
「ヒャハハハァァ、囲め!叩け!ブッ壊せ!」(グラット)
  ゴッグの砂漠バージョンみたいなモグラMS「ゴメル」を操って、三位一体の攻撃を駆使するファントム3。
  ただシャナルアさんの教えに加えて、AGE3フォートレスをも手にいれたキオの前に死角はなかったというお話。
  ちなみに今回の犠牲者はデモン一名。まさか3人一緒にくたばらないとは…(意外)(でもたぶん次話で…)

  


「敵にだって、家族はいるんだ!」(シャナルア)
「戦争は、喜んだり、嬉しくなったりするような… そんなもんじゃないんだよ…!」.
  レクチャーに従って敵を撃墜したことにはしゃぐキオをたしなめるシャナルア。
  セリックに言わせると
「敵を倒す度にいちいち悩んでいたら、おかしくなっちまう」
  
「勝利を喜ぶことは別に間違っちゃいないさ」らしいけど。

<次回予告>
  戦場となったロストローランの惨状に、哀しい真実があぶりだされる。
  次回、機動戦士ガンダムAGE「裏切り者」。3つの運命が、歴史になる…




第32話:裏切り者

#ロボット・アニメものにはお馴染みのスパイ疑惑編。

「流石です、アスノ司令。相変わらず自分の出番を心得ている」(フレデリック)
  第3部で総司令に昇格したフレデリックさん。こちらはフリットへの心酔っぷりが相変わらず。

  


「どこへ逃げるって言うんだ、あたしは…」(シャナルア)
「キオ、戦争はそんなに甘くないんだよ。アンタもそんなものに乗っているなら、いいかげんに覚悟をキメな!」.
「子供が駄々をこねないで!」
  なんと彼女がスパイ…!的な「タメ」がまるでなかったもんだから、情緒も悲哀もクソもなく。

「くたばれ、地球種!」(ヴェイガン兵士)
  ズゴックもどきの水中用MS「ウロッゾ」の強襲からキオを守って、昇天なされるシャナルアさん。
  あまりに予定調和がすぎると思う。ちなみにワストワードは
「キオ… 死んじゃ駄目だよ… どんなことがあっても… 歯ァ食いしばって… 必ず… 生き残るんだ…」.
「アンタならやれる… 強く… なるんだ…」.
  でした、合掌。

  


<次回予告>
  
仲間の死を背負い、戦う者たち。その時、キオの叫びが大地を震わす。
  次回、機動戦士ガンダムAGE「大地に吠える」。3つの運命が、歴史になる…




第33話:大地に吠える

#初代ガンダムにおけるジャブロー的存在「ロスト・ロウラン」での一大攻防戦。

「最初から艦長らしく振る舞える者などいない。課せられた責任を果たしていくしかないのだ」(フリット)
  フリットの教えを受けつつ、徐々にらしくなっていく(筈の)ヘタレ艦長、ナトーラ。

  


「戦争はゲームではないのだよ、坊や」(ゼハート)
「人の弱味につけこんで…! 許さないぞー!」(キオ)
「この力は… しかし私とて!」.
  シャナルアさんを目の前で殺られた怒りを、ゼハートにぶつけるキオ。
  「ウロッゾR」のカラーリングといい、その物言いといい、ゼハートがなんかますますシャアっぽく。

  


「泣かないの、男の子でしょ?」(ウェンディ)
「オトコノコ!オトコノコ!」(ハロ)
  戦闘音におびえるユウ・タク・ルッカの戦災キッズ達を励ますウェンディ&ハロ。
  キオ編のヒロインの筈なのに、いまいち目立ってないよね。

  


「冷静になれ、キオ!敵にとどめをさすことだげがパイロットの仕事じゃない!.
 シャナルアは、お前にそんなことを教えたのか!」(セリック)
  ゼハートとのタイマンに夢中になりすぎているいるキオを諭すセリック隊長。
  前話におけるキオのトラウマをきっちりえぐっていく辺り、なかなかのやり手とみた。

「(キオ?やれるさ。お前はいい子だ…)」(シャナルア)
「行けェェ、僕はァ、やれるゥ−!うおおおお−−−!」(キオ)
  シャナルアさんの幻影パワーを得て、仕掛けられた爆弾を爆発寸前の全力スローで強引に処理するキオ。

  


「キオ、これが戦争なのだ…」(フリット)
「爺ちゃん… こんなに悲しいのに、それでも戦わなきゃならないの?」(キオ)
「いいか、悲しみから皆を守る為には戦うしかない。それがガンダムに乗る者の使命だ」.
「爺ちゃん…」.
  シャナルア・ショックから立ち直れていないキオを励ますフリット。
  一見いいシーンに見えるけど、孫を更に戦いへと駆り立てるかのような物言いはやっぱり鬼としか。

  


<次回予告>
 
 宇宙へと旅立った船を襲う海賊達。そこには意外な出会いが待っていた。
  次回、機動戦士ガンダムAGE「宇宙海賊ビシディアン」。3つの運命が、歴史になる…




第34話:宇宙海賊ビシディアン

#サルガッソーと呼ばれる危険宙域を航行するディーヴァ一行と、宇宙海賊との遭遇。

「ゼハート・ガレット… お兄様は貴男の為に命を投げ出した。.
 貴男がそれに値しない人間なら、私がこの手で…」(フラム)
  ゼハートの監視役としてザナルドから送り込まれたツインテのスパイ、フラムちゃん。
  兄貴はマジシャンズ8のドールらしいスけど、完全に可愛いのでそんなこたァどーでもいい。

  


「意外と子供ですよねェ」(タク)
「コドモ! コドモ!」(ハロ)
  宇宙空間を見てはしゃいでたウッドビット君に突っ込みを入れるガキ三人組。

  


「緊張する必要はない。これまでの経験を信じて戦ってこい。皆を守る為に…!」(フリット)
  初めての宇宙戦闘に挑もうとするキオに対して、一声かけるフリット。
  ちなみにその初めての宇宙戦にて初めて遭遇した敵がこれ。ちょ、海賊だから手が鈎爪(擬音がピキーン!)って安易すぎ…
  しかも
「やっと会えたなフリット。力を見せてみろ、この父に!」とか言い出してるし。
  ということはコイツ、アセム? こんなMSに… 落ちぶれたな…

  


「ピンチじゃん!お腹すいちゃうよ!」(オトロ)
  おい、このデブおもしれーじゃねーか。いいぞ、もっとやれ!(やけくそ)

  


「キオ、お前の力はその程度なのか…!」「そうか、それでこそだ」(アセム)
  おやおや、自分のガキを何年も放ったらかした末、海賊とかやってたようなクズ親父がなんか上からもの申してますよ?
  ちなみに今の名前はキャプテン・アッシュ。搭乗機体はAGE2ダークハウンド。

「スーパーパイロットをなめるなよ…」(アセム)
  いきなり襲ってきたヴェイガンを返り討ちにしてこのセリフ。
  なんかムカっ腹たつのでそのドヤ顔は載せてやんない。代わりにやられキャラの散り顔はっとくわ。
  あとなんか「デモンの仇さえ…(とれないのか)」とかホザいてたけど、誰だよデモンって。もう忘れたよ。
  (あ、ファントムなんちゃらか…)

  


「お前はこの作戦で死んだ兵の名を知っているか?」(ゼハート)
「サム・カレット、リン・フォスター、そしてグラット・オットー、気性は荒くとも、腕のたつパイロットだった」.
「…覚えておいてやれ」.
  なんかトレーズ閣下みたいなこと言い出して、無為に部下を失ったフラムを諌めるゼハート。

<次回予告>
 
 託されたメッセージ、それは長きにわたり、宇宙に隠されてきた秘密だった。
  次回、機動戦士ガンダムAGE「呪われし秘宝」。3つの運命が、歴史になる…




第35話:呪われし秘宝

#なんか唐突に、この戦争を左右する秘宝なるものの存在(エグザDB)とか語られはじめたー(白目)

「大人になるとね、いろいろと複雑になるのよ。素直に感情を表せない時もあるの」(ユノア)
  息子たるアセムの生存を素直に喜べないフリット、そんな祖父の態度を不信がるキオに対して、
  キオにユノアおばさんと言われてたけど、何故に怒らない?

  


「ここは家だからな… ここのクルーは家族だ。.
 だから、いつ帰ってきてもいいように、いつも綺麗にして、帰りを待っている…」(オブライト)
「家族… 帰りを…」(キオ)
  一杯やるかね?的な感じでキオにモップを渡して、ともにデッキ掃除に興じるオブライト。
  眼鏡っ子の事を思い出してチョイ切なく…

  


「やるな!あの時よりも更に成長しているようだ!」(ゼハート)
  新たにギラーガを駆ってキオのAGE3オービタルを追い詰めるゼハート。
  もういっそ言っちゃってください。「更にできるようになったな、ガンダム!」と。

  


「ゼハートなどにやらせるものかよ!」(ザナルド)
「攻撃方法はビームや剣だけではないのだよ!」.
  このサイボーグおっさん、どこか風貌がドズルっぽいと思ってたけど、なんかその物言いまで似てきたわ。
  搭乗機体は重MS「ザムドラーグ」。胸のところの拡散ビーム砲といい、これまたビグザムっぽい。

  


<次回予告>
 
 ガンダムを捕獲する為に、遂にヴェイガンの主力部隊が動き出す。
  次回、機動戦士ガンダムAGE「奪われるガンダム」。3つの運命が、歴史になる…




第36話:奪われるガンダム

#キオ拉致られ、じじ絶叫。

「キオォォォォォォォォォ−−−−−−!!」(フリット)
  キオをガンダムごと拉致られて、じじい咆ゆ。

  


「理屈で誤魔化さないで!みんな父さんの気持ちは分かってる!もっと素直になってよ!」(ユノア)
  いつもの冷静さを失ってるフリットをなだめるユノア。

「迷って当然だ、全員の命がかかっていた」(セリック)
「大丈夫、君はちゃんと艦長をやれている」.
  「オロオロとするばかりで…」と落ち込むナトーラを励ますアビス
  なにさりげなくフラグ立てようとしてんだか。

「キオは必ず帰ってくるもの」(ウェンディ)
「どうしてか分からないけど、私、分かるの!」.
「そっか、スゲえんだな、お前たちって…」(ウットビット)
「そう?」.
  久々にヒロインが発言したかと思いきや、なんか確信めいたこと喋ってるけど、
  ひょっとしてXラウンダー能力が発芽しはじめたとか?

「家業をほったらかしにして出ていっちまって、今更母さんもないだろ、このバカ息子!」(ララパーリ)
  放蕩息子のロディを絞り上げるララパーリ。
  あの綺麗なお方が今や単なる肝っ玉母さんに… ああ時は残酷…

  


「理由はどうあれ、お前は軍から逃げ出し、家族を裏切ったのだ!」(フリット)
「キオは貴方の孫である前に俺の子だ…」(アセム)
「行かせてくれ…!」.
「ぐぬぬ…」.
「父さん!!」.
  海賊となったアセムからの支援要請を受けて、葛藤に悩むフリット。

<次回予告>
  
囚われたキオは、遥かなる地、火星圏で、ヴェイガンの世界を見る。
  次回、機動戦士ガンダムAGE「ヴェイガンの世界」。3つの運命が、歴史になる…


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