メカニカルディスクブレーキとVブレーキとでは、制動力は違うのでしょうか。
同じモーメントで計算できるから、あまり変わらないように思うのですが。

Vの制動力は上がってますから、ディスクの方が絶対いいということは全くないと思います。  事実、ヤナギがスピードゲーム1を開発したときに、最初はディスクブレーキを考えて デザインしていましたが、Vブレーキの制動力が高いので、Vブレーキ用に設計しなおした という話を聞いています。(今はディスク用の設計に変わりましたけど)
 単純な制動力でいえば、必ずしもディスクは必要ないと思いますけど、Vブレーキのシューの減りの早さに辟易してる人なんかはディスク化を考えていいと思います。
 ディスクのメリットは、その他にも冷却効果が高い事と、マッドコンディションなどの時に泥詰まりしづらいなのどメリットがあると思います。
 冷却効果が高いほうがブレーキの効きは良くなりますよね。
DH用のパーツも最近はディスクを前提に設計されているのが多いので、パーツの調達を考えると、必然的にディスクを選ぶ時代になるかもしれませんね。
ビンディングペダル(SPD)を買ったはいいのですが、ぜんぜんステップインできません。コツがあったら教えてください。
ポイントはシューズの取り付け位置とビンディングのバネの強度です。
まず、ペダル本体のバネの強度を調節します。(スキーのビンディング同様に調節できます。)
調節方法は、進行方向に向かって後ろについている六角のボルトをアーレンキーで回して調節します。
どっちにまわすと緩くなるのかはマニュアルを見て下さい。調節といっても、最初はめいいっぱい緩くして練習する事をおすすめします。そうすることで、コケそうになったときでも 素早く外せますし、よいと思います。(私は結局ずーっと、最ユルで乗ってます)

あとはシューズへの、クリートの取り付け位置ですが、これは最初真ん中につけてみて、違和感があれば好みで前後するといった感じでしょうか。このへんはトライ&エラーでやるしかないですね。

あと、クリートは構造上、前→後の順ではまりますから、まず、クリートの前の部分(飛行機で言うと機首の部分)を蹴り混むようにして、その後、後ろ部分を思いっきり踏み込むようにします。最初はなかなか力が入りませんが30分もやれば慣れます。
グリップのはずし方とつけ方のコツが分からないので教えてください。
ハンドルグリップの外し方は、もうそのグリップはいらねーやーってときはカッターで切ってしまえばいいでしょう。
 そうでないときは、潤滑剤CRC-556などを、グリップのすきまにふきかけてやると、すぽっと抜けます、マイナスドライバーなどですき間をつくってやって慎重にやるのがコツです、ドライバーの角でグリップをやぶらないように。

そして、新しいグリップをつけるときは、まずハンドルをキレイに磨いておきます。
グリップ内部とハンドルバーに潤滑油をたっぷりふきつけておきます。(石鹸水でもいいという人もいます。)
そして差し込むときは今度はできるだけ一気に「えいやっ」と差し込むのがコツです。チンタラやっているとうまくはいらないです。あと、グリップによっては上下があるものもあるので 気をつけましょう。ねじ込むというよりはそのまままっすぐ押し込む感じで入れて下さい。
ねじこむと、変な風になったりします。
マウンテンバイクを久しぶりに乗ろうと思って洗車したり、掃除をして乗ってみたら、ギヤを触ってもいないのに勝手にガチャガチャいってしまうのですが、どうすればいいのでしょうか?
おそらく変速機のワイヤーが錆びてしまっていて、そのためワイヤーがチューブの中でひっかかってうまく変速できてないのだと思います。
 改善策としては、ワイヤーの錆を落とすことですが、症状としては重症のようなので、ここはけちらずワイヤーを交換しましょう。外側のチューブも錆や汚れが 入っている可能性があるので、チューブ(アウターチューブ)ごと一気に変えてしまいましょう。
値段にして数百円〜1000円ぐらいだったと思います。自転車屋さんで工賃をはらったとして工賃はまちまちですが3000円、高くても5000円以上はしないと思いますので交換してみて下さい。
私はフロントサスのMTBに乗っています。フロントにキャリアをつけたいのですがどこの店に行ってもいい返事が返ってきません。
 ある店ではタイヤのクイックレバーの所とブレーキの台座の所で共締めにして取り付けると聞いたことがあります。可能でしょうか?

可能です。ミノウラというメーカーからサスペンションフォーク用のキャリアが出ています。
正確にはクイックととも締めするタイプではなく、フォーク本体にバンド止めするタイプです。
ショップの人がおっしゃるなら、ミノウラ以外でも、クイックレバータイプのものもあるかもしれませんね。
ショップが当てにならないときはミノウラから出ているはずだ、ということでカタログを見せてもらいましょう。

タイヤに空気がうまくはいらないのはなぜでしょうか? 空気入れの種類は間違ってないと思うのですが。

空気が入らない理由は

  1. 空気入れが壊れている
  2. バルブの形が合ってない
  3. しかるべき形にバルブをいじってない
  4. タイヤがパンクしている

1、はホッペかおしりか、わきの下などにシュッシュしてみればわかりますね。
2、これがポイントなんですが、MTB用ではいわゆるアメリカン(米式/シュレッダー)とフレンチ (仏式/プレスト)があります。前者はオートバイや自動車と同じで、口が太く、筒の中にピンが入っている 様な形ですフレンチは、細長い棒が突き出ているようなやつです。
  いずれにしろ、いわゆるママチャリの空気入れでは入りません。ママチャリの空気入れは(英式) というやつで、せんたくばさみみたいなやつがついたアレです。
3、で、米式には米式用の、フレンチにはフレンチ用の空気入れが必要なわけですが、 米式は上から押さえつけてやれば、中のピンが自然に押し込まれて入りますが、フレンチの 場合は上の部分をキュルキュルと指で回して緩めてやらねばなりません。ほんの少し回せばいいです。
4、以上の3つをやっても入らないときはパンクしてるかも。

町乗り中心なのであの太いタイヤでは、重さを感じてしまいまして、1.0か1.25にしようと思います。しかし、リム幅はどのくらいなら大丈夫なんでしょう?

私のバイクにも1.25がついてますが、リム幅はノギスで測って16mmでした。 ちなみに、以前1.1というタイヤを履いていたリムは1.5mmでした。 ですから、まあこのぐらいの細さなら大丈夫だと思います。(実際に履いてるので間違いないでしょう)
 で、テイストなんですが、もし、ロードレーサーに乗っていた人なら、ノリコゴチがとても堅いというのは、特に欠点にはならないとは思いますが、MTBのそれとはまったく違います。
当然オフロードはとてもじゃないけど走れません。
ちなみにそいつでオフロードを走ってみたこともありますが、リムで走っているみたいでとてもじゃないけど走れません。
 もしMTB的なテーストを求めてるのならば、太い、センターリッジかスリックの方がいいでしょう。
それから、ホイールの外寸はかなり小さくなりますから、ロードのホイールよりかなり小さく感じられるようになります、気分はファニーバイクですかね。
あと、フロントサスのストロークが深いバイクだと、ダンシングをしたときなんかは けっこうヨレるので怖かったりします。

MTBにベル(チリンチリンって鳴る奴のこと)を付けるのはダサイですよね?
街乗り時に、前を歩くじゃまな女子高生や、トロトロと走る原チャを威嚇できなくて困ります。
ブレーキレバーをカチカチ鳴らして存在を知らせることしか出来ません(涙)

わしも、ブレーキが鳴くのを利用して、ブイーとかわざと鳴らして走ってますけど。
 ベルをつけるのはそうダサくもないですよ。ただし、でかいのはちょっと…ですけど。
 たとえば山道とかでもベルがあれば、前に遅いライダーがいたりしたときにいいかもしれませんしね。(ハイカー威嚇につかっちゃだめよ)
 あと、スマートな方法としては、鈴をつけて走るのもいいかも。チャリチャリいうので、鈍くない人なら気づいてくれます。これで気づかないようなら、あとはカウベルでもつけるしかない?
  それから、SUNNというフランスのMTBを買うともれなく「ブイー」と鳴る人形がついてくるらしいです。海坊主みたいなキャラクターで、なんたら君というんですがこういう、キャラクターグッズをつけるのも御愛嬌でいいんじゃないでしょうか。

WサスペンションのMTBでリアサスでスプリングタイプとエアータイプがありますが、特性の差や用途によってどう選択したらいいんでしょうか?

まず、歴史的な流れからいいますと、昔はエアサス今コイルというのが なんとなく全体的な潮流ですかね。
 というのも、昔はフルサスというのが、クロカンユース寄りで、ストローク的なものは まだ今ほどじゃなかったのですね。
 で、軽くて動きもいいってんで、エアサスを採用するメーカーが多かったんですが DHベースになって、やっぱコイルの方がロンサス化もしやすいし、頑丈そうだし、ユニットとしては主流になってきたわけです。
 で、結論からいうと、どっちにどれを使わなきゃならないってのはないんですが

ということで今はDH系はコイル、XC系はエアという棲み分けがなんとなくあるような気がします。
ただ、コイルで軽いものがないわけじゃないんで、まあ何ともいえませんけど。タマ数はコイルの方が多いような気がします。