●WINDS CAFE 27●

【ケルト音楽の正体――その浸透と拡散】

大島豊+川村恭子
1999年3月21日(日)15:00開場
入場無料 差し入れ大歓迎!

15:00  開場
15:30〜 第1部「ぼくの音楽遍歴またはいかにして私は心配するのをやめてアイルランド海の周りをうろつくようになったか」
16:10〜 第2部「ケルト世界歴訪〜ブリテン群島篇」
17:10〜 第3部「ケルト世界歴訪〜大陸篇」
18:00〜 オークション+休憩
19:00〜 秘蔵(?)ビデオ上映、質疑応答、リクエスト・タイム

▼川村からひとこと

キュートな音楽ライターの川村恭子さんと初めてお会いしてからはや2年。同じ名字のよしみで(?)ぜひ WINDS CAFE の企画をと打診を重ねてきましたが、このたびそのお願いが大島豊さんというこの道に関しては右に出るもののない方のご紹介という形で実現することになりました。恭子さんがケルト音楽にはまっているというお話は折りに触れてうかがっていました。大島さんはそんな恭子さんが師と仰ぐ方というだけあって、そのはまりっぷりは筋金入りですね。今からとっても楽しみです。

▼大島豊さんからの手紙

 実はケルト音楽の世界は大変に広く、深いものです。もちろんケルト音楽=アイルランド音楽でもありません。ヨーロッパだけのものでもありません。あまりに広く、深いので、とても一日でその全体像をご紹介することなどできません(ぼく自身、とても全体像を把握しているなどとは申せません)。今回は全体像のさわり、氷山の一角からとってきた氷のかけらを味わっていただこうと思います。

 アイルランド、スコットランド、ウェールズ、コーンワル、マン島、ブレトン(ブルターニュ)、ガリシア〜アストゥリアス。さらにはケープ・ブルトンをはじめとす るカナダ、アメリカ、オーストラリア、そして日本。ケルト音楽への旅はこうした地域・文化への旅でもあります。

 前半は主に音資料、要するにCDをお聞かせし、後半、視覚資料、つまりビデオをお見せする、という感じでしょうか。始めはぼくのこの地域の音楽との出会いを音でたどり、それから音による旅行をしていただく。ビデオはアイルランドが中心になると思いますが(実はそれほどビデオは持っていません)、なるべくいろいろな楽器や演奏形態をお見せできれば、と考えています。

 参考資料としては、キーワードを書き散らしたものをお配りして、適当にメモしていただけるようにしようかと思っています。当日お聞かせするCDのリストは別途用意するつもりです。

 特に予備知識は必要ありませんが、『アイリッシュ&ケルティック・ミュージック』(音楽之友社)と拙著『アイリッシュ・ミュージックの森』に一通り目を通していただければ、一層理解は深まると思います。

▼大島豊(おおしま・ゆたか)プロフィール

 1955年、東京生まれ。十余年の出版社勤務を経て、現在は翻訳家。また、1970年代半ばからアイルランド、ブリテンの伝統音楽に親しみ、これを中心に、音楽関係の執筆活動も行う。妻、息子娘各ひとりと厚木市在住。

○主な訳書
ヌーラ・オコーナー『アイリッシュ・ソウルを求めて』(共訳)(大栄出版)
ダグラス・ブリンクリィ『マジック・バス アメリカ文化を走る』(大栄出版)
キム・スタンリィ・ロビンソン『レッド・マーズ』(東京創元社)

○著書
『アイリッシュ・ミュージックの森』(青弓社)

それでは、3月21日(日)に吉祥寺でお目にかかりましょう。


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