●WINDS CAFE 23●
川村龍俊+幸子です。WINDS CAFE 23 は展示ありビデオあり。ぜひお越しください。

●WINDS CAFE 23●

1998年11月28日(土)16:30開場

【自転車操業トーク/川村さん、ツール・ド・フランスに行きませんか?】黒沢伸

16:30 開場〜展示作業をしながらおいおいにビデオ鑑賞モードへ〜
20:00 パーティー+チャリティー・オークション
22:00 終了〜梱包作業
入場無料、出入自由。飲食物の差し入れを是非!

▼川村からひとこと

黒沢伸さんとの最初の出会いは、1993年4月に四谷のP3で私が関わっていたジョン・ケージのサウンド・インスタレーション展のときでした。私がケージをとても好きであることをそのとき知った黒沢さんは、94年11月から御自身が関わる水戸芸術館での「ジョン・ケージのローリーホーリーオーバー・サーカス」の企画に私を招いてくださいました。ブレインストーミング、美術教育ボランティアの方々への講義、そしてオーディトリウムでのイベント5回に参加させていただき、期間中には15回も水戸へでかけたものでした。あのときの体験が今の私にとってどれほど大きかったことか。95年にロスコで美術に開眼したのも、きっと黒沢さんの魔法です。

▼11月9日(その日1日だけ!)にメールで交わした今回の内容に関する話

▽黒沢:会場に僕が川村さんのコレクションを展示することは可能でしょうか? 当日、話してみたいと思っているのは、沢山つながる長ーい自転車を新開発してそれを世界で最も過酷な自転車ロードレース、「ツール・ド・フランス」へ持ち込むという、実は壮大な計画の話で、例えば何故それが壮大な計画なのか、とか、どこが人類の進化と関係があるのか? とか、そーいう内容なので、それ自体は川村コレクションと殆どリンクしないはずなのですが、私としては見たいわけです、川村さんのコレクションを。全部でなくてよいですよ、もちろん。たくさん見たいですけど。ちなみに、できれば僕もコレクションか1点作品を持っていこうかなと思っています。値段が高すぎてたぶんオークションにはかけられません。ごめんなさい。
他には、ビデオを色々と用意しようと思っていますが、先日のメールにあった「ビデオに関しては、日没後でないと映りませんので、夕方5時半以降ということに」というのはきっとプロジェクターを使用するためですね。でしたら、3時ころからパフォーマンスでコレクションのインスタレーションを始めて5時頃にはバトルトークにシフトする、という感じが自転車操業っぽくてよろしいのではないでしょうか? ですから、開場はきっと3時30分なのですね、たぶん。(これでは告知文にならないでしょうか? ボツでしたらまた連絡ください。あと、実はスライドも使おうかどうか迷っています。準備可能ですか?)

▽川村:うーむ、壮大な計画になってきましたね。基本的にはすべてOKですが、各論で意見を少し述べますので、またお返事下さい。まず、私と黒沢さんのコレクションを飾るお話、大賛成です。ただ、会場がそんなに広いわけじゃないので、立体は避けましょう。たくさんといっても壁にも限りがあるので、数を黒沢さん、決めて下さい。持ってくのも大変だし。展示作業そのものを見せようという案も大賛成です。ローリーホーリーオーバー・サーカスを思い出しました。ただ、ちょっと残念なことに、当日の開始が日没からだと思い込んでいたので、会場を日中は別件で午後4時まで使用することになっています。誠に恐縮ですが、黒沢さんの入場4時15分、一般開場4時半ということでお願いできませんか? 自転車操業トークということなので、4時半からずっとなんとなく続けて、終わりのめどだけ決めておきましょう。8時くらいから遅くても9時にはオークションをしたいのですが、終わりそうですか? あと、スライドは使用できますが、1枚ずつ差し替え(トレイなし)になります。

▽黒沢:「壮大」、はちょっと大げさかもしれないけれども、それでも脇見できるものが沢山あると楽しいでしょう? 作品数は、スケールにもよるけれども、小さいものなら20点くらいあっても良いし、大きいものだと5点くらいだろうから、大小とりまぜて15点くらいなのでしょうか。開場4時半〜、で、8時ころからオークション、というのはいよいよ自転車操業っぽくてむしろテンションがあがる感じがしますね。楽しくなってきました。スライドは数が多くなるようでしたらプロジェクターを借りて持って行きます。あとビデオはVHSと8mmと両方あると有り難いのですが。それと、このトークに関して、もう一つアイデアを考えていて、それはこれから川村さんに相談することなのですが、告知してしまうとつまらなくなるかもしれないので、その件については別にまた相談します。

▽川村:ううむ、15点ですか、いや、まさにローリーホーリーオーバー・サーカスの再来状態ですね。さる筋から情報を頂きまして、アンドリュー・カルヴァーが作った易のプログラムを入手しています(ローリーで使ったやつの原型です)ので、それで作品を選ぶことにしましょう。ただし、当日の天候がよくなかった場合、ぐっと数へらしちゃいますからね(笑)。それからビデオとかスライドをやってるときは場内は暗いから、みなさん見られませんよん(笑)。開始4時半、終了というかオークション突入8時ということで了解です。スライドプロジェクターの件は申し訳ありません、そういうわけですのでご了解ください。また、8mmビデオは残念ながら持っていませんので、できれば全部VHSにしていただけると助かります。この件については、多少心当たりもありますが、まずは全部をVHSにできるかどうかをお答えいただけますか? だめだったら手を打ちます。

▽黒沢:僕的にはローリーホーリーオーバー・サーカスとかは思ってなかったですのよ。そんな大げさではなくて川村コレクションへの興味、ですのよ、かなり純粋に。ただ、初めてみる作品をその場で自分で展示してみたいですのよ、独断と偏見で。単なるキュレーター癖というか病ですかね。展示のための大工道具とか脚立とかも必要ですね。そうすると、バトルトークっぽくなるかもしれないかなぁ? と思って。とんてんかんしてるし(笑)。あと、会場にスポットライトとディマーがあれば暗くても作品見れるのでは?と思ったが、それはないか。ちなみに8mmビデオはVHSに直して持って行くことにします。

▼黒沢伸プロフィール

1959年、東京生まれ。1989年より1997年まで水戸芸術館現代美術センターに学芸員として勤務。在任中に「妄想砦のヤノベケンジ(1992)」「19番目の彼女の足(1993)」「こんどはことばの展覧会だ(1994)」「ジョンケージ展オーディトリウムシリーズ(1994-5)]」「相談芸術大学(1995)」など、ジャンルを横断するワークショップ・イベント等を展開。現在は水戸芸術館を離れてフリー。来年2月に都内各所で北欧の若手作家を紹介する展覧会「New Life」等を準備中。

▼今回の川村龍俊コレクション展示は、約15点です。

では、11/28(土)に吉祥寺でお待ちしております。楽しく遊びましょう。 川村龍俊+幸子

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