第四章 そしてチューニング

ウクレレを購入して。あちこちをさすりまわしたら、いよいよチューニングです。楽器というものは、とかくチューニングが必要なものですが、ウクレレの場合は、本当によくチューニングするはめになります。ちょっと動かしたりすると、いつのまにかチューニングが狂ってしまっている事もありますし、弾いているうち「なんとなく変だなあ」などと思っていると、弦がたるんでいたりすることもしばしばです。チューニングはいつどこでもすばやくできるようにしておきたいものです。

チューニング開始

1、まず、第3弦の開放を「ド」にあわせましょう。

2、あいましたか・・・そしたら次に第3弦の第4フレットをおさえてぼろんとやってみてください。それが「ミ」になっていたらしめたものです。

3、そしたら、その「ミ」と第2弦の開放とが同じ「ミ」の音になるように第2弦を調整してください。

4、第2弦の調整ができましたか。そしたら、第2弦の第3フレット をおさえてください。その音が「ソ」の音です。よく確かめてください。その音は第4弦の開放と同じになっていなければなりません。第4弦の調整をして開放が「ソ」になるようにしてください。

5、さて、いよいよラストです。第4弦の第2フレットをおさえて弾くとそれが「ラ」になります。その音と第1弦の開放が同じ音になれば完璧です。

どうですか。うまくいきましたか。このようにウクレレの音は互いに相関関係になっていますから。ドからはじめる必要はありません。たまたま私がドの音しかわからないので、こうしただけです。あとは好きにやってください


花子さん

ウクレレといえば牧伸二ですけど。その昔、牧伸二のソノシート付きウクレレ入門には、「チューニングは第一弦から開放で『花子さん』と覚えましょうとあったそうな。だけど、どの音に合わせようが、「ハナコサーン」と聞こえてしまう気がするのは私がへぼだからなのでしょうか。


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