●WINDS CAFE 09●

川村龍俊です。毎月私が勝手に開いているこの催しも、早くも9回目を迎えます。
今回は、私もその作品をコレクションしている美術家、細井篤氏の登場です。この
夏のマケドニア体験を、スライドやビデオを用いてお話ししてくださいます。また、
コレクターに呼びかけて、細井氏のちょっとした展覧会も合わせて開催しますので、
楽しみにしていてください。作家秘蔵の作品も展示できるかもしれません。


                    ●WINDS CAFE 09●

                  【スコープスコ・セイ・モジュノ!】

                          “マケドニアの夕べ”
             僕も、そしてたぶんあなたも知らなかっただろう、
                         遠い国での美術交流の話

                                細井篤

                   日時:1997年9月28日(日)
      12時に鍵を開け、のんびりと準備しながらお茶のんだりして、
    日が沈む6時半頃からスライド・ビデオを用いたお話をはじめます。

                              会費:無料

                                  *

突然ですが問題です。

問1:あなた、マケドニアっていう国を知ってますか?  いったいどこにあるので
      しょう?
答え:バルカン半島にある共和国。アルバニアとギリシャに挟まれた、旧ユーゴス
      ラビアの最南端に位置する、1991年に独立したばかりの若い国です。
    (ちなみに僕のうちの世界地図には残念ながら載ってませんでした。昭和53年
      発行のものですから、当然と言えば当然ですが。)

問2:では、マケドニアでは何語が話されているのでしょうか?
答え:マケドニア語
    (これも当然と言えば当然。でも、事前のコンタクトを全て自分でしなければ
      ならなかったため、重要な問題だったのです。そうは言っても、日本語しか
      話せない僕にとっては、マケドニア語も英語も同じことでしたが。)

ひょんなことから、マケドニアという国のアートコロニーからの招待で、無鉄砲に
もその名前だけは昔世界史で聞いたような無いような、どこにあるのかさえ知らな
かった国に、単身出かけることになった今回の制作旅行。出かけるまでの情報収集、
渡航費の工面、言葉がからっきしできない僕と受け入れ側の交渉などの苦労話を交
えながら、僕も、そしてたぶんあなたも知らなかっただろう東欧の新しい国での美
術交流の話を、ビデオにスライドそして音楽を通してお聞かせしたいと思っていま
す。当日は、このマケドニアの話に興味を持ち、まさかと思ったのですが本当にマ
ケドニアまで来てしまった、ルナミ画廊のトキさんもかけつけてくれる予定ですの
で、一緒におしゃべりしたいと思っています。              [以上文責:細井篤]

細井篤(ほそい・あつし)プロフィール:1963年長野県生まれ。武蔵野美術大学造
形学部彫刻科、同大学院造形研究家彫刻コース修了。1986年からグループ展、1993
年から個展を精力的に開催するが、東京セゾン美術館「視ることのアレゴリー:絵
画彫刻の現在」展(1995)で現在の作風を確立。扱い画廊:ギャラリエアンドウ、他。

●当日は、会場内に、川村龍俊ら細井コレクター所蔵に作家秘蔵を加えた細井篤作
  品を作家の手によって展示します。

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