MC88100

Motorola社が最初に手掛けたRISCプロセッサがMC88100です。MotorolaのRISCといえばPower PCという感じですが、このMC88100でAM29000やSPARCやMIPSのRISC陣営に切り込んだときもあったのです。MC88100とMC88200のサンプル出荷が始まったのが1988年7月です。

MC88100

中央がXC88100で、その左右の石がメモリマネジメントとキャッシュメモリ担当のXC88200です。ともに1990年製の25 MHzクロック品です。クロック周波数25 MHzのRISCプロセッサというのは、今では考えられないかもしれませんけど。あ、そうそう、これはOMRONのワークステーションのCPUモジュールです。

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