マウンテンバイクを飯の種にしようと思って独立したのですが、 全然お金になりません。街中をみると、多種多様の人々がMTBに 乗っているので、多少なりとも食っていけるかと思ったのですが…。 ボクの人生は間違っているのでしょうか? それとも僕以外の全人類の 考え方が間違っているのでしょうか? 渋谷の路上でして貰った占いでは、 「全人類のいい 「兄貴になれる」といわれたのですが。
マウンテンバイクで飯を食うといっても、乗りながらバナナを食べたり、カロリーメイトを食べるのとはわけが違いますよね。私もマウンテンバイクで食えなくてもいいから、タイヤの一本でも欲しいよななどとは思いますが、くれた人はいません。レースのあとのお楽しみ抽選会でもサドルバックとボトルが関の山です。
 あなたの人生は間違ってないと思いますが、渋谷の路上の占い師が間違っているいるような気もします。かといって新宿あたりで、兄貴といわれると別の意味があったりするので、気をつけた方がいいでしょう。まあ、商売としてはMTBよりママチャリでしょう。それから、仮に人口が多くなっても、景気の方はさっぱりという業界もありますから、何ともいえませんよね。
 街にある自転車のタイヤをかたっぱしからパンクさせて、パンク修理で儲けるというのも手っ取り早くていいかもしれませんが、犯罪です。

A店に行くと、TREKを異常に薦められ。B店にいとスペシャライズを薦められます。特約店の関係もあるかと思いますが。もう少し公平な視点の店はないんでしょうか。
ないです。商売というものを舐めてはいけません。実はあまり商売っけのないないような店もありますがそれは他の部分で儲けているからだと思います。自転車屋はやはり売ってなんぼの商売ですから自分の店で扱いのない商品をすすめてもしょーがないざんす。

ツーリングの帰り、彼女とラブホテルに入ろうとしたらキャリアに乗せたバイクが入り口にひっかかって入れませんでした。僕を何とか男にしてください。
あらかじめ、自分の車の車高+キャリアの高さ+自転車の高さを測っておきましょう。また、キャリアは前輪を外して固定するタイプのものの方がそのままのっけるタイプのものより高さがおさえられる上、安定感も増すので、おすすめできます。
 また、背面吊り下げ式のキャリアも遠慮なくつっこんでいけますが、今度は駐車場の壁にバックでぶつけないように気をつけてください。焦る気持ちはわかりますが、そういう時こそ冷静に攻めたいものです。  やはりラブホテルに行きたい時は、自転車は車内に収納 しておくのがスマートでいいと思います。もっと親密なお二人でしたら、仲良くMTBに乗っていくのもいいですね。

先日ツーリングに行ったのですが、ジーパンで暑い思いをしました。 レーシングパンツ以外で、お進め品はありますか。自転車を下りても、それほど違和感のない格好をしたいもので。
ジーパンは暑いです。山登りをする人に聞くといいですが、ジーパンというのは湿気を吸いやすくて、蒸発しにくい最悪のズボンらしいです。
 本当はレーパンがベストですが、それ以外ということでしたら。やはり素材に注目するしかないでしょう。
 半ズボンで、科学素材を使ったやつが、クライミングパンツなどという名称で登山洋品店にありますので、そのあたりはどうでしょうか。ほとんどのウェアメーカーが出していると思います。ただ季節ものなので、夏場以外はあまりないでしょう。
 長ズボンタイプでも、同じく蒸発しやすい新素材を使ったものがあるので、それもよいでしょう。(ただし、裾バンドを忘れないでね)
 ちなみに、レーパン以外だと下着を履くわけですが、そのパンツも蒸発しやすい新素材のものにするだけでもかなりちがいます。これは一年中登山用品店で扱ってます。
 気合を入れて乗るときははやはりレーパンのようなもののほうがいいと思います。モッコリさせれば、女の子にもモテモテです。

 よく、おれのバイクは11kg台だのなんだのいって威張る人がいますが、僕のバイクは一体何グラムなんでしょうか。みんな、自転車用の計りでも持ってるのでしょうか。
頭を使いましょう。

  1. まず、体重計を用意します。(できるだけ精密に計れるもの)
  2. あなたが自分で愛車を持って乗り、重さを測ります。裸でも服を着ててもどっちでもいいです。
  3. 今度はあなたが一人で体重を測り、さきほどの重さから引きます。
  4. それがあなたのバイクの重さです。
この測り方は、自転車のほかに、君の彼女などの重さを測るのにも便利な方法ですので覚えておきましょう。

寒い季節のウエアはどのようなものがいいでしょうか。
 夏はバイクジャージにレーパンというのが一般的なウェアだとすれば、普通に考えれば、アームウォーマにレッグウォーマかな、と思ったのですが。
(ちなみに、袖だけ、ひざ下だけを追加するおかしなものです。そんなもののくせに高い)あるいは、モトパンもいいかなと思ってます。
   さて、普通のツーリングでは、やはり登山の応用がいいでしょう。 まず、下着ですが、意外にも木綿の肌着は乾かないのでやめましょう。 登山用のオーロンとか、ホロフィルとか、そういった科学素材が温かく渇きも速いのでおススメ、というか必需品でしょう。
 アウターは同じく化学繊維のパンツ(裾が絞ってあるものがベスト) あえて高校時代に愛用したジャージというのもいいかも。上は定番のフリース素材があったかくて いいでしょう。ただし、フリースはそのままでは風をとおしてしまって、走ると ひたすら寒いだけなので、上にウインドブレーカーを着ないと意味がありません。ゴアテックスだったらなおよし。
 それから、夏冬関係なくグローブは忘れずに。

この春にMTBを買おうと思ってるんですが盗難が心配で迷ってます。絶対に盗まれず、悪戯されない知恵や方法は?

 これは、心配なことでしょう。 しかし、絶対盗られないってのは無理です。盗られる時は盗られるんです。あのでかいベンツだってもってっちゃう やつらがいるんですから。
 そういうわけですから、MTBを守る場合、何が一番高価、または大切かを考えるわけです。そうすると、当然フレームです。ホイールなんてえもんは、あとでいくらでも作り直す事が できますが、フレームははやり、自転車の魂、アイデンティティですから守らねばなりません。でも、2万円ぐらいの安いフレームに、5万円ぐらいのカーボンホイールとかついている 場合は、ホイールを守った方がいいかな。あったらすごいけど。
 カギで防ぐ場合は、できるだけ鎖の太いチェーン錠を買いましょう。駐輪の際は、前輪を外して 後輪と、フレームの三角に共に通して、ガードレールなどに付けるというのが安心でしょう。

ワイヤが切られるのがいやなら、U字型の鋼鉄製ロックもまたよしです。  私は、いちいちホイールを外すのが面倒なので、フレームしかロックしません。ホイールが 盗まれたらその時だぜ、ぐらいのお大尽な気持ちでいるのと、街乗りの時は 大していいホイールを使っていないからというのが理由です。
 MTBってのは、なんでもかんでもクイックピンだから盗まれるんだと怒る人もいるでしょう。 ホイール用のクイックや、シート用のクイックを普通のネジ式に換えてしまうというのもいいでしょう。これにすると、専用工具かアーレンキーがないと、外せませんから、悪戯 されにくくなります。

 あと、街乗りの時はあんまりいい部品をつけない、というのが基本でありましょう。

自転車キャリアは車の後部に吊すやつと、ルーフに載せるやつとどちらがいいでしょうか?

 やはりルーフ積みがクールでしょう。リヤに引っ掛けるタイプはあまりおすすめしません。なぜなら、

一方ルーフキャリアは といいことづくめです。
 基本バーとキャリア、合計でリアタイプより予算がかかるのが唯一の難点ですが、あなたがよっぽど非力であるとか、ラブホテルを頻繁に利用する人でなければルーフタイプをおすすめします。

このあいだMTBを買いました.店の主人が保険(自動車の任意保険みたいなの) に入った方がいいというのですけど.どうなんでしょう?また,入る場合はどの ような内容のどのくらいの金額の保険に入ればいいのでしょう?

 保険に入れということは、さぞ高いバイクだったのではないでしょうか。 その保険の内容を聞かないとなんとも言えませんが、たとえば月1000円で パーツ交換しほうだいなんていうのだったらいいですけど。(そりゃないよな)
 保険とは違いますが、TREKは永久とかGIANTは5年というふうに、メーカーサイドで フレーム保証を設定してますから、特別に保険に入る必要もないかもしれない。 ただし、このメーカー保証というのも、半分ハッタリみたいなもんなので、 いろいろケチがついて、保証外になってしまうでしょうけど。
 たとえば、レース使用(過酷ということらしい)で壊れてしまった場合は 適用外だったりするんで、(レーサーモデルなのに?!)安心してもいられませんでしょう。
 ちなみにわたしのTREKもフレーム永久保証をうたってますが、例えばウイリーとかの技で、壊れてしまったなんてえのは「本来の使い方と違う」ということで×でしょう。多分…。
 あと、いわゆる対物対人保険みたいのがありますが、これは年数千円の掛け捨てですけど、山によく行ったり、激しく爆走するんなら入っておくのがいいでしょう。 ちなみにこいつは、僕も入ってますが、残念ながら事故にあってないので、良さは わかりませんけど。

MTB専門店はどうもはいりにくいです。初心者が行きやすいお店はありま せんか。

 なぜ専門店は入りづらいのかという事を考えてみましょう。

  1. 知識がないので、甘く見られそう
  2. そんなに高いバイクを買わないので気が引ける
  3. 茶髪にピアスの店員がいて怖い
  4. .部品の形はわかっても、名前を知らないので緊張する。
ということですが
 1.に関しては、なまじ偏った知識があるより、どーんと「おれは知らないゾー」と毅然とした態度をとることが必要でしょう。
 2.についても大切で、あくまでも「買ってやる」という態度を貫く事が 必要です。仮に5万円ぐらいでは正直言って大したバイクは買えませんが、 普通5万円は大金です、5万円あれば何杯ビールが飲めるでしょうか?
「こっちは5万円も使うんだぞバーロー、ふざけんな」ぐらいの態度でいどみましょう。
  3.彼らはそう怖い存在ではないばかりか、なかなか親切な人間です。少なくとも自転車屋でまじめに働いているだけできちんとしています。
 4、これは、1番と同様、なんも覚える必要はありません、自転車を指さして「これを持って来い」とやればすむことです。
初心者にお薦めするのは 、やはり大型店舗でしょう。特徴としては細かいパーツ類が吊るしで売られている ということです。これは、ネジ一本買うのにいちいち店員に声をかけなくて いいということです。このスーパーマーケット方式は、わりと気軽に入れるところがポイントです。 これは、いわゆる「回転ずし理論」というやつで、(私が今思いついたんだけど…)本格的な小さなすし屋には入りにくいが、回転ずしは入りやすいというものです。
 また、規模がでかければどちらも基本的にメーカー選択の幅が広く、初心者が予算をいって選んでもらうのにも最適です。小さいところだと、どうしてもあるメーカーの 特約店であったりするとか、店長お気に入り のメーカーを押し付けられる事がありますが、でかい店なら広い範囲から おすすめの一台を選んでくれるでしょう。(多分?)

そもそも、ATBとMTBはどう違うのでしょうか?MTBはマウンテンバイクの略なのは見当がつきますが、ATBは一体?
ATBとは今をさかのぼる事10年前(テキトー)
「マウンテンバイクかあ、こりゃ商売になるぞい」と思う男がおった。しかし、マウンテンバイクじゃあ、山でしか乗れないと思われるからのう。やはり、山に行かんやつにも騙して売ることが大切じゃ。
 そうじゃ、マウンテンバイクはロードバイクとちがってどんな地形のどんな路面でも走れる、という事をやや誇大広告してやれば、おろかな消費者は買うかもしれん。
 うちはMountainBike と言わずに、All Terrain Bikeと名付けよう。
というのが始まりです。したがって、メーカーの人以外ATBなんて言ってる人はいないのが特徴です。「おまえらどーせMTB買ったって、山で走るのなんて数えるほどだろ」というメーカーの親切心なのかもしれませんね。

今度、アメリカに半年程滞在する事になったので、マウンテンバイクを買ってこようかと思うんですが、日本よりも安いんでしょうか?
 それと、持ってかえってくるには、どのように手続きを踏んだら良いのでしょうか。

 おそらく値段的には日本とあまり変わらないのではないかと思います。というのも、アメリカのマスプロメーカーはほとんど生産拠点が台湾になっているところが多く、日本の販売価格とほとんど変わらないんだと思います。多分。ただ、掘り出し物の数はやはりアメリカの方が多いです。年式落ちのフレームやパーツ類(シマノ製もなぜかアメリカが安い)は時々びっくりするような値段のものがあります。
 また、本来カスタムで組まれるバイクを直接自分で目で見てオーダーできるかもしれません。そういった点では、アメリカで買い物できるのはなかなかうらやましいご身分ですね。
 それから、持ち帰りは分解して普通に荷物として預ければいいと思います。かさは大きいですが、せいぜい11kgですから、他にあなたが自由の女神の20kgほどのレプリカとか、マカデミアナッツの箱にしこんだビデオテープなどを大量に持ち帰らなければ飛行機のオーバーチャージもとられないでしょう。
 自転車は基本的に関税はかかりませんから、特に手続きなどは必要ないと思います。むこうで買ったら、段ボール箱もいっしょにもらっておくと、パッキングが完ぺきです。
 また輪行袋のしっかりしたものがあればなおよしですが、自動車王国アメリカに、果たしてああいうものがあるのか疑問なので、日本で買っていくと安心かも。