●WINDS CAFE●

● WINDS CAFE 134 in 三軒茶屋 ●

【エキゾティック・イングランド――遅れてきたワールド・ミュージック】

おおしまゆたか with 川村恭子(ディスクジョッキー)

2008年2月17日(日) 午後1時30分開場

レンタルスペースSF 東京都世田谷区太子堂2-12-10 TEL 03-3419-5449

入場無料(投げ銭方式)/パーティー用の差し入れよろしく!(主にお酒や食べ物)

13:30 開場
14:00 プログラム開始(途中休憩有)
16:00 パーティー+オークション

▼ 川村からひとこと

  ディスクジョッキーの楽しさをライヴで味わわせてくださるおおしまさん。1999年3月 WINDS CAFE 27【ケルト音楽の正体――その浸透と拡散】、2000年9月 WINDS CAFE 45【『ユーロ・ルーツ・ポップ・サーフィン』実践篇】、2003年8月 WINDS CAFE 80【録音でたどるアイルランド音楽の軌跡 第1部 2003〜1983】、2004年1月 WINDS CAFE 85【録音でたどるアイリッシュ・ミュージックの歴史 後篇 1904〜1983】、2006年1月 WINDS CAFE 109【「水」はいかに広いか】と5回出演していただきました。

 今回は、先月に続き、川村恭子さんも登板してくださいます。当日は、お二人で、ただのディスクジョッキーではない仕掛けを考えておられる由。どんな時間が流れるのでしょうか。今から楽しみです。

  もともとおおしまさんとは、川村恭子さんのご紹介で知り合ったのですが、それから早いものでもう9年目。今や、音楽・文学人生の大いなる先輩として頼りま くっております。そこへもう一つ、オーディオの世界が加わりました。当日はおおしまさんも私も愛用しているタイムドメイン方式のオーディオ装置で再生しま す。
http://www.timedomain.co.jp/
http://www.bauxar.com/

▼おおしまゆたかさんからの手紙

  アイルランドをはじめとするケルト系や北欧、東欧、あるいはスペイン地中海岸、ギリシア、イタリア、さらにはユダヤ音楽など、ヨーロッパのルーツ音楽への 注目度が上がっています。いまやワールド・ミュージックの一角をしっかりと占めるにいたった、と言っても言いすぎではないでしょう。

 そ のヨーロッパ・ルーツ音楽のなかで、まず最初に「現代化」または「ワールド・ミュージック化」したのは、実はイングランドの音楽でした。1960年代後半 のことです。デイヴィ・グレアムとペンタングルに始まったその流れは、以後、確実な歩みをすすめてきました。とはいえ、その動きは音楽産業の表面からは見 えにくく、70年代からのベテランを中心とした地味なものでした。

 様相が変わってきたのは、世紀があらたまってからです。

 ごく若い人たち、20代前半やそれ以下の、
それもルーツや伝統とはあまり縁がなかった人たちが、続々と現れてきたのです。アイルランドやスコットランドで少し前から起きていたことが、イングランドでも起きだしたのです。

 もちろんこれはアイルランドやスコットランドをはじめ、周囲の活況に刺激されてのことでしょう。そこにはまた大英帝国崩壊と並行して失われてきた「イングランド」のアイデンティティ復権への志向もあります。

 1960年代から1970年代にかけてと同じく、若い、新しい血が現れることは、音楽の現場を活性化します。新しいアプローチ、新しいレパートリィ、新しい展開が生まれます。それはまたベテランや長老たちをも刺激します。

 今、イングランド音楽は多彩で活発なヨーロッパ・ルーツ音楽のなかでも、存在感を飛躍的に大きくしています。

 そのイングランド音楽の姿を、最新の録音・録画を素材にご紹介したいと思います。

 まずは若い人たち、とりわけかつてとは対照的に、活躍がめだつ若い女性たちを中心に。そして、長いキャリアの末に「化けた」ベテランたちを。

 お楽しみはこれからです。

▼プロフィール

おおしまゆたか: 東京生。10年余の出版社勤務の後、フリーの翻訳、執筆業。1970年代半ばから、ブリテン、アイルランドをはじめとするヨーロッパのルーツ音楽に親し む。趣味が嵩じて、CD等の企画、ライナー執筆、歌詞対訳、書籍雑誌記事の執筆・翻訳なども手がける。『アイリッシュ・ミュージック・ディスク・ガイド』 『ユーロ・ルーツ・ポップ・サーフィン』を監修。ヌーラ・オコナー『アイリッシュ・ソウルを求めて』、ジョン・グラット『アイリッシュハートビート:ザ・ チーフタンズの軌跡』を共訳。テレンス・ブラウン『アイルランド―社会と文化1922〜85年』を翻訳。アイルランド音楽を中心にしたヨーロッパ・ルーツ 音楽のメルマガ『クラン・コラ』の共同編集発行人。
http://blog.livedoor.jp/yosoys/

川村恭子(かわむら・きょうこ): 謎のかものはしすとってことで(苦笑)、音楽を中心とする文筆業。リアルタイムで数多くのアーティストのステージを体験している事もあり、60年代以降の 日本のロック/フォーク・シーンの造詣の深さでは一目置かれる存在。19歳〜20歳、学生ながらNHK-FM『サウンド・ストリート』では坂本龍一、佐野 元春らと共にDJを担当。後、糸井重里、細野晴臣ら協力の下ペンギン・カフェ・オーケストラ初来日時のパンフレット制作を機に本格的に文筆業の世界に入 る。1995年には70年代に大阪で行われていたあの伝説のイベント「春一番コンサート」復活の立役者の一人としてプロデューサーである福岡風太のアシス トをつとめる。また poetry reading の日本初の野外イベント「UENO poetrycan jam」の主催チームに参加、1500人を動員。WOWOW、NHK-BSなどの70年代の音楽を特集した番組のリサーチ、企画、構成なども手がける。 So-net 会員向けストリーミング番組、 wonderjuke では長門芳郎氏とともにショーボート・レーベルのナビゲート中でもある。編著書に『THE BOOM 海を渡る唄』、『イカ天年鑑』、『Fの時代』、『風都市伝説―1970年代の街とロックの記憶から』など。また「春一番72年10枚組」BOX再発、朝日 新聞社AERA別冊「AERA in FOLK」、世界で初めてのドラマーのコンピレーション盤、林立夫『NON VINTAGE』選曲に関わる。狭山でのハイドパーク・ミュージック・フェスティバルの音楽制作部門のスタッフでもある。



それでは2008年2月17日(日)に三軒茶屋でお目にか かりましょう。



◆予告編◆

2008年03月16日(日)
WINDS CAFE 135 in 三軒茶屋
【響の海へ】
 田島和枝(笙、う[たけかんむり+于])
 http://tajimakazue.jp/

2008年04月20日(日)
WINDS CAFE 136 in 三軒茶屋
【アメリカン・コンテンポラリー】
 西村正秀(ギター)
 http://www.news.janjan.jp/culture/0302070910/1.php?action=tree

2008年05月18日(日)
WINDS CAFE 137 in 三軒茶屋
【voyage en solitaire】
 橋本晋哉(テューバ、セルパン)
 http://www.shinyahashimoto.net/

2008年06月22日(日)
WINDS CAFE 138 in 三軒茶屋
【自作楽器の世界】
 尾上祐一(発明自作楽器演奏家)
 http://torigoya.main.jp/

2008年07月27日(日)
WINDS CAFE 139 in 三軒茶屋
【Invinsible solid 2】
 舩橋陽(サックス、チェロ)
 http://dancehardcore.com/archives/000128.shtml

2008年08月31日(日)
WINDS CAFE 140 in 三軒茶屋
【mongoloid'z again】
 田口浩一郎・石垣直・高橋裕一・平野宗(演劇)
 http://www.h7.dion.ne.jp/~keisha/index.html

2008年09月28日(日)
WINDS CAFE 141 in 三軒茶屋
【声のための作品集】
 松平敬(バリトン)
 http://tierkreis.web.infoseek.co.jp/

2008年10月19日(日) 
WINDS CAFE 142 in 三軒茶屋
【琵琶弾き語り】
 後藤幸浩(薩摩琵琶)
 http://www.tanibito.com/goto.htm

2008年11月16日(日)
WINDS CAFE 143 in 三軒茶屋
【コンテンポラリー鍵盤ハーモニカ】
 野村誠(作曲家)
 http://www7a.biglobe.ne.jp/~nomu104/

2008年12月14日(日)
WINDS CAFE 144 in 三軒茶屋
【洋梨】
 松本智勇(スライドショー)
 http://homepage.mac.com/pirvs/

過去の企画



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