内足を強くする漕ぎ方は
いきなり内足といわれても私にはわかりませんが、股の内側の筋肉を鍛えようという寸法でしょうか、私の場合は股の外側が張ってくるので、股の内側を意識するのはダンシングしている時だけです。とりあえず、元気な小学生を見習ってダンシングで走ってみてはどうでしょうか。サドルを抜いて走ると、追いつめられた感じがしていいかもしれません。ただし、変な趣味に目覚めないように気をつけて。

ケツが痛いんですけど
まさか、穴が痛いわけじゃありませんよね。穴が痛い人はまず痔の検査をおすすめします。さて、痔ではないという人は。サドルのポジションを前後上下に調整してベストのポジションを探してみましょう。ポジションが悪いと、どこか一ヶ所が異様に痛くなったり、疲れたりするもんです。ただし、普段まったく乗ってない人間が乗ると最初はケツが痛くなると思いますよ。

MTBならどんな坂もらーく楽って書いてあったので、通信販売でMTBを購入しましたが、ちーっとも楽じゃありません。まがいものを売りつけられたのでしょうか。
まがいものです。MTBなら45度の勾配だろうと、勾配8度、距離10kmなどというハードな登りでもスマイルにピー スサインで登れるはずです。ただし、ちょっとしたおまじないが必要です、毎朝2時間のローラー踏み。仕事のあとは、スポー ツジムでエクササイズ、週末は山に入って最低50Kmは乗るという神秘的な儀式が必要です。それから、電車通勤をやめて、自転 車を使うと、なぜかもっと楽に登れるようになるでしょう。どうしてなのかわかりませんが、どうもそういうことらしいです。

登り坂が苦手です。立って漕ぐのと座って漕ぐのではどちらがいいのでしょうか。
僕自身はシッティング派ですが、立って漕ぐダ ンシング派の人もいます。結局は好みの問題ですが、一応両方できるように練習しておくと、気分転 換にもなり、いいのではないでしょうか。ただし、ダンシングからシッティングに戻る時に体力を消耗しますので、一度立てたら最後まで、という男のけじめは必要でしょう。

登り坂を登りきるためのポイントは何ですか。
登り坂を登りきるポイントは、いくつかあげられます。

  1. まず、登りきるという確固たる意志
    最後までおれは乗りきるのだという意志は大切です。まあ、行けるとこまで行って、途中で降りても時間は大して変わらないさ、などと思ってはいけません。
  2. レースだったら必ず下見
    下見をしておくのと、しておかないでは、精神的なゆとりがまったく違いますし、シフトポジションがわかるので、ペース配分が有効に使えます。
  3. ペダルは踏まずに
    あくまでもスムーズな「回転」を心がけましょう。
  4. SPDはもはや必需品

どうして足が吊るんでしょうか。
私はよく知りませんけど。すっごく疲れているときや、はたまた急に乗った時になりますよね。
 カリウムが不足しているとなりやすいらしいですから、よくなる人はカリウムの多く含まれた物でも食ったらいいのではないでしょうか。レースの時にバナナを補給食にする人が多いのは、バナナにカリウムが多く含まれているかららしいです。

ハンガーノックってなんですか。ハンガーで何か叩くとか…
ハンガーノックというのは、お腹がすいて動けなくなる事です。戦後生まれにはなかなか体験できない事ですから一度体験しておきましょう。
 私の体験ではマラソンで一回、自転車で一回ハンガーノックになった事がありますが、自転車の方がまさに「突然」がくっとくる感じです、それから、暑いときよりも寒いときの方がよくなります。エネルギーを消耗するからでしょうか。実際何故だか私は知りません。
 ともかく栄養補給はお早めに。

坂道を登る時は、どのくらいのギアで登ればいいですか。
傾斜角度は約30°ぐらいです。

うーむ、30°といえばかなりの激坂ですね。脚力にもよりますから、何ともいえませんが、
ともかく重いギヤでこいでこいで漕ぎまくり、うっ、やばいかな、と思う前に少しずつ落としていくというのがいいでしょう。  私は基本的にリアのギヤから落としていきます。 この、「うっ、やばいかな。」と思うところの見極めが難しく、 「やばい」になってからでは後の祭りということです。
それから、
フロントアウター---リアインナー
フロントインナー---リアアウター
の組み合わせはチェーンを壊しますからやらないように。 したがって、24段変速でも、実際は22パターンしか使えまへん。  長い坂が続くと、組み合わせが24種類もあるにもかかわらず 軽軽ギアしか使えない事に、自分の情けなさをもっとも感じる 瞬間です。

チェンジって,前後にありますよね?なんで二つあるんですか?
 私は前のチェンジは粗めのチェンジ,後ろは微妙なチェンジって感じで使ってるんですが,それは間違いなんでしょうか?
 私もよくわからずに乗り続けてますが、その方法でよいと思います。たとえばかなり起伏の有るコースがあったとして、ボクがどう使っているかというと、まず、スタートから多少登りがありそうなときは、センター&センターぐらいから始めます。で登りになったとして徐々に落としていきます。そして、フロントセンターで全部落としきる前にころあいをみはからって、フロントをインナーに落とします。そのほうが、わりとスムーズにギアを使い切る事ができるような気がします。(そして踏めるギアがなくなって泣くのです)
 で頂上に上って今度は下りという時は、一気にフロントはアウターになってしまうわけですが、これは下りでギヤが弛むのをなるたけ防ぐという意味もあります。
 まあ、結局は経験でころ合いを見計らいつつ、できるだけスムーズに変速していくしかないんざんすが。初心者の人は大ざっぱにわけてこう考えたらどうでしょうか。
リアは微調整
フロント
アウター…●舗装道路全般
     ●オフロード下り坂
センター…●オフロード全般
インナー…●オフロード激坂

初めてマウンテンバイクを買ったのですが、うまく乗れません。具体的には、舗装路を毎分90回転ぐらいでペダルをこぐと、上下に揺れてリズミカルなペダリングができないのです。
 質問の内容ですと、ゆっくり漕ぐと上下に揺れてしまうということでしょうか。 体力的な問題ではこの際ないとして、

私は平日には毎日30分ほどかけて自転車通勤をしています。
 会社への途中でちょっと急な上り坂があるのですが、ふと気付くと自分の呼吸が、「はぁ、ひぃ、へぇ」と乱れきっていました。
 そこで疑問に思ったのですが、たとえばマラソンなら「ひっ、ひっ、ふっ、ふっ」 教科書にのっているような息継ぎがあります。水泳もまた然りです。
はたして自転車でもセオリーのような息継ぎ方法があるのでしょうか?

以前草レースで、谷川加奈子選手がなだらかな坂を上ってくるのを見ましたが、 彼女は、「はっはっ」と吐き出すほうを特に意識してるみたいでした。
 これはマラソンとかでも同じなんですが、吐くほうを強調すれば、自然に吸うほうも大きくなるからいい、といわれるやつです。一般に言われる「吸う吸う吐く吐く」の四拍子というのはあまり意味がないでしょう。
 ちなみに参考までに「ひっひっ、ふー」という三拍子は出産の時のリズムと言われますが、これも人それぞれでいいそうです。

先日はじめてMTBを買いました。
通勤に自転車をと思って買ったんですが、以前乗っていたクロスバイクに比べて全然スピードが出ないのでガッカリしてしまいました。
一番重くしても(フロントアウター×リアアウターでしたっけ?)私には軽い感じで回転数ばっかり上がって足が疲れてしまいます。
MTBってこんなもんなんでしょうか?

残念ながらこんなもんです。(^_^)
クロスバイクに比べると、MTBはかなり遅いです。
クロスバイクは基本的にMTBのコンポーネントなのでギヤ比的には同じですが、タイヤが違うのが大きな原因です。
クロスバイクは700Cという、MTBより一回り大きいタイヤを使っていますので、同じ回転数で漕げば断然スピードは速いです。またタイヤもMTBの方が太くて、ブロックパターンも大きいので路面との摩擦抵抗が大きいため、より遅くなります。
またフロントサスペンションも、ほんのわずかですがパワーロスの原因になります。
MTBを街で軽快に乗るには、まずタイヤを細目にするか、ブロックパターンではなく、スリック系のものに替えてやるとかなりもたつきがなくなります。
 つぎにギヤ比を替えてやればいいんですが、単純にいうとフロントギヤを大きくしてやる事ですが、またそこまでやってしまうと、今度はオフロードで非常に苦労をするはめになりますから、やはりオンロードではロードバイクかクロスバイクの方がいいのではないかと思います。

最近、腰痛に悩まされています。自転車乗ると腰が痛くなりませんか?
腰痛は、サドルが低いと腰が落ちて起きやすくなります。
まずは、正しいポジショニングから。
 一般的にモノの本では、足が地面にべったり付くぐらいのポジションを指導しています、初心者やこの方が安全だし、また、ダウンヒルの場合などは、基本的に立ち漕ぎなんでそれでいいんですが、登りの多いXCレースなどでは、基本的にペダリング重視を重視して、ロードレーサーとだいたい同じポジションをとります。
具体的には踵でペダルを踏んで。かるーくひざが曲がるぐらいです。
おそらく、人によってはつま先が地面にチョンチョンぐらいしかつかなくなると思いますが、そこはそういうものなのです。
 最初は怖いし、こけるとヤバイので十分気をつけてください。

 あとは、ハンドルが遠すぎる事も考えられます。
フレームはさすがにお金がかかりますから、ステムの長さを多少短くするか、ライズ(角度)をすこーし(少しですよ)あげてやってください。
 ステムは1cm違うだけでも結構違いますから、思い切って3センチショートとか やると、まるで違うテイストになるので注意。(変えたいのなら別だけど)
 あと3つめの腰痛の原因は背筋と上腕の筋肉、腿の裏側の筋力の低下です。
特に背筋上部を鍛えることで腰を上から釣り上げるようになりますからかなり違います。私もジムで常に鍛えていないと、すぐに腰痛が出ます。

 ウエイトリフティングの選手が巻いているように、腰をサポートするベルトがありますので、それを巻くというのもいいようです。ガード類の充実した、オフロードバイク(オートバイ)のショップなどで探してみてはどうでしょう

女子です。毎日MTBで1時間くらい走ると仮定すると足は、太くなりませんか・・・?
うーん、人それぞれなんで、全くならないとはいえませんが、漕ぎ方でしょうね。
競輪選手みたいに重たいギヤでガーガー踏むと太くなりますが、要は筋肉が太ってくるわけです。
筋肉が育つしくみというのは、筋肉細胞の破壊-(筋肉痛)→筋肉細胞の再蘇生 を繰り返して強くなっていくらしいですから、常に筋肉を追い込んで鍛えていく様な、厳しい乗り方をしなければなかなか足は太くならんわけです。
それはそれで、なかなか、そこまで到達するのはむしろ難しいと思います。
自転車ってのは、楽に進むために発明されたもんなので、残念ながらダイエット効果はマラソンよりぜんぜん低いし、おまけに筋肉がつくのも大したことないです。 軽めのギヤでちんたら走る分には、足がそうそう太くなる事はないと思います。

ここ数年花粉症に悩まされており、自転車に乗るのがやや億劫に感じられます。こんなわたくしですが、この季節にも自転車乗りを楽しむ方法はないものでしょうか。
私も何をかくそうアレルギーライダーですが、ハナ垂れはもうどうしようもないんで、鼻栓でもつっこんでやろうかと思ってますが。目はよぼしょぼで困りますね。
 で、やっぱゴーグルでしょう。DHライダーなら一個は持っていていいでしょうし 僕は基本的にXCですが、雨や埃のすごいときは、サングラスではなくゴーグルを使っています。スキー用を流用してもいいし、モトクロス用なんかがやっぱりいいでしょう。ただ、空気抜きの穴がでかいとあまり効果がないかも。
いっそのこと、花粉症用のゴーグルをレースでもツーリングでもいつも使うことにしてしまえばいいのではないかと思われます。

MTBを室内で(エアロバイクのように)楽しみたいのですが、そういったスタンドはありますか?
ロード用はあるみたいですが…、タイヤの太いMTB用はあるんですか?

結論から言うと、「あります」MTB用というやつが、ロード用と同じメーカーから出ています。
 ただし、MTB用は普通のタイヤでやると、ゴリゴリととってもうるさいので 屋内でやるには、騒音対策が必要です。ローラー用に、スリックタイヤをはかせた リアホイールを作るか(いらなくなったホイールで十分)、インターリムタイプ、(リムでローラーに接する)のローラー台がいいと思います。
 また、ハブ固定式ではなくて、プロが使っているような3本ローラー式なら MTB、ロード、関係なく使えます。室内でコケも体験できるかもしれませんね。

トークリップを、購入しました。よく本に、「ペダルを回転させることを意識して」とか書いてありますが、ちょっと解りにくいです。いつもどんな事を考えてペダルをまわしたらいいでしょうか?
ペダリングですが、 一般的に「踏む」(レースの時もわしなんかは、「踏め踏めー」とか無責任な応援をよくしてますが) と言う感覚が強いのですが。まあ、見ればわかるように、自転車のクランクは 360度均等に回転しているわけであって、単に「踏む」意識だと、力が入るのは ペダルが水平になるあたりだけという事になってしまいますね。
  効率のいいペダリングというのは、要はこのクランクがスムーズにまわっていく 力を無駄にしないで、スムーズに足の方を「合わせていく」感覚でいいと思います。 これは、とくにビンディングとかクリップを使わなくても、ママチャリとかに 乗っていても意識できる事なので、普段から心がけていればいいでしょう。  最初はわざと意識して、足を「踏む」時よりも「引き上げる」感覚を意識して やってみてください。
  あとは客観的に自分が自分を横から見ているようなつもりで クランクがキレイな円を描いているような(もちろん描いてますが)イメージで 回してやってください。

DHの練習が、簡単にできる方法は、ありませんか
簡単にできる方法はやはりDHを走りまくる事でしょう。
岩岳や富士見などの常設スキー場コースなどでガンガン走るのが当然ながらよいです。 普通の人は「時間がない」か「金がない」のどちらかが原因で簡単にやりたいのであって、時間や金の許すかぎりゲレンデで腕を磨くのがいいと思います。
  筋力がなければ、筋力トレーニングだし、テクを磨きたければ、BMXとか スラロームとか、そーゆー地道なトレーニングをするのがよいでしょう。
 とくに今のDHライダーのほとんどがBMX出身であることを考えると BMXなんかもいいんじゃないでしょうか。

土手にあるサイクリングコースを走っているとロード乗りの方はともかくフルサスにまでぶっちぎりで抜かされて非常に悔しい思いをしています。これは私の脚力不足でしょうか。しかし私は21歳の女子、脚を筋肉ムキムキにしたくはありません。こんな矛盾した悩みをどうしたものでしょう?
フルサスオヤジに抜かれるのはつらいですね(オヤジとは限らないけど) 結論からいうと脚力不足ですが、自転車道路を走ったりするときは いかに一定のペースでペダルを踏めるかという事に気をつけるだけでも スピードは乗ってきます。
 自分が思っているほどペダルをきれいに回せていない。ということを 私も最近気がつきました。  一定のペースでペダルをくるくる回すような感じを意識すると。 サイクリングコースなんかは。脚力勝負でなくても、 少なくともフルサスには勝てるようになるんじゃないかな。
  あと、タイヤを抵抗の少ないセミスリックタイプにするだけでも かなり抵抗が減って軽快にこげるようになりますよ。 最後にポジションですが。 ポジションが悪いと特に平坦路ではスピードが乗りません。 女性の方はやはり足つき重視で、サドルを低めにする傾向がありますけど。 サドルにまたがって、かかとでペダルを踏む。 そのときヒザがほんのすこーしだけ曲がるのがハイスピードポジションです。 最初は怖いかもしれませんが。慣れれば大丈夫。そんなに筋肉ムキムキにならない程度にがんばってやってみてください。

階段をMTBで下りる時は、ブレーキ禁止ですか?。
前ブレーキは基本的に絶対ダメ。スタンディングで腰を引いて、重心を後ろ寄りに。
理論的にはブレーキ無しで一気に行ってしまったほうがいいですが、そのあと電柱に激突したりする場合がありますから、やっぱりスピードも調節してやりましょう。怖い場合は、リアブレーキをちょんちょんとかけます。