学習室

写真撮影に知っておいた方がいい基礎知識。

ちょっとしたコツなんかを研究するページ。


もくじ

マニュアルカメラってなに?

姿勢が大切

絞りとシャッタースピードの関係


マニュアルカメラってなに?

撮影の操作を手動でやるカメラ。あたりまえだが(笑)

大雑把に現在のカメラの分類をすると、

 

オート

全自動カメラ。絞り、シャッタースピード、ピント合わせ、全て自動。ポンと押すだけ。

現在発売されているほとんどのカメラがここに分類されると思う。

 

マニュアル

現在では、ピント合わせを手動で行うカメラを分類。

昔は絞り自動なら、オートって言われたんだけどね。

 

フルマニュアル(ライカなど)

絞り、シャッタースピード、ピント合わせ全て手動。露出計すらついてない。

すべての操作を撮影者が判断して行う。よって、慣れないと失敗したりすることがある。

だけれど、思ってもみない写真が撮れたりする意外性が楽しい!

なにより、撮ってる時の充実感が物凄くあるな、うん。

 

セミオート(ロモをはじめ、ピント以外オートのカメラ)

絞り、シャッタースピードがオート。気軽に撮れる。

僕的には、このへんはオートに分類してもいいと思うんだけど、

世間的にはマニュアル機に分類されてるような感じがする。

 

とりあえず大雑把だけど、詳しいことはまた次回で。


姿勢が大切

グゥな写真を撮るにゃあ、姿勢が大切。

 

横位置の構えのみほん。イイねえ〜(笑)

ちゃんと両手でカメラを構え、ファインダーをしっかり顔に押し付ける。

キチンと脇を締めて、腕に力を込める。

シャッターを切る瞬間は、呼吸を止めること。息してると、どうしても動いてしまう。

これを守るだけでも、かなりのブレ写真を防げるハズ。

縦位置の構えのみほん。イイねえ〜(爆) 脇しめてます!!

縦位置は不安定になりやすいので、さらに注意!!

息しちゃダメ!!

 

あと、夜間や室内をフラッシュなしで撮る場合は、

片膝を床に付けるとか、壁などに寄り掛かって、上体を安定させる。

基本中の基本。本当は三脚使うのがイチバン効果的なんだけど、

そんなモン持って歩かないし、オイラの主義に反する(笑)

 

ちょっと工夫

人物を撮る時は、ちょっと変化を与えてみましょう!

相手の目線より下から、仰ぎ撮る。

特に全身写真撮る時は、アンダーから狙った方が、

カッコよく撮れる。チョイとアーティスティック(笑)

さらに、広角レンズなんかだと、足長効果テキメンっスよ!!

目線同じ、もしくは相手より上。

普通の記念写真風になってしまう。悪かないんだけど。

広角の足長効果も期待できません(涙)


絞りとシャッタースピードの関係

まあ、そんなに詳しく知らなくてもいいんだけど(オイラもよく知らないし〜!)

ちょっとだけ覚えておけば、役に立つポイント。

絞りってのは、一度に入ってくる光りの量を調節する。

シャッタースピードってのは、光りの入ってくる時間。

これだけ記憶しておけば、便利。

この図だと、上の例が絞りを開けた状態。下が絞った状態。

シャッタースピードは、上が短時間。下が長時間。

黄色の部分はカメラ内に入った光の量。だいたい同じ量が入ってるのが理解できますね?

この2つの例は両方とも適正露出になります。では、写真にはどのような影響が出るかと言うと、

上の例では、ピントの合う範囲が狭くなります!

下の例では、逆にピント範囲が広くなります。

この範囲を被写界深度っていいますけど、詳しい説明はまたの機会で(焦)

 

暗くなると、自動絞りのカメラは絞りを開けます。

(ロモでいうと、室内で撮影するとピンボケが多くなるのはこのため)

 

この辺を意識して使えると、イイ写真が撮れます!

例えば、人物や花などを撮る場合、絞りを開けてやれば、

被写体以外はキレイにボケた幻想的な写真が撮れる。

逆に、絞れば、画面の隅々までピントの合ったシャープな写真が撮れる。

 

ってところで続く!?


00/01/19

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