Newsgroups: fj.archives.answers,fj.net.infosystems.www,fj.sys.mac,fj.windows.ms Subject: QV-10 FAQ (Frequently Asked Questions) Followup-To: fj.net.infosystems.www Reply-To: KIMURA Kazushi Archive-name: qv10faq.txt Last-modified: 30 Sep 1995 Version: 1.04 注意: 上記のヘッダーは fj への投稿時のために用意したものですが、最後に 投稿したバージョンは 1.04 です。 fj へは適当な間隔を空けて投稿する予定 です。 ----------------------------------------------------------------------- QV-10 FAQ (Frequently Asked Questions) Copyright (C) 1995 ♪きむらかずし ----------------------------------------------------------------------- :0. はじめに このドキュメントは液晶デジタル・カメラ QV-10 に関する FAQ ( Q&A 集) です。筆者自らの体験と、メーリング・リスト palmtop-pc-ml および ncdesign 、そして fj.sys.mac 等から得た情報を元に編集しました。ひとり ひとりお名前はあげませんが、貴重な情報を寄せられたみなさんに感謝します。 このドキュメントは改変しない限りコピーフリー、転載フリーです。 :Q0-0: バージョン履歴 1.04 CAM 形式は美しかった! → Q2-1 → Q4-3 → Q6-1 1.03 URL の追加、修正 → Q6-1 → Q6-2 1.02 QV-10 FAQ HTML バージョンできました( perl 自動生成) → Q6-1 1.01 CAM 形式の変換プログラム出現! → Q6-1 1.00 CAM 形式の解析が終了しました! → Q4-3 0.99 マックのシステムカラーでの減色処理 → Q2-4 ----------------------------------------------------------------------- *** 目次 *** 1. 概要 Q1-1: QV-10 ってなんですか? Q1-2: 特徴は? Q1-3: 欠点は? 2. 基本編 Q2-1: パソコン上だと画像が白っぽくなるのですが? Q2-2: 取扱説明書を読まないと分からないワザ Q2-3: アルカリ電池がすぐなくなる! Q2-4: GIF 形式にして自分のホームページを飾りたい。 Q2-5: 甘いピントを何とかしたい。 3. 応用編 Q3-1: パソコンから QV-10 に画像を送り込みたい! Q3-2: テレビやパソコンのモニタを撮影したい。 Q3-3: (紙の)写真、図、絵を撮影したい。 Q3-4: QV-10 で QV-10 の写真を撮りたい。 Q3-5: なんか面白い使い方ありませんか? 4. 技術編 Q4-1: 主な仕様(ほぼ取扱説明書より) Q4-2: パソコン接続キットなんて買いたくない。 Q4-3: CAM 形式を扱えるグラフィック・フリーソフトは? Q4-4: QV-10 と直接、通信できるフリーソフトは? Q4-5: 二段重ねのマック用のケーブルが気に入らない! Q4-6: 非公開テスト・モード 5. パニック編 Q5-1: "FATAL ERROR" と表示され、何もできなくなりました。 Q5-2: マックへの転送中に、接続が切れることがあるのですが。 6. 関連情報 Q6-1: 関連ドキュメントはどこにありますか? Q6-2: QV-10 関連ホームページは? Q6-3: 出版物 ----------------------------------------------------------------------- :1. 概要 :Q1-1: QV-10 ってなんですか? カシオ計算機(株)が製造、販売している液晶デジタル・カメラです。 いわゆるヒット商品で、現在、生産が追い付かない状態なようです。 ちなみにビデオ・カメラではありません。撮影できるのは静止画像です。 :Q1-2: 特徴は? - デジタル・カメラとしては、とっても安い。定価 65,000 円。 ヨドバシカメラ等の量販店では、5 万円を切っています。 ただし、下記は別売りです(が、必需品でしょう)。 パソコン接続キット 定価 12,800 円 AC アダプター 定価 4,000 円 - 本体のフラッシュ・メモリに、96 枚までの写真を蓄積できます。 フラッシュ・メモリなので、電池が切れてもデータは消えません。 - 単 3 アルカリ電池 4 本で動作します。 - 小型、軽量。ポケットに入れてどこへでも。 - カラーの液晶画面( 1.8 型 TFT )がついています。 撮影時、液晶画面をファインダーとします。 撮影後は、すぐにその場で、撮った写真を見ることができます。 画面を 4 分割、 9 分割して写真を表示するモードがあります。 - ビデオ出力端子がついているので、写真をテレビで見ることができます。 - 写真(グラフィック・データ)をパソコンに転送できます。 マックおよび Windows 3.1 用のパソコン接続キットがあります。 (専用シリアル・ケーブルとパソコンリンクソフトウェア) 転送は、JPEG ベースの独自形式( CAM 形式)で行います。 一般的なグラフィック形式に変換できます(320x240、640x480 )。 - 逆に、パソコン上のグラフィック・データを QV-10 に送り込めます。 テレビ・モニタさえあれば、 QV-10 がプレゼン・ツールになる! - マクロ・モードで接写が可能です。 名刺の字を(一応)クッキリ写せます。 :Q1-3: 欠点は? 値段を頭に入れた上で、お読みむださい (^^; - 画質は決して良くありません。簡単に言うとテレビ並です。 パソコンリンクソフトの表示が白っぽいのは改善できます。 → Q2-1 フリーソフトを使うと、さらに美しい画像が得られます。 → Q4-3 購入を迷っている人は、実際の画像を見て判断して下さい。 → Q6-2 - ストロボは付いてないので、暗いと撮影できません。 液晶画面は光るので、写真の再生は暗くとも可能です。 - 撮影時のズームはできません。 - アルカリ電池の消耗が激しいです。 → Q2-3 :2. 基本編 まず、 QV-10 とソフトウェアの取扱説明書および、README ファイル(マック 版は、"はじめにお読みください")をじっくり読みましょう。 :Q2-1: パソコン上だと画像が白っぽくなるのですが? CAM 形式の解析の結果、 CAM 形式自体はパソコンリンクソフトで表示される より、もっと美しい画像データを持っていることが判明しました。下記の「ガ ンマ補正」の話も、パソコンリンクソフトによる過剰な画像補正を、元に戻し ているだけかもしれません。詳しくは → Q4-3 パソコンリンクソフトで表示、変換した画像に対しては、「ガンマ補正」をし てみましょう。 ガンマ値 ディスプレイ -------- ------------------------------------------------------ 1.8 テレビ、QV-10 パソコンリンクソフト(?)、PC-9801(?) 2.2 マック、PC/AT(?) グラフィックソフトのガンマ補正の指定で、 約 1.22 ← 2.2/1.8 約 0.82 ← 1.8/2.2 のどちらかを指定します。例えば、PhotoShop 3.03 では、 Image メニュー -> Adjust -> Levels... Input Levels [ 0] [0.82] [255] ^^^^ 上の棒グラフの真ん中の▲ツマミで微調整できます。 逆に、パソコン上のグラフィック・データを QV-10 に取り込むときは、その ままだと「濃い」画像になります。逆のガンマ補正をするべきかもしれません。 マックのビデオカードは、オプションでガンマ補正をやめることもできます。 モニタ表示だけなら下記の操作で「ガンマ補正前」に変更できます。ただし、 QV-10 だけでなく、全てのカラー表示に影響が出てしまいます。 (1) コントロールパネル "モニタ" を開く (2) [option] キーを押しながら [オプション...] をクリック [X] 特殊ガンマの使用 ← (3) 選択 ---------------------- Mac STD Gamma 補正前のガンマ選択 ← (4) 選択 (5) コントロールパネルを閉じる UNIX マシン + X-Window システムをお持ちの方は、pbmplus (さらには netpbm )ライブラリに含まれるガンマ補正コマンド pnmgamma を使うことに よって、複数の画像ファイルを一括してガンマ補正するスクリプトを書くこと が可能でしょう。 :Q2-2: 取扱説明書を読まないと分からないワザ 基本的には取扱説明書を読んでね (^^; - オートプレイ機能 再生モードで (-) ボタンと (+) ボタンを両方、2 秒間押し続ける。 さらに [MODE] ボタンで表示間隔や表示範囲の指定も可能。 - 撮影時の段階的露出調整 撮影時に (-) ボタンあるいは (+) ボタンを押す。 - 再生時のズーム機能におけるズーム範囲の移動( 9 カ所) (-) ボタンあるいは (+) ボタンを押す。 全体に対する現在位置が右上に表示される。 :Q2-3: アルカリ電池がすくなくなる! 仕方ありません。特に撮影時の消費量がすごいようです。 AC 電源が取れると きは、極力 AC アダプターを使いましょう。他の電池としては、単 3 型のリ チウム電池があります。高価(安売りで 4 本 1,600 円程度)ですが、アルカ リ電池より数倍長持ちします。残り少ない電池や、充電式のニッカド電池は、 恐怖の FATAL ERROR を避けるためにも使わないほうがいいでしょう。→ Q5-1 マンガン電池(普通の乾電池)は発熱の関係で使ってはいけないと取扱説明書 に書いてあります。 早めに交換した使用済みアルカリ電池は、もっと消費電力の少ない他の機器 (例: HP200LX )で余命をマットウさせてあげると、あなたのエコロジー度が 上昇するでしょう (^^; ちなみにリチウム電池は、その放電特性として、なくなるときは、ストンと電 圧が落ちるので、電池切れの警告が出たらすぐに交換したほうがいいかも。 :Q2-4: GIF 形式にして自分のホームページを飾りたい。 簡単に書くと次の手順となります。 - CAM 形式を「他形式書出...」で TIFF 形式等で保存する。 - グラフィック・ソフトで 256 色以下に減色する。 - 必要な大きさにリサイズする(縮小すると絵が引き締まる)。 - GIF 形式で保存する。このときインターレース指定すると Netscape 等でジワジワと表示される絵となる。 GIF 形式は 256 色までのカラー・テーブルを持てます。しかし同一のページ に複数の GIF イメージを表示する場合は、トータルの色数を節約するために、 グラフィック・ソフトで「減色」処理をしておくとよいでしょう。 参考文献: 『インターネット ホームページデザイン』 吉村信、家永百合子、鐙聡 編著、翔泳社 もう一つ別の方法があります。筆者は減色処理のとき、全ての画像をマックの システムカラー 256 色に統一してしまいます。こうすると(最近では貧弱な 部類になってしまった)最大 256 色のマックでも、全く色化けを生じません し、他のプラットフォームでも、 256 色しか使わないで済みます。 ちなみに(人工的な図や絵ではなく)写真イメージの画像圧縮率は、 JPEG 形 式の方が優れているので GIF 形式よりファイル・サイズが小さくなります。 また JPEG 形式はフル・カラーを扱えることができます。ただし、 WWW クラ イアントには、 JPEG 画像をページ内にインライン・イメージとしては表示で きないものもあります。用途に合わせて使い分けましょう。 注意: ネットワークで画像を「公開」する場合は、他人の著作権や肖像権を侵 さないようにしましょう。写真はそれだけで著作物ですし、漫画のキャラクタ ーにも著作権があります。他人の顔を写したら、本人の許可なしにそれを公開 してはいけません。まあ、これは法律以前の問題ですね。 :Q2-5: 甘いピントを何とかしたい。 特に接写の時に気になるのは QV-10 のピントの甘さですな (^^; でもこんな とき、絞り切替スイッチを[●](暗くなる)にすると、シャープな画像にな ります。この場合、画面が暗くなるのを避けるため、 (+) ボタンで露出を調 整したり、照明を工夫したりしましょう。 :3. 応用編 :Q3-1: パソコンから QV-10 に画像を送り込みたい! まず、画質にこだわらないなら、パソコンのモニタ表示を直接撮影した方が、 てっとりばやいです。→ Q3-2 パソコンリンクソフトを使う場合: - 元の画像を、あらかじめ 320x240 の大きさに変換しておく。 (最終的にビデオ出力時は 320x224 と上下がクリップされる。) - お好みで、ガンマ補正で「淡い映像」に変換する。 - パソコンリンクソフトでファイル転送する。 :Q3-2: テレビやパソコンのモニタを撮影したい。 絞り切替スイッチを[●](暗くなる)にすると、結果的にシャッター・スピ ードが遅くなり、画面のちらつき(明暗の縞の繰り返し)が減ります。さらに (-) (+) ボタンで露出を微調整をするとよいでしょう。 :Q3-3: (紙の)写真、図、絵を撮影したい。 当然ですが、映像が歪まないように、紙とレンズが平行になるように、真正面 にカメラをセットしましょう。これを逆手に取って、太っている人の写真を斜 めから撮ってやせさせることもできますが (^^; 画像の縁(周辺部分)の部分はゆがむので、映像に正確さを要求される場合は、 縁の部分を避けましょう。 接写時のピントの合わせ方については → Q2-5 :Q3-4: QV-10 で QV-10 の写真を撮りたい。 鏡を使いましょう (^^; ただし、右左が反転する(だって鏡像なんだから)の で、グラフィック・ソフトでさらに左右を反転して元に戻す必要があります。 ちなみに液晶画面と同じ側にレンズをセットして、鏡に向けると、いわゆる再 帰的映像で遊べます。 QV-10 に映る QV-10 に映る QV-10 に映る ... :Q3-5: なんか面白い使い方ありませんか? - 手帳、メモ帳として使う 最初のページに「これを拾ったらXXに連絡ください」と入れる。 時刻表、カレンダー、スケジュール等を撮影して入れておく。 名刺の接写と顔写真を入れればマルチメディア顧客データベースだ! 黒板は、ノートに取らず QV-10 で撮る(落第しても知らない)。 テレビで「お得な情報」等が流れたとき、すかさず撮る! - ゲーム 顔の一部分だけを超アップにして撮影し、誰かを当てる。 - アート 複数枚の写真を切り張りして、ポップ・アートを創造しよう。 デッサンが面倒なときに、下絵を撮影してしまう。 テクスチャー・マッピングやバックグラウンド・パターンの素材集め。 :4. 技術編 :Q4-1: 主な仕様(ほぼ取扱説明書より) CAM 形式の仕様(非公式解析結果)については → Q4-3 記録方式: デジタル記録( JPEG ベース)/フィールド記録 信号方式: NTSC 方式 記録媒体: 内蔵メモリー( 16 Mbit フラッシュメモリー) 記録コマ数: 96 枚(フラッシュメモリによりデータ保持には電源不要) 消去: 1 画面単位消去(任意の位置)または全画面一括消去 ( 1 画面単位のプロテクト機能付き) 撮像素子: 1/5 インチ CCD (総画素数: 25 万画素) レンズ: 固定焦点式マクロポジション付き F2 f = 5.2 mm 絞り: F2 F8 マニュアル切り替え式 撮影可能距離: 絞り 標準 接写(マクロポジション) ------- --------------- ------------------------ F2 60 cm 〜 310 cm 13 cm 〜 16 cm F8 28 cm 〜 ∞ 10 cm 〜 24 cm 測光方式: 撮像素子による TLL 中央重点測光 露出制御方式: 絞り優先 AE 測光連動範囲: EV +5 〜 18 露出補正: -2 EV 〜 +2 EV ( 0.25 EV 単位) シャッター形式: 電子シャッター シャッタースピード: 1/8 〜 1/4000 秒 ホワイトバランス: 自動 セルフタイマー: 作動時間 10 秒 モニター: モニター画素数: 61,380 画素( 220×279 画素) ファインダー兼用 1.8 型 TFT 低反射カラー液晶 入出力端子: デジタル端子、ビデオ出力端子、外部電源端子 (ビデオ出力は S 端子には対応していない) 電源: 電池(単 3 アルカリ電池 4 本)/ ACアダプタ(別売) 電池寿命: 約 120 分 サイズ: 幅 130 mm×高さ 66 mm×奥行き 40 mm 質量: 約 190 g (電池含まず) 付属品: ハンドストラップ、ソフトケース、専用ビデオコード、 単 3 アルカリ乾電池 4 本、クロス :Q4-2: パソコン接続キットなんて買いたくない。 パソコンに AV 入力(ビデオ入力)端子があれば、そこから写真( QV-10 の ビデオ出力)を取り込めます。しかしその逆に、パソコンのグラフィックデー タを QV-10 へ転送するには接続キットが必要です。 :Q4-3: CAM 形式を扱えるグラフィック・フリーソフトは? ユーザ登録ハガキに「 CAM 形式を公開してくれ!」と書く必要がなくなって きたかな (^^; 岩間さんらの努力で CAM 形式の解析が終了しました。さらにWindows および UNIX 上の変換プログラムができました! → Q6-1 マック版変換ソフトも NIFTY-Serve に現れました。ただし現在のところベータ版なので転載不可です。 NIFTY-Serve FMACPRO LIB 4 "CAMConverter" これらを使うと、実は CAM 形式は、パソコンリンクソフトでの表示より、美 しい画像データを持っている事がわかります。解析によると、輝度情報(グレ ースケール情報)は 480x240 で、これに対してカラー情報は 160x120 と少な く、これが「色のにじみ」を生じる原因と考えられます。 変換後の画像は 480x240 なので横長になっています。よって、別のグラフィッ ク・ソフトでリサイズする必要があります。また変換後の JPEG ファイルを読 み込むには、そのグラフィック・ソフトが、 JPEG ライブラリのバージョン 6 をサポートしている必要があります。 上記の変換ソフトを使うと、輝度の高い(明るい)部分が、メタリックな灰色 で表示されてしまう場合があります。これは QV-10 本体からのビデオ出力で も同様なので、ハードウェアの特性なのかもしれません。 パソコンリンクソフトでは、この部分は白く表示されて目立ちませんが、コン トラストを強調するあまり、他の部分もかなり「白落ち」(真っ白になってし まう)したり、暗い部分は、逆に「黒落ち」(?)してしまうようです。 『 QV-10 FUN BOOK 』( → Q6-3 )にも、 CAM 形式を自動変換するフリーソ フトが付属しています!しかし得られる画像は、パソコンリンクソフトと同様 に「白落ち」してしまうようです。そのソフトは anonymous FTP からも入手 できます → Q6-1 マック・ユーザの方へ! 要望が多ければ PixelCat++ で CAM 形式を直接読めるようにしてもよいと、 金森さん がおっしゃっています。金森先生に激励の お手紙を出そう! :Q4-4: QV-10 と直接、通信できるフリーソフトは? ないようです。ユーザ登録ハガキに、「通信手順を公開してくれ!」と書きま しょう。さらに専用シリアル・ケーブルが必要なのも障害です。 → Q4-5 :Q4-5: 二段重ねのマック用のケーブルが気に入らない! あきらめましょう。実は、それはただのシリアル・ケーブルではありません。 ステレオ・ミニミニ・ジャックの反対側の RS-232C(25ピン)コネクタの中に は電子回路の基板が入っています(それって反則だよな)。 :Q4-6: 非公開テスト・モード 非公開のテスト・モードを発見した人がいます。 !警告!これを試して問題が生じても筆者は責任を負いませんぞ (^^; - 電源 OFF の状態で [REC] (撮影モード)にしておきます。 - [MODE] ボタンとシャッターを押しながら電源 ON します。 - 液晶画面に "TEST MODE" と表示されるハズです。 - [@/PROTECT] ボタンを押すとメニューが表示されます。 - メニュー選択は (-) (+) 、実行は、シャッターです。 COLOR BAR ... カラー・テスト・パターン表示 BLACK ... 液晶が真っ黒に(なんのテストか?) APO OFF ... オートパワーオフ解除、撮影モードへ (手動による電源 OFF まで有効) :5. パニック編 :Q5-1: "FATAL ERROR" と表示され、何もできなくなりました。 それはフラッシュ・メモリのエラーで、まさに致命的です。修理(交換)して もらうしかありません。メモリ上の写真は返ってこないでしょう。 電源が不安定なときにエラーが発生する可能性は高まりますが、AC アダプタ 使用時でも発病した人もいます(ワシじゃ)。高価ですが、安定した電圧を長 時間維持できるリチウム電池を使っている人もいるようです。一番の対策は、 月並ですが「データのバックアップはこまめに」です。 :Q5-2: マックへの転送中に、接続が切れることがあるのですが。 まず、付属の "始めに読んで下さい" ファイルを読みましょう。 - AppleTalk は切っていますか? - スクリーン・セーバは使ってはダメです。 - 他のソフトウェアが裏で動いていませんか? - ノイズ源が近くにありませんか? - 機能拡張、コントロールパネルは極力減らしましょう。 どうしてもダメな場合、「通信速度」の設定を「MID」に落とすといいかも しれません。 :6. 関連情報 :Q6-1: 関連ドキュメントはどこにありますか? ... この FAQ の最新版は、常にここにあります。 ... この FAQ (テキスト版)を FTP で GET できます。 ... itojun さんのまとめたデジタル・カメラ一覧 CAM 形式の解析結果および変換プログラムはこちら。 ... CAM 形式の解析結果、 Windows 上の Delphi による プログラムが置いてある岩間さんのページ。 各プラットフォーム向け変換プログラムがあります。 unix/cam2jpeg.shar ... itojun さん作( C のソース)。 unix/camto.pl.shar ... 仙田@京大さん作( perl )。 mac/cam2pict.lzh ... 『 QV-10 FUN BOOK 』より。 windows/cam2bmp.lzh ... 『 QV-10 FUN BOOK 』より。 :Q6-2: QV-10 関連ホームページは? QV-10 が大活躍! ... 著者のホームページより。この FAQ もあります。 ... 日本の SF、ミステリ関係者の写真がずら〜り。 ... JOY を主催する斉藤さんの QV-10 ページ。 さらなる関連リンクもいっぱい。 ... Mas山寛さんの写真日記。日記はアートだ! ... お花の写真です。夜の花もあります?! ... (in English) 第 37 回グラミー賞の写真レポート 宣伝、商品レポートのページ。 ... オンラインショッピング用の宣伝。 ... マックライフ誌の記事より。 ... (in English) アメリカ人もビックリ。 さらに関連情報が飛び交うのはここだ! ... メーリング・リスト palmtop-pc-ml の案内があるよ。 ... ホームページ・デザインについて語ろう! :Q6-3: 出版物 書籍: 初の QV-10 本が、アスキーから9月29日に出版されました。 『 QV-10 FUN BOOK 』 3.5-2HD ( 1.44MB )附属、 Win & Mac対応 大谷和利 著 定価 2,600円 雑誌: MacPower 8 月号 P.334 ... ガンマ補正についての説明があります。 MacPower 10 月号 P.204 ... Kodak DC40、RICHO DC-1 との比較記事あり。 -----------------------------------------------------------------------