ジオブリーダーズの部屋

伊藤明弘の漫画「ジオブリーダーズ」。詳しい話は公認・綾金観光協会からいろいろたどってもらうとして、ここではPC110使いの観点でジオブリーダーズの考証を行っていこう、ってのが趣旨でございます。

単行本2巻に関する検証

52ページ 3コマ目
 
CONTAINMENT SYSTEMはVer-4.0。

単行本4巻に関する検証

63ページ 3コマ目
 
PC110がジオブリに登場した記念すべきコマ。それだけではない。2コマ目の全身像と対比する事で「あの方」の身長が推定できるコマでもある。

3コマ目でのPC110の大きさ(乳房の径にほぼ同じ)からして2コマ目でいうと実測5mm程度であろう。あの方の全身像が実測66mm程度であるから

PC110の幅:あの方の身長=5:66

という式が成り立つ。PC110の横幅は約155mm(突起含まず)であるから…204cm?…ううむ。

81ページ 2から4コマ目
 
Personawareのメニューからスペースキーで赤外線でお札を起動している。

PC110のIRは背面にあり、あの方の装着方法では無理だろう。あるいは相当の改造がしてるのかもしれない。

110ページ 5コマ目
 
「あの方」のPC110のCONTAINMENT SYSTEMはVer-5.0。

111ページ 5コマ目
 
あの方のPC110に姫荻のお札。互換性は維持されてるわけね…。ところで田波君はどこからこのケーブルをひっぱりだしたのだろう?

112ページ 2コマ目,116ページ2コマ目
 
今回のデリートで化け猫はどこにどう記録されているかは定かでない。

単行本5巻に関する検証

13ページ 1コマ目
 
一体どこがどう改造されたのか?特に疑問なのはCPUパワーが不足しないか?であったりする。

33ページ 3コマ目
 
リチウムイオン電池は寒さに弱い。多分大電流が発生できず、お札が起動できなかったのだろう。…が24ページの姫荻さんの方がよっぽど冷やしているのだが…

42ページ 4コマ目
 
CONTAINMENT SYSTEMはVer-4.5。

60ページ 3コマ目
 
PC110のバッテリ表示は本来は%表示である。20%と10%で警告音が鳴り、5%で強制サスペンドする。でもPC110ユーザ以外の読者には判らんよね。

多分改造点その1。

64ページ 3コマ目
 
自分で買い付けといて怒る蘭東さん。余談だが私もT-ZONEミナミでPC110を大量買付けしようとした謎の男達を見た事がある。何か関係ある?

71ページ 2コマ目
 
チャキっと何やら出て来ている。おそらくOVA版と同じく、CFの位置にMDかなんかがあるのだろうか?改造点その2?

79ページ 2コマ目
 
デリートが2回しか使えないと言う事は、1回のデリートはバッテリ1本の容量の50%以下、33%より多くを消費する。

PC110の標準バッテリ容量は1200mAhであるから…計算できんが…なんか融けてしまいそうな…

122ページ 1コマ目
 
Personawareからダイヤルしている。

PC110は他の電話機につなげば受話器兼ダイヤラーになる愉快な仕様だが、単体では電話機にならない。PHSか携帯を内蔵しているのか?多分改造点その3。

124ページ 6コマ目
 
PC110は閉じるとサスペンドし、ダイヤラーが停止するので半開きで使っている(回避する方法はあるけど)。かなり通なショット。

180ページ 5コマ目
 
PCMCIAカードスロットはロック機構が無いのでこーゆー事になる。しかし実際にはカードエッジのコネクタの方がめげそうな気もする。にしてもSCSIカードでしたか。

206ページ 1コマ目
 
"BATTELY LOW"というスペルミスも改造のうち、かしら?

207ページ 5〜6コマ目
 
このバッテリーパックの交換法はやってみたら可能でした。

OVA版1に関する検証

…これはいずれ。

単行本6巻に関する検証

141ページ 1コマ目
 
久々に登場。高速走行中にPC110を電話機として使用。

電話内蔵に改造されているPC110ですが、今までそれがPHSか携帯か判らなかったのですが、今回の話でほぼ携帯に間違い無い事がわかりました。

神楽のこの時点の経済力でH゛に乗り換えと言う事はないでしょうから。

141ページ 2コマ目
 
レンタル料払って黒電話置くならPC110つないどきゃいいのに…

190ページ 3コマ目
 
御札の有効距離の1.2m四方制限は緩和されたらしい。

198ページ 5コマ目
 
CONTAINMENT SYSTEMはVer-5.2。バージョン番号だけ見ると「あの方」のを超えましたね。

198ページ 6コマ目
 
IRで御札を起動させるつもりの様であるが…御札までの距離は5メートル以上ありそう。石を強化してあるのか?しかし赤外線起動って良く考えたら御札の日光による御作動とかありそうで怖い。

しかし、私は御札に給電する為に電力消費が大きいのかと思っていたのだが、IRで起動できるとすれば、いったいどこに電力は消えているのだろう?また、IRの場合の御札の爆発力は、いったいどこから出るのだろう?

単行本7巻に関する検証

7ページ 5コマ目
 
やはり赤外線か…もっと指向性の高いもので伝達を確実にするか、無指向性のもので障害をものともしないとかする方がよさそうな気もする。

14ページ 4コマ目
 
フリーズではなく、起動指令を出したが御札へ赤外線が到達しなかったものと考えられる。

16ページ 5〜6コマ目
 
PC110に限らずパソコンの赤外線通信の出力は非常に弱い。照明の状態によっては数10cm離しただけで誤動作する事もある。夏の炎天下、大変心配である。

ところで、御札で囲んでパソコンの二次記憶装置に封印するという事は、御札の側からパソコンへのフィードバックが相当量あるという事である。という事は御札の方も強化した赤外線通信装置を積んでいるのかな?

28ページ 1コマ目
 
次ページの2コマ目でも判るが、田波君はPC110を右腰に収納している模様。アニメ版ではウエストにポーチを付けていたが、ここでは直付けしている。

どの様に固定しているのか興味深い。ポトリの固定用ラッチでも使っているのか?

33ページ 3〜7コマ目
 

今までは四方に貼った御札の一つにPCを繋いで起動していた。今回はIRの信号にそれぞれの御札が反応している(様に見える)。

最初に起動した御札がIRのデージーチェーン接続の様な事をやって次の御札を起動しているのか、全ての御札がPC110の信号に反応しているのかは不明。

でもそういや従来の有線式の場合に線の付いていない3枚がどういうトリガーで起動していたのかも不明だなぁ。

85ページ 4コマ目
 
よくみると田波君の右腰にPC110らしきものあり。あったりなくなったりするのは御愛敬。でも112ページで電話器として使うのみでこの戦いの中では実はお札を起動していない。

OVA版2に関する検証

多分やりません。

単行本8巻に関する検証

138ページ 4コマ目と139ページ1,2コマ目
 

菊島社長が痴話喧嘩で使用。でもお札手持ち。ある程度指向性があるみたいとはいえ、このまま使うと手が大変な事になりそう。

単行本9巻に関する検証

74ページ 3,4,5コマ目
 

電話とお札の発火に使用。PCカードスロットとWingJackに何も刺さずに電話できる、って事でPHSか携帯を内蔵する改造をしている模様。

あと、お札はケーブルの先のコネクタでも受光できるみたい。でもあのケーブルって何に使うんだろう?PC110にあのケーブルを刺す先はないだろうし…。

単行本10巻に関する検証

16ページ 2コマ目
 

相変わらず半開きで電話として使用。PS2 Cover Disableコマンドで上蓋でのサスペンド/レジュームを殺し、Fn+F4キーでサスペンド、Fnキーでレジュームさせるといいですよ。

17ページ 2,3コマ目
 

ケ−ジ越しにお札発動できるのがIRの強みよね…。でもずっと向け続けなきゃいけないものなのかな?微妙に赤外線誘導式ランチャーみたい。

46ページ 1,2コマ目
 

乙女心の発露の小道具として登場。いつもどこからだすのか判らないグッズだけに、ミニリュックに入ってる、みたいなのが判るのはめずらしい。

79ページ 1コマ目他
 

アニメではポーチに入れてましたが、このコマではPC110が直接ベルト部からぶらさがってるのがわかります。

これ、どうやって装着しているのでしょうか?底面1箇所と背面2箇所でフックできるホルスターがあるのか、外装に直接ベルトループがついているのか?謎でございます。

我楽多苑さんが3点支持でぶら下げ可能なのは検証してくださっとります。実態は如何に?  

99ページ 1コマ目
 

PC110に着信、という珍しいシーンを期待させる。着信音はどこからするのだろうか?PC内の電話に待受け機能はあるのかとか、待受け画面は?とか、いろいろ期待。  

148ページ 4コマ目、150ページ2コマ目
 

赤外線で発火時に本体になんらかのフィードバックがある事を示している。しかし4方を囲んでいない場合のフィードバックはどういうものになるのだろう?
IRお札使用時に消費電力がどこに消えているかは未だに謎のまま。  

155ページ 4コマ目
 

上蓋部はふっ飛んでるが、CPUが入っているのは下なのでこれでも正常動作はする。たかだかディスプレイがふっ飛んだだけだ。おそらく上蓋の方にはフレキシケーブルがひっついている。

なおピリリッって音は過去の作中表現より着信音と思われる。エラー音、バッテリー切れ音はピーッ。  

単行本11巻に関する検証

47ページ 3コマ目
 

PC110を封印マシンではなく、通信端末として使用。

過去の運用上、内蔵PHSなりがある感じの神楽PC110なのに、いまどきモジュラーで公衆電話っつーのは

  • 内蔵PHSと内蔵モデムカードは現在PC110がそうである様に別系統
  • 化け猫にリアルタイムで逆探知されても逃げやすい
のどっちかなんだろうけど、後者だと考えたい所。

通信ソフトはソナウェア風メニューが付き、上に綾金マルイのバナー付、中央部はえらくフォントのでかい謎のソフト。  

108ページ 1コマ目
 

PC110をタイマーでトラップに使用。小石で角度調整をしている。

という事は、IR入射角はそれなりに微妙な調整が必要なのか?リモコン等のIRは指向性が低い事が多いが、PC110のIRは確かに正面ぴったりにしないとうまくいかなかったりしていたので、その点はリアリティがある…のかも。  

単行本になっていない部分での検証

2004年10月号328ページ 1コマ目,329ページ2コマ目
 

今回は完全に視界外のお札を起動。TVリモコンのIRとかは壁とかで反射させる事ができるので、その辺だろうか?  

2005年9月号120ページ 2コマ目
 

「お姉さん」が、まだPC110を所持している事判明。彼女のPC110は神楽改造品と違い、電話機能がないのか?ヘリの上で使う性能がない(普通の携帯はそうだと思うが)のか?その辺は不明。  

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