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鉄 人 へ の 道
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◆ トランジションですることについて |
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(Q).トランジションて何をするところ?
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(A).トランジション(トランジション・エリア)とはスイム〜バイク、バイク〜ラン
に移る際の着替え、荷物の取り揃え等をするエリアです
バイクはもちろん、そのために必要となるウェア、用具を置いておきます
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(Q).トランジションってどうなっているの?
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(A).トランジションでやることの一番大きことは「バイクの乗り換え」です。
バイクを置くための設備として、高さ1mぐらいの物干し台(のようなもの)が並ん
でいます。バイクはその横棒にサドルを引っ掛けておく形でセットします。
横棒にはレースナンバーがシールなどで記されており、そこが「その選手のエリア」
です。
各選手はそこにバイクを引っ掛けて、バイクの前後の床部分に自分で用意した
「レースに必要な用具」を置いておきます。
バイクは隣の人と前輪側が互い違いになるようにセットすることが多いようです。
暗黙のルールなのか、マナーなのか・・私は知りません。おそらく移行作業時に
ぶつかり合わなくするためだと思います。
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(Q).トランジションですること
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(A).それぞれの種目の移行時には以下のようなことをすることになります。
(1)スイム〜バイクへの移行
(基本的に必要な事項)
●ウェットスーツを脱ぐ(ウェットを着ている場合)
●バイクに必要なウェアへの着替え
●ヘルメット、サングラスの着用
●バイクシューズを履く
●バイクをおしてバイクスタート地点まで移動
●サイクルコンピュータを「ゼロクリア」(これはレース前にやっておいた方がいい)
●バイクスタート地点でバイクに乗車してバイクスタート
(その他)
●水分補給
●アミノ酸等の補助栄養分の補給
●バイクに必要なウェアについて・・以下のものは必須ではありませんが、各人の
好みや都合よって選択しましょう
・バイク用手袋:これは「なるべくならば」着けましょう。手袋によって振動に
よる衝撃を吸収するといった効果もありますが、最も重要なことは「転倒時の
怪我の防止」です
・靴下:これは好みの問題です
靴下については「バイク〜ラン」への移行のところでも書きますが、バイクでは
マメができることは少ないと思います
「バイクシューズをあらかじめペダルセットしておいて、バイクに乗って走りながら
履く」ということを上級者の方はやります。
「いかにも上級者」なのであこがれますが私はできません。
(その後、できるようになりました)
(2)バイク〜ランへの移行
(基本的に必要な事項)
●バイクの終了地点でバイクから降りる
●バイクをおしてトランジションエリアの自分の場所まで移動
●ヘルメット、サングラス、バイク用手袋の着脱
●バイクシューズを脱いでランニングシューズに履き替える
●ランスタート地点からランスタート
(その他)
●水分補給
●アミノ酸等の補助栄養分の補給
●ランに必要なウェアについて・・以下のものは必須ではありませんが、各人の
好みや都合よって選択しましょう
・ランニングキャプ:特に日差しが気になる時にはかぶることで暑さ対策に
なります
・靴下:これは好みの問題です。マメが気になる人は履いた方がいいかもしれ
ません。
ただ、マメ対策としては「ディクトン」や「ワセリン」のような摩擦防止のものを
擦り込んでおくことでも対応はできます
ちなみに私の場合、ミドル(orショート)までの距離のレースでは履きません
(マラソンレースの時には履きますが)
今までのレースでマメができたことはありません
但しこれはミドルまでの距離の時の話
ロングの場合には「快適さ」が重要になってくるので靴下も履きます
同様に「バイクの時はバイク用ウェア、ランに入ったらラン用のウェア」に
着替える方も多いと思います
ロングの場合にはトランジションで1分1秒を争うのではなく「快適に」距離を
走れることの方が重要だからだと思います
ショートまでの短い距離の場合、バイクとランは供用のトライウェアで通す人の方が
多いと思います
トライウェアは水陸両用なので、スイム時からウェットの下に着ていても大丈夫
ウェットを着ないスプリントのレースでは最初から最後までトライウェアだけでこなす
ことも多いです
トライウェアのパンツ部にはバイクのためのパッドも入っています
私の場合、ランニングシューズを履くために「靴べら」も持っていって置いてい
ます。
レースに臨むにあたって自分なりに「いかに楽に」「いかに早く」「レースを乗り
切るために必要」だと考えられる準備を仕込んでおくのがトランジションエリア
だと思います。
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(Q).荷物はどのように置いておくの?
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(A).自分のバイクをセットしている前後の場所が各選手が自分の持ち物を置いて
おく場所です。
前輪側、後輪側のどちらに置くか?・・は各人で違うと思います。
どちらに置いた方が自分がスムースに移行作業ができるか?がポイント。特に
「スイム〜バイクへの移行時」にスイム終了ラインからトランジションエリアに
どう入ってきてどのように準備してバイクを下ろしてバイクスタート地点まで行く
か?・・を自分なりにイメージして、やりやすいようにセットするということに
なると思います。
それぞれの準備物をどのように置くか?・・も自分でやり易いように・・という
ことになります。
自分の場合、何かとモノが多いため「荷物置き用のカゴ」を持っていってその中
に入れています。
バイクのヘルメットとサングラスはバイクのハンドル部分に載せておいておく人が
多いようです。
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(Q).その他、用意しておくと役に立つものは?
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(A).
●サンダル
これはある意味「必需品」です。
トランジションに準備品をセットした後、スイムスタートまでの時間帯、既に
靴は脱いでスイムスタートのための格好になっているはずです。その際に周辺を
歩き回るために履くサンダルです。
レースに臨む際の持ち物については自分なりの「持ち物リスト」を作っておいた方
がいいでしょう。レース出発前日にはそのリストで忘れ物がないかをチェックし
ながら準備をするといいと思います。
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