#21:革新の扉
#「刹那vsブシドー」「ルイスvsネーナ」という因縁のダブルカード戦。
「兄さん…」(ライル)
本気か冗談かはともかく刹那を後ろから狙い撃とうとした末、何故かオルバと化すライル。
「刹那・F・セイエイ… 彼は人類初のイノベイターとなるのか…」(リヴァイブ)
「俺は…変わる… その果てに何があろうと」(刹那)
自分探しの旅を飛び越えてグルっと一周した末、いよいよ人類をも超越しはじめた刹那。
本来なら敵な筈のイノベイター陣営もそれを認めた節があるようだし。
「我々は人を否定することばかり考えて、.
人と人が分かりあえることを、その道を見失っていたのかもしれない」(クラウス)
「分かりあう気持ち…マリナはずっとそれを求めて、その先にあるものを信じて…」(シーリン)
マリナの歌が人々の間に浸透し始めたその意味を考えるカタロンの重鎮カップル。
このまま本当に世界が歌で救われちゃったらそれはそれで笑うけど、そっち系のマクロス鉱脈は既に掘り尽されてるしなー
「あなた達とは行けないのよ。求めている物が違うんだから」(王)
アンタまだ生きてたんスか。
やたらと影の薄い兄貴を犠牲にしてまで世界の変革を望んだその動機とやらが「自分だけの未来を手に入れる」
とかいうもっともらしいわりに中身のないものであった以上、もうチャッチャッと逝ってほしいんスけど。
とか思ってた矢先、即ネーナにブッコロされてました、…の筈。まだ生きてるとか、ないよね?
「私の空を汚し、同胞や恩師を奪い、フラッグファイターとしての矜持すら打ち砕いたのは、ほかでもない…!.
君とガンダムだ! そうだとも…もはや愛を超え、憎しみも超越し、宿命となった!」(グラハム)
「宿命!?」(刹那)
「この男もまた…俺達によって歪められた存在…!」.
「これが私の望む道… 修羅の道だ!」.
「ダブルオーライザー!」.
「マスラオあらため、スサノオ!」.
「目標を…」.
「いざ尋常に…」.
「駆逐する!」「勝負!」.
愛も憎しみも超えた先にあったのは宿命?またとんでもない歪み方しちゃってもう。
そら刹那も声裏返してビビくるわけだわ。
当然ラスボスかと思ってたけど、この展開を見るに今回のそれはどうやらアリーな模様。
「自分だけ不幸ぶって!」(ネーナ)
「私は造られて、戦わされて、こんなところで… 死ねるか−−−!」.
「…そうね、死にたくないよね。でも、ママとパパは… そんな言葉すら言えなかったァ!!」(ルイス)
「畜生ォォォ!!」.
さんざ毒をふりまいた末、さあここからだと思った矢先にあっさりおっ死ぬネーナさん。
単なる王さん抹殺アイテム的な便利屋としても哀しすぎる位置付けでその生を終える羽目に… 合掌…
「やったよ… ママ、パパ…! 仇をとったよ!ガンダムを倒したよォ!!」(ルイス)
「アハハ、アハハハハ、ウフフ……… ママ、パパ?どこ? 私やったよ、やったんだから….
だからァ… 誉めてよォォ…… よくやったって…… 言って…! …うわァァァァァァァ!!」.
いきつくところまでいったかと思いきや、まだまだ底がありそうなルイスさんの行く末が心配…
いや、この調子だと「逝く末」になりそうで。先週のアニューは全然だったけどこのシーンにはホロリ。
「私はこの為に生きてきた… .
例えイノベイターの傀儡に成り果てようとも、この武士道だけは!」(グラハム)
退かぬ媚びぬ省みぬ的な武士道精神を見せつけた末、「さすれば!」の一言とともに
刹那に追従してトランザムを発動させたブシドー。刹那vsグラハム戦もいよいよ佳境へ…
「ここは一体… 私は既に涅槃にいると言うのか…」(グラハム)
「イオリアの目的は、人類を革新に導くこと… そう、俺は、変革しようとしている…」(刹那)
…というか佳境を通り越しすぎて、あっちの世界へ到達しちゃってました。
通常のMS戦の域を軽々と凌駕する出来事おこりすぎ。流石、色々な意味で規格外な二人の戦いだけあるなと。
<次回予告>
ヴェーダ奪還の為、アロウズ艦隊への強行突破作戦が開始される。
次回「未来のために」。 罪を背負っても、その戦いが明日に繋がるのなら。
#22:未来のために
#アーサー・グッドマンさん率いるアロウズとのヴェーダをめぐる最終決戦。
「私が求めるのは、戦う者のみが到達する極み」(グラハム)
ちょグラハム修行してたー? ガンダムシリーズでこーゆうシーン見るのG以来かも。
「その極みにある勝利を!」(グラハム)
「勝利だけが望みか!」(刹那)
「他になにがある!?」.
「決まっている…! 未来へと繋がる、明日だ!」.
「切り捨てェー、御免!」.
「白刃取りだと!?」.
「これが俺の、戦いだ!!」.
光の球みたいになって絡んだ末に解脱しちゃったかと思いきや、ようやく現実面の戦いへと舞い戻ってきた二人。
そのノーマル戦闘ですらリアル系というよりはもはや完全にGやWなどのイロモノと化しちゃってる件について。
「何故だ… 何故とどめを刺さん?」(グラハム)
「俺は…生きる… 生きて明日を掴む。それが俺の戦いだ。生きるために戦え」(刹那)
「ありがとう…」(沙慈)
「ん、なにを?」.
「そう言いたい気分なんだ」.
因縁の刹那vsグラハム戦、ひとまず「決」なのか?
この結末にいたく感動した沙慈とは真逆にとんでもなく混乱することとなり、
「武士道とは…」「死ぬことと見つけたり」「武士道とは…!」
とブツブツ呟く羽目に陥ったハムさんの今後の精神状態が少し心配。
「行くよ、僕の戦いをする為に」「決めたんです、もう迷いません」(沙慈)
「私も参加させてもらう。私にもそうするだけの理由がある」(ソーマ)
「そうだな… 目的が違っても、俺達はあそこへ向かう理由がある」(ライル)
「そして、その思いは未来に繋がっている。俺達は、未来の為に戦うんだ」(刹那)
「イノベイターの支配から、人類を解放するために」(ティエリア)
「僕やソーマ・ピーリスのような存在が、二度と現れないようにするために」(アレルヤ)
「連邦政府打倒が俺の任務だ。イノベイターを狙い撃つ。そして…」.
「俺達は変わる。変わらなければ…未来とは向きあえない」.
「行こう、月の向こうへ…」.
ヴェーダ奪還の為の総決戦を行う決意をするソレビ一同。
あ、そういえば「でも操舵手は?」「ここにいるだろ!」的なラッセの出番もあったけど、
個人的にこの人のとってつけた感は異常だと思ってるのでサクっと中略。
「死なないでね、刹那」(フェルト)
「了解」(刹那)
「なんとしてもヴェーダを取り戻す。僕を導いてくれ、ロックオン」(ティエリア)
「アーデさん、戦果を期待してるです!」(ミレイナ)
「了解。セラヴィ、ティエリア・アーデ、行きます!」.
「準備はいいか、ソーマ・ピーリス」(アレルヤ)
「マリーでいい。そう呼びたければそれでいい。しかし私は…」(ソーマ)
「分かってるよ… アーチャアリオス、アレルヤ・ハプティズム、目標へ飛翔する!」.
「アニュー、俺はやるぜ… ケルディム、ロックオン・ストラトス、狙い撃つ!」(ライル)
「本当にいいんだな、沙慈」.
「心配しないでくれ。僕だって未来を見つけたいんだ」(沙慈)
「了解。ダブルオー、刹那・F・セイエイ、出る!」.
「オーライザー、沙慈・クロスロード、発進します!」.
アロウズとの最終決戦直前なだけあって様々な人間ドラマ満載な毎度おなじみ出撃場面。
さりげなく刹那の前でメスになってるフェルトさんの今後の挙動と隠れビッチぷりに注目&期待。
「不死身のコーラサワー、ただいま参上!」(コーラサワー)
ソレビvsアロウズ激突の混乱に乗じて叛旗を翻したマネキン大佐とともに、
珍しく惨状じゃない参上の仕方したコーラサワー先輩。今回はイケてますイケてますって。
「ぎゃ、ぎゃンダム…!」(アーサー)
「ダブルオーライザー、目標を駆逐する!」(刹那)
「だっ… なんとかせんかァー!!」.
はいはいメタボ親父おつおつ。ま、咬ませキャラにしちゃそこそこいい仕事してたんじゃない?
「僕だ、僕なんだ… 人類を導くのはこの僕、リジェネ・ジェレッタだ!」(リジェネ)
両陣営激突の裏でリボンズがあっさり乙られてたけど、ラスボスがリジェネじゃいまいち頼りないし、
これはリボンズがクローンで復活とかアリーが下克上とかそういう理解でいいんすか?
<次回予告>
遂にその姿を現したイノベイターの大型母艦。立ち向かうマイスター達に勝機はあるか?
次回「命の華」。 閃光の数だけ、命が消える。
#23:命の華
#いよいよストーリーは佳境へ。
「肉体はただの器にしかすぎない」(リボンズ)
「君に出来ないことが僕には出来る。言った筈だよ。僕は君達の上位種だと」.
リボンズ予定調和の復活により、一日天下ならぬ一話天下でリジェネあっさりリタイア。
なんとなく分かっちゃいたけど、まさかここまであっけないとは…
シュールすぎる構図…
「よっシャー!任せて下さい大佐ァ!」(コーラサワー)
「おわっ、ちょ、ちょっとォ…!」「遅いんだよガンダム!」.
行ってくるぞと勇ましく啖呵を切ったその舌の根も乾かぬうちに、すかさず日和るサワー先輩。
いやいや、どこまでもお変わりないようで安心しました。
「光学迷彩解除」(リボンズ)
「あっ…あれは…!」(スメラギ)
「これが… やつらの…」(刹那)
「コロニー型、外宇宙航行母艦、ソレスタルビーイング」.
「イオリアは2世紀以上も前に予見していた。未知なる種との遭遇を。来るべき対話を」.
「GNドライブ、ヴェーダ、イノベイター、そしてこの船こそ人類の希望、人類を滅亡から救う…まさに箱舟だよ」.
このとってつけたようなお約束展開と演出、そしてこのセリフ回しは…
正直いつリボンズがこう言い出してもおかしかない状況かと。「久しぶりだなヤマトの諸君」
「さあ始めよう。来るべき未来の為に」(リボンズ)
「みんな、行きましょう。私達が世界を変えたことへの償いを… そのけじめをつけましょう」(スメラギ)
「イノベイターの支配から世界を解放し、再び世界を変えましょう。未来の為に…!」.
「GNフィールド、最大展開!」(フェルト)
「ラストミッション、スタート!」.
下手すりゃ陳腐になりかねないお約束演出がもたらした浮遊感を、この一言でピリっと〆てくれたスメラギ女史。
最終局面、状況開始。
「トランザム!トランザム!トランザム!トランザム!トランザム!(無限ループ)」(デヴァインもどき)
ちょー、必殺技な筈のトランザムが大安売りて、なにごとー!
しかも中にパイロットいるのに、これ攻撃手段が突っ込むだけの特攻兵器てー!?(笑い死にするかと)
「俺の大佐にィ〜 手を、出すなァー!」(コーラサワー)
「…大好きです、カティ!」.
「パトリック−−−!」(カティ)
なん…だと…そんなバカな… とも思ったけど、後でいろいろ調べてみたら生存説も色濃いようで。
そもそも「不死身のコーラサワー」という徒名はどう考えても生き残りへの伏線だろうと常考。
「やっぱ戦争は、白兵でねェとなァ!」(アリー)
「ほざけよ!」(ライル)
「また殺してやるよォ、え〜ガンダムさんよォ〜」.
「ブッつぶす!」.
「刹那vsブシドー」「ルイスvsネーナ」に続く因縁シリーズ第3ラウンドはこの組み合わせ。
まともにやったらどう考えてもライルの適う筈がない強敵… いやむしろ狂敵か?
「お前達は… 世界を乱す悪だ!」(ルイス)
「お前達さえいなくなれば!」.
「幸せになれるの!?」(沙慈)
「戦いで勝ちとる未来なんて… 本当の未来じゃないよ!」.
「僕達が分かりあうことで、未来を築くんだ!!」.
最高レベルの戦闘描写もさることながら、そのままエンディングへと繋がっていく導入部のBGMもナイス。
戦闘シーンにおけるSEって勇壮系もいいけど、ここぞって最終局面じゃやっぱ悲哀系が最強だと思うのよね。
「人類は試されている。滅びか、それとも再生か」(リボンズ)
「だが、それを決めるのは君じゃない」(ティエリア)
「ティエリア・アーデ…!」.
そしてここ、ヴェーダ内でも因縁の対決が。
ティエとリボンズはまずMS対決するものと思ってたけど、どうやら肉弾戦の模様。
<次回予告>
激闘が続き、命が消えかけていく中、トランザムライザーの閃光が、新たな世界の産声を放つ。
次回「BEYOND」。 刹那、革新者となる。
#24:BEYOND
#シリーズお約束のあぼーん祭りかと思いきや、予想よりわりとあっさりめに着地?
あとどこをどこからどう見てもRX78なガンダムさんが友情出演を…え、これオーガンダム?
「みんなの命が… 消えていく…!」(刹那)
「そんなこと、させるかー!!」.
「刹那… この光はきっと… 刹那の戦いの光。命の輝き…」(マリナ)
「(変われ、刹那。変われなかった俺の代わりに)」(ロックオン)
「…そうだ。未来を造る為に、俺達は、変わるんだー!!」.
ファースト最終話におけるアムロばりの精神感能力を見せつけたかと思いきや、
そこから洩れでる謎のGN粒子により今度はみんなが幸せに!?
「な…なんだ、この不可思議な現象は…? 脳に直接声が響くなんて…」(ビリー)
「ごめんなさいビリー、貴男の気持ちを知っていながら、それに甘えて…」(スメラギ)
「やめろ… そんなんじゃない…! 僕は恒久和平実現のために… そのために戦うと決めたんだ!」.
「…君だ、君を… ぼ、ぼくは、すき… ぼくは… ずっと君のことが好きだった…」.
数分前にゃ「より優れた存在によって統率されるのは、論理的に考えても正しい選択さ(キリッ)」
とかなんとかホザいておきながら、刹那さんの幸せパワーによりあっさり本音をダダもらしちゃうビリー・ザ・絶望。
いやいや、キラに片手で捻りあげられてたサイ以来じゃね?ここまで至高な童貞フェイスは。
そしてそれを見つめるスメラギ・李・ノリエガの何もかも見透かしたような瞳に、見てるこっちまで絶望ビリー
「…どうして、分かりあおうとしなかったの?」(マリー)
「あいつは… あの男はなにも言ってくれなかった! 言い訳も!謝罪も! .
僕の気持ちなんて知ろうともしなかった! だから殺したんだ! この手で!」(アンドレイ)
「自分のことを分かって欲しいなら、なぜ大佐のことを分かってあげようとしなかったの!?」.
「きっと大佐は、貴男のことを想ってくれてた筈よ」.
「ならどうしてあの時、なにも言ってくれなかったんだ!?.
言ってくれなきゃ! なにも分からないじゃないか! 言ってくれなきゃ…………….
ううううううううああああああああ−−−−−!!」.
「大佐…!」.
ラッセの不治の病を直したり、死亡確定気味なルイスさんを生き返らせたりとかなり万能なように見えた
刹那さんの幸せパワーでも、過去の過ちだけは救えなかった模様。
ただ「言ってくれなきゃ分からない」はまったくその通りで、過去のやらかしちゃったアレとか色々思い出して、
テレビ前で1人悶絶する羽目に。やっぱし人間、素直が一番だよね。
「仇はとる!」(刹那)
「勝手に殺してもらっては困るな」(ティエリア)
「肉体はただの器にすぎない」というリボンズの言葉に習ってヴェーダと同化しはじめるティエリア。
でもこんなん見たら刹那じゃなくても死んでる思うわ。
「なんなんだ貴様は!?」(ライル)
「俺は、俺だー!」(アリー)
あ、刹那の幸せパワー(+ティエのヴェーダ憑意)により唯一不幸になってしまった人がこんなところに。
キャラ的に見てもうちょっと悪あがいてくれるかと思ってたけど、よもやこんなにあっさり殺られちゃうとは…
最後のセリフはソウルイーターのエクスカリバーばりに「ヴァカめ!」で見事しめて… くれてないわー
「トライアル・フィールドの中で動ける敵がいる!?」(スメラギ)
「…彼だ」(ビリー)
「彼?」.
「イノベイターを超えたイノベイター」.
「そこか、リボンズ・アルマーク!」(刹那)
「感謝してほしいな。君がその力を手に入れたのは僕のおかげなんだよ?刹那・F・セイエイ」(リボンズ)
満を持してのラスボス登場と色めきたった直後のシルエットがこれて!
いくらファーストをオマージュしてるからといって、こ・れ・は・な・い!
というわけで、腹がよじれるほど笑った某所のコラを記念に貼りつけておく試み。
<次回予告>
リボンズ・アルマーク、刹那・F・セイエイ。
変革を遂げたもの同士が未来を賭け最後の戦いに挑む。
次回「再生」。 新時代への幕が上がる。
#25:再生
#え?2010年春に映画版?
「そのエゴが世界を歪ませる! 貴様が行った再生を、この俺が破壊する!」(刹那)
「いい覚悟だ!」(リボンズ)
「ダブルオーライザー!」.
「リボンズ・キャノン!」.
「刹那・F・セイエイ!」.
「リボンズ・アルマーク!」.
「出る!」.
「行く!」.
ファイナルバトル前の「見得切り」タイム。ちょ、リボンズ・キャノンて。
その外見のみならず、名前までもがありえんわーと思ってたら、え?この上、変…形…だと…!
「ハハハ!ハハハハ! 超兵、復活といこうぜェー!」(ハレルヤ)
「ヴェーダに依存しっ放しで俺達に、勝てるわけねェェェェェェ〜〜だろ!」.
ハレルヤのセリフ抜粋が多いのは、この00じゃアリーと並んでミーが一番好きなキャラだから。
ターンエーの御大将しかりGの東方不敗しかり、強烈な自我と狂気を同時に孕んでる強敵が好きなのよね。
あ、でもヒリングさんも結構好きなので殺らない程度に蹂躙してあげてー、とか思ってる間もなく、
アリオスのクワガタ攻撃であっさり死なしてました合掌。断末魔は「た…たすけて…リボンズ…!」
は、イノベイターといえど所詮はメス犬!惰弱!軟弱!脆弱ゥゥゥ! …だが、そこがいい。
「これ、が… ソレスタル、ビーイングだ…! アニュー…」(ライル)
ロックオン弟vsリヴァイブのシューター対決は、明鏡止水の極みならぬ見切りのトランザムを
ギリギリで発動させたソレビ側に軍配が上がった模様。そのまま音もなく消え去ったリヴァ君に対して黙祷。
「君のその力、オリジナルのGNドライブの恩恵があればこそだ。返してもらうぞ!」(リボンズ)
「そうさ。そうでなければ、僕が造られた意義がない。存在する意味も!」.
「違う…! 人類を導くのではなく、人類とともに未来を作る… .
それが僕達イノベイドの、あるべき道だ!」(ティエリア)
「下等な人類などと一緒に!」 .
「そうやって人を見下し続けるから… 分かりあえない!」.
「その気はないよ!」.
一応は同じイノベイド仲間であるヴェーダ同化版ティエリアの説得を至極あっさり一蹴するリボンズ。
やっぱ「それはエゴだよ!」を出さなきゃ駄目なのか。
「まだ僕は… 戦える…!」(リボンズ)
RX78…じゃないや、漂流するオーガンダムを見つけて思わず顔をほころばせるリボンズさん。
「こんなに嬉しいことはない…!」と、この後に続けてくれたらもう完璧だったのに。
「ガンダム・エクシア。刹那・F・セイエイ、未来を切り開く!」(刹那)
「この…!人間風情がァ!」(リボンズ)
そしてまさかのエクシア復活。ともに機体を乗り換えての最終章。
あ、でも新世代系にファーストが嬲られる様なんて、おじさん辛くて見てらんないー
「刹那… この手紙を、貴男が読むことがなくても、それでも、貴男への想いを綴らせてください。.
クルジスの少年兵として戦いを強要され、戦場の中でしか生きることが出来なくなった貴男。.
平和を求める気持ちは、私も貴男も同じなのに。分かりあっているのに。.
…………どうして私と貴男の道は交わらないのでしょうか?.
貴男は武力を行使して、世界から争いをなくそうとしている。.
もし、それが実現できたとしても、貴男の幸せは何処にあるのでしょう?.
運命のせいで傷ついて、それでも戦い続ける。そんな貴男の生き方はどうしようもなく、悲しく思えるのです。.
自分の中にある幸せを他者と共有し、その輪を広げていくことが、本当の平和に繋がると私は考えています。.
だから、どうか貴男も、貴男の幸せを掴んでください。.
刹那… 貴男に幸せが訪れることを、私は、祈っています」(マリナ)
マリナの手紙朗読をバックに行われたラストバトルにて、ビ−ムサ−ベルを構え直したその姿に
カタルシスを覚えない30代はいないとここに断言… ん、エクシア?それ食えんの?
「この世界は矛盾に満ちていて、僕自身も矛盾していて… でも、それを変えていかなくちゃいけない」.
「見つけるんだ。僕達が生きる意味を。その答えを」(アレルヤ)
「これで…未来は人類に委ねられた。僕はヴェーダの一部となり、君達を見守ることにしよう」(ティエリア)
「来るべき対話のときまで。さようなら、みんな…!」.
「世界がどうなるか、それは誰にも分からない」(沙慈)
「でも、どうにでもなれると思うんだ。過去は変えられなくても、未来は変えられる。僕達が望む世界へ」.
「もし… 間違ってしまったら?」(ルイス)
「悲しいすれ違いが起きて、戦いになってしまったら。.
…きっと彼等が立ち上がる。全ての矛盾を抱えこんでも、きっと!」.
「俺達はソレスタル・ビーイング。戦争根絶を目指す者。.
世界から見放されようと、俺達は世界と対峙し続ける。武力を行使してでも、世界の抑止力となって生きる」.
「だからこそ俺達は、存在し続けなければならない。未来のために…!」(刹那)
それぞれの場所・それぞれの視点にて語られる事後の胸中描写。
ま、こちら的にも宇宙人との対話が最終目的とかオマージュという名の魔法を使いすぎとか
アリーをもっと粘らせろとかよくよく考えたら内容軽くね?とか、一視聴者としてもの申しておきたいことは
一杯あったけど、でも…
「いやァ〜 不死身のコーラサワー改め、幸せのコーラサワーになりましたァ〜」(コーラサワー)
「やれやれ。…まったくだ」(カティ)
…でも、これ見て何もかもがどうでもよくなったり。
アホの子が幸せを掴むこと以上のハッピーエンドがはたしてあるだろうか?否、ないと。
倒置法的にも単なるガノタ的にも一アニメファンとしても断言させて頂きつつの手放し祝福にてひとまず幕。
終わりよければすべて良しってことで、半年間おつおつ!