バイクを囲む楽しい仲間達。神塚氏が描く作品に一貫しているこのテーマは、 この作品にも生きている。舞ちゃんがかわっても、バイクがかわっても。 三代目、水輝舞ちゃんの走りに期待。
楷恭介…心理学者。大学で助教授として心理学を教える傍ら、 人間心理研究のフィールドワークとして、カウンセリング事務所を営む。
アメリカなどでは、各学校に一人カウンセラがいるのが通常であるのに対し、 カウンセリングというもの自体、日本では馴染みが薄い。 しかし、現代社会では、“心の病”を持つ人は増えている。 そんな現実を見事に描きだした作品と言えよう。 原作者・亜樹直氏はこの道に精通しているようで、考証は非常にリアルであり、 また、心理変化を描写する的場健氏の緻密な作画がマッチしている。 「心理学+探偵」ものとして楽しめるミステリー作品。
巨大昆虫(蟲)が支配する世界、昆虫(蟲)と話せる女王(姫)と言えば
『ナウシカ』が想い出される。しかし麗亜たちトキオの女は、
昆虫たちを従わせる“ちから”を持ち、北米帝国軍は「ニューカマー」
と呼ぶ。時代に呼応した人類の進化ということになろうか。
この謎解きは今後じっくり見せて欲しいところ。
我王 V.S 北米帝国軍。インセクトボーグ対メカ兵器のアクション
は迫力抜群。この異質なアクションだけでも十分楽しめる。
出典を明らかにする限り、このページの一部または全部の fj.* 等の 公開 Newsgroup への転載または引用は自由です。