…引き分けでございました。 シナリオは02A。サボ沖海戦ですね。
今回日本軍を担当した私の作戦は「勝ってるのは雷撃力だけ。とにかく雷撃戦にもちこもう。その為に序盤からしっかりくい付こう」というものでした。
問題点は日本側は3ターンの移動まで雷撃禁止であるという事です。4ターンの移動でくらわせる為にはかなり忍耐を必要とするだろう事は判っていました。
なお米軍主力のF列突破は一隻でも米巡洋艦を沈めれば阻止できるので気にしませんでした。接近戦に持ち込んでそれが達成できない様ならすでにぼろ負けになってる筈ですからね。
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本シナリオはこんな配置で日本軍が一方的に撃たれるトコから始まります。
被害は思ったより少なくて吹雪の旋回と(なぜか史実通りに)いきなり総司令死亡が出た事くらいです。
日本軍は直進。米軍は南下しました。
米軍が直進か南にずれながらの直進と予想し、相手の後ろを取ろうとしての直進だったので左折南下は意外でした。この為またT字を引かれました。トホホ。
砲撃では青葉が左折旋回の損害。これで肉薄雷撃戦の戦力が低下してしまいました。
米軍右折し日本と同航戦に突入。…でもこの右折の為米軍の7ターンでのF列進出は不可能になってしまいます。
ここで全艦1R4Lの様な機動をすると日本に後ろからT字を引かれるのでそれを避けたかった、というのなら判りますがその為に突破不可能になるならむしろ東に反転して格闘戦を受けてたった方がよかったのではないかなぁ?
なお機動途中にMcCallaとBuchanan衝突。こっちもうっかり青葉と初雪をぶつけるところでした。いかんなぁ。
砲撃では古鷹、衣笠とも大ダメージ。初雪が沈みました。次ターンの移動で判明するのですがひきかえにLaffeyとDuncanが沈みました。が、雷撃戦力に賭けている日本軍としてはとても痛い喪失。
魚雷解禁ターン。日本軍はこれ以上砲撃で船体が減るのに耐えられず魚雷撃って逃げ出します。米軍はなぜかF列を目指すような機動。
残念ながら巡洋艦からの雷線はLaffeyの残骸に阻まれます。命冥加な奴…。
砲撃では古鷹が左折旋回。どうしてこうも回るのか?
せっかくの逃げ逃げ開始がフイになり、残り船体も1でまさに風前の灯火。古鷹がうまく逃げ切れればなんとか勝利がつかめたのに…なんと間の悪い事でしょう。
吹雪も沈没。勝利どころではなくなりました。負けるかどうか、の瀬戸際です。
古鷹の喪失は確実なので日本軍は儚い望みを魚雷に託します。次ターンに渡る遠距離雷撃です。
米軍はなぜかF列に向かって直進していきます。左のマップには一部しか書いてませんが以後このベクトルで直進。
しかし何の得にもならない筈なのですが…。むしろ旋回しまくってて弱ってる日本軍に接近戦を挑めば全滅できたかもしれません。
砲撃では古鷹沈没。確認された戦果で4点差がついています。駆逐艦の衝突で船体1の損害くらいはあるだろう、だからぎりぎり3.5点差で引き分けに持ち込みたい、というのが願いでした。
敵直進、こっちは東に逃走。
なぜか敵は照明弾さえ撃って来ません。
こちらから一方的に砲撃のはずなのですがなぜか命中弾をくらったのはこっち。
損害がなかったから良いようなものの、なんでこっちのが外れであっちの閃光狙いがあたるネン。
敵直進、こっちは北に逃走。やっぱり敵は照明弾さえ撃って来ません。
双方命中弾なしで引き分けに終ったのでした。
今回の戦いの反省点は以下の通り。
今回雷撃による敵撃破を途中の情勢に鑑みて変更しました。その為半端な位置で砲撃を受ける事となり、勝てると計算したのにぎりぎり引き分けにしか持ち込めませんでした。4ターンで置き逃げ雷撃ではなく、突入雷撃しておけば負けでも悔いがなかったろうにと思います。
砲撃によって米巡洋艦はまんべんなく傷を負っていますが、一隻として沈んでいません。 これは砲撃目標選定に問題があったと思います。せめて一隻でも砲撃だけで沈めておけば…
終盤米軍の意図がどこにあるのかよく判りませんでしたが、もし米軍が(不可能な) F列突破を諦め、接近戦を挑んで来ていたら最低でも衣笠は献上せざるを得なかったでしょう。
相手に助けられての引き分けで、なおかつ自身で戦場の主導権を握り得なかった、という点が一番反省しなければならないところでしょうね。