"ON THE EDGE OF BLADE RUNNER" は、英国のテレビ局 Channel 4 Television が、 2000 年 7 月 10 日に放映したブレードランナーに関するドキュメンタリーだ。 当初、日本に外電として伝わってきたのは、 スコット監督がテレビ番組で「デッカードはレプリカントだ」と明言した、 ということだけだった（ちなみに私はこの意見にはあくまで反対したい）。 しかしその後、この番組の凄さが明らかになった。 約 1 時間にもわたるインタビューを中心としたドキュメンタリーであり、 スコット監督を初めとして、映画の関係者、出演者が続々と登場し、 ブレードランナーについて語り尽くすのだ。 そして、番組中にちりばめられた初公開映像の数々。 なんと冒頭には、 原作者フィリップ・K・ディックの生前の映像（静止画像じゃなくて動くんですよ！） が登場する。ありがたや、ありがたや。
あぁ、これを日本語字幕付きで観ることができたなら……。 例えば NHK 衛星放送（深夜でもいいです）で、とか。 DVD 版ブレードランナーの付録にするとか（ワーナーさん、お願い）。
おっと、つい興奮して前フリが長くなってしまった。
「ふたつでじゅうぶんですよ」の謎に続いて、 初めて "ON THE EDGE OF BLADE RUNNER" の詳細を伝えてくれたのは、ほかでもない、 TVC-15さん！ ご存じ、 スピナー読本（増補版）で 4 回にわたって内容を紹介してくれている。
日本のテレビ関係者、映画関係者、最高実力者の皆様、お願いです。 Channel 4 から権利を買って、日本語字幕付きで "ON THE EDGE OF BLADE RUNNER" を 観せてください！
一方、ここを読んだ一市民の貴方。ギョーカイに知り合いがいたら頼み込もう！ 知り合いがいない場合は、放送局に「御意見、御要望」を出そう！