この話は私が幼少の頃にうちで飼っていた猫の「ニャンニャ」の話である。
その頃、私の一家は千葉県市原市に住んでいた。
(今も両親は市原市だが別のところだ。)
情けない話だが当時まだ家の前の道は舗装していなかった。
ある日、アスファルト舗装の工事が行われた。
工事が済んで、うちのおばあちゃんが見たのは
まだ、柔らかいアスファルトに四本足がくっついて
身動きのとれない「ニャンニャ」だった。
なんでも、ひっぱがして連れて帰って来たそうだ。
私が見たのは風呂上がりに手足のグルーミングを
している「ニャンニャ」だった。
教訓:今時、舗装してない道路はない。
更新:1997-08-13