日 時 1997年11月24日(月、振替休日)入場無料(夜の部のみ投げ銭)
昼 の 部【レコード句会 − A Concert】午後1:30開場、2:00開始、6:00終了
食事休憩
夜 の 部【コンサート:An Evening with Mark Johnson】午後7:30開場、8:00開演
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●昼の部【レコード句会 − A Concert】総合DJ:坂井邦実、協力:上原敦郎
レコード句会をやります。
音楽会と俳句の世界を同時に体験しようという贅沢な企み。
演奏者はあなたです。
楽器が弾けなくても、俳句を知らなくてもOK。
レコードを持って遊びに来て下さい。
押し入れの奥に忘れられていたシングル盤、再生装置が無くて長いこと聴いて
いないシングル盤、流行遅れだけどお気に入りの一曲など、何でも持って来て
下さい。みんな一緒に大気の中へ帰してあげましょう。しかも、さまざまな時
間と場所に生まれた音楽たちが一堂に会して、新しい世界を再構築するのです
[ご用意いただくもの]
・筆記用具(何か書くもの。用紙はこちらで用意します)
・直径17cm以下のアナログレコード(任意)
(17cmシングル、17cmLP、ソノシート 等)
[レコード句会のプレイ方法]
・プレイヤーはご来場の方全員です。
・プレイヤーは1プレイとして1曲レコードをかける権利と、曲の前後に1分間だ
けフリータイムを持つ権利がありますので、好きにお使い下さい。
・プレイの順番は最初にくじ引きで決めます。自分の番が来たらプレイを行って下
さい。(かけるレコードはご自分の持参品でも、他のプレイヤーの持参品でもO
Kです。何をかけるかはご自分の順番が来てから決めればOK。)
・参加者全員のプレイが一巡すると1クール終了です。
・クール終了後に、各自のクール全体の印象を適当な言葉で命名して下さい。(発
想は自由)みなさんの命名を回収し、発表して終わります。
以上を句会の単位として、時間と人数に応じて何クールか遊んでみましょう。
なお、レコードのジャンル・内容に関して特に制限は設けませんので、何でもお持
ち下さい。他のプレイヤーからのリクエストの可能性も充分あり得ますので、無理
のない範囲でより沢山のレコードをお持ち下さい。
また、レコードをお持ちでない方の参加も歓迎いたしますので、気軽においで下さ
い。他の人のレコードを借りプレイすることも出来ますし、いろいろな曲を聴くだ
けでも楽しめると思います。
* おことわり *
当句会はレコード盤の取り扱いがあるため、飲食・喫煙は休憩時間にお願いします。
坂井邦実 プロフィール:九月二十三日生れ。好きなモノ「CD、酒、文庫本」。
最近読んだ本「日本のゴミ」。最近気持ちいい言葉「大道廃れて仁義あり」。
坂井邦実ホームページはこちら
[以上文責 坂井邦実]
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●夜の部【コンサート:An Evening with Mark Johnson】司会通訳:よしむらこう。
WINDS CAFE 11 の夜の部は、ニューヨークから来日する歌手、マーク・ジョンソン
さんを迎えてのライヴ。びっくり箱みたいに、いろんな音楽をお楽しみいただきま
す。マークは30代前半で、クラシックの教育を受けたひとですが、ジャズやポップ
スの経験も長く、独学で倍音唱法(モンゴルのホーミーやトゥバのフーメイのよう
に、ひとりで基音と倍音を出してしまう、慣れないひとにとっては超絶の技)まで
マスターしてます。今回は、NYCのヴォーカル・アンサンブル、ウェスタン・ウィ
ンドのアシスタントとして来日します。コーディネーター&通訳は、先月につづき
登場のよしむらこう。です。
もっともマークは、ソロで1時間もやったことはほとんどないので、なにをしよう
か、いま考えているところだそうです。たぶんほとんど歌うと思うけれど、鍵盤楽
器もあるそうなので、歌と楽器で即興したり、クラシックやポップスのおなじみの
曲をやったりするだろうとのこと。「でも、弾き歌いをやるにはもっと練習しなき
ゃ!」
ちなみにマークのお父さん・おじいさん・ひいおじいさんはみんな John Johnson
なんだそうです。だからなんだとゆーわけじゃないけど。
そうそう、マークがプロデュースした最新CDが到着しました。ウェスタン・ウィ
ンドが1920-90年のアメリカのジャズ(ポップスのラヴ・ソング13曲を下オリジナ
ル・アレンジでうたった "My Funny Valentine"(Western Wind Records 4004)で
す。マークは3曲のアレンジャーのほか、ヴォーカル・ベイスとしても参加してま
す(声でウッド・ベースのまねをしてるのです)。当日、会場でも買えると思いま
す。
A message for the audience
I have long admired Bobby McFerrin's work, and my voice and my spirit are
strongly influenced by him. But I have different music in my mind, and I
hope you can hear some of it as I do.
お客さまへのメッセージ
ぼくはずっとボビー・マクファーリンの作品が大好きで、ぼくの声と心はその強い
影響を受けています。でも、それとはちがう音楽を考えているので、その一部をい
っしょに聞いていただけたらと思っています。
マーク・ジョンソン:5歳で父についてピアノをはじめ、学校時代に木管楽器を吹
く。十代のころ、ハイロウズやスウィングル・シンガーズといったヴォーカル・グ
ループを熱心に聞き、中学校でバーバーショップ・クヮルテットで歌いはじめる。
ニューヨーク州ロチェスターのイーストマン音楽学校で、音楽教育、指揮法、オー
ボエを学すほか、イーストマン=ロチェスター.コーラスや、ジャズの8重唱団
「オクターヴ1」(スウィングル・シンガーズの創立者ウォード・スウィングルら
の指導を受ける)でも歌う。1988年、ボビー・マクファーリンのヴォーカル・ワー
クショップに参加し、キャプリス・フォックス(ニューヨーク・ヴォイスィズ)、
ポール・スティラー(ヴォックス・ワン)、ポール・ズィマーマン、トビー・トワ
イニングなど、現代を代表するジャズやアカペラの歌手たちに出会う。はじめての
アジアを訪れたのは、トビー・トワイニングのアンサンブルの一員として、1990年
8月に韓国のソウルで行われた第1回アメリカン・ダンス・フェスティヴァルで演
奏したとき。現在、テナーのポール・ズィマーマンと「デュオ・ヴォーチェ」で活
動している。クラシック、ジャズ、ポップス、前衛など、さまざまなスタイルの音
楽を、あらゆる規模のヴォーカル・アンサンブルで経験している。歌手としての活
動や作品は、クラシック音楽の教育を受けたことと、オーケストラ音楽を学んだこ
とに影響されている。現在、ニューヨーク市のアカペラ・アンサンブルや室内グル
ープで歌うほか、ウェスタン・ウィンド・ヴォーカル・アンサンブル・レーベルの
新録音のプロデューサーをつとめる。ほかに、キャンター(ユダヤのカントル)ア
ルベルト・ミズラヒの《シャン・ミスティーク》での倍音唱法の歌や、アミット・
チャタジーの《世界が衝突するとき》のバックでのマルチ・パート・ヴォーカルな
どの録音にも参加している。また、ウェスタン・ウィンドや東京のスタジオ・アル
シスのワークショップの講師もたびたびつとめている。ヴォーカル・エリア・ネッ
トワーク(ニューヨークに本拠を置く、アカペラ活動を支援する機関)の芸術監督。
ウェスタン・ウィンド、ニュー・イングランド・クロース・ハーモニー・アンサン
ブル、東京ヴォイスィズなどのグループのヴォーカ・アンサンブル・コーチもして
いる。コンピューターを使った作品に、モダン・ダンスのために委嘱されたオリジ
ナル曲や、ニューヨーク市のライト・ショウのために行ったガステイヴ・ホルスト
の《惑星》の電子音楽用編曲などがある。
よしむらこう。(吉村恒):音楽ライター=新聞・雑誌の記事やインタヴュー、C
Dやコンサートのブックレットの執筆・翻訳をする人。古楽のほか、軟派な現代音
楽やモンドや映画も好き。共著書に『もう一つの音楽史』<現代思想>別冊、『古
楽演奏の現在』音楽之友社、『200CD古楽への招待』立風書房、など。
[以上 翻訳・文責:よしむらこう。]
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