反射の具合で見にくいですけどMC68121で1983年製。1 MHzクロックバージョン。
ピン配置を手がかりに機能について説明します。
VSS 1 48 RESET*
IRQ1* 2 47 P24:TDATA:I/O
BA*(1) 3 46 P23:RDATA:I/O
E 4
45 P22:SCLK: I/O:PC2
SR/W* 5 44 P21:TOUT: I:
PC1
DTACK* 6 43 P20:TIN: I/O:PC0
CS* 7 42 SC2:R/W*
SA7 8 41 SC1:AS
SA6 9 40 P30:A0/D0
SA5 10 39 P31:A1/D1
SA4 11 38 P32:A2/D2
VCC 12 37 P33:A3/D3
SA3 13 36 P34:A4/D4
SA2 14 35 P35:A5/D5
SA1 15 34 P36:A6/D6
SA0 16 33 P37:A7/D7
SD0 17 32 P40:A8
SD1 18 31 P41:A9
SD2 19 30 P42:A10
SD3 20 29 P43:A11
SD4 21 28 P44:A12
SD5 22 27 P45:A13
SD6 23 28 P46:A14
SD7 24 25 P47:A15
(1) 3番ピンのBA*とあるのはHALT*/BA*とNMI*の兼用入出力端子。
左側の24番ピンまでが主にホストCPU用のシステムバスからのアクセスに使われる信号で、25番ピンからがMC68121のローカルバスやI/Oのための信号となっています。
SA0 - SA7がシステムバスからMC68121内のリソースをアクセスする際のアドレス入力で、SD0
- SD7が同じくデータ入出力です。非同期インターフェースの場合、CS*, SR/W*,
DTACK*でタイミングを取り合います。同期式インターフェースの場合、DTACK*を常にLにしておいて、CS*,
E, SR/W*でタイミングを決めます。
P30 - P37, P40 - P47, SC1, SC2は、本来は多機能の端子ですが、MC68121は内部ROMがないために外部メモリをアクセスする必要があるため、必ず上記のA0/D0
- A7/D7, A8 - A15, AS, R/W*として使われます。内部ROMを持つMC68120の場合には動作モードによって入出力ポートに利用することも可能です。
また余裕ができたら続きを。
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