$Id: 051fetch.txt 1.9 96/09/30 12:40:06 ROOT_DOS Exp Locker: ROOT_DOS $ ------------ FTP と Fetch ------------ FTP は TCP/IP 接続におけるファイル転送のためのプロトコルです。ネットワ ーク上にある FTP サーバに対し、ユーザは FTP クライアント・ソフトウェア で接続し、ファイルの送受信をおこないます。相手からファイルを受信する場 合は GET (場合によってはダウンロード)、こちらから相手に送信する場合 は PUT (あるいはアップロード)という言葉を使います。 ここで紹介するのは、マック用 FTP クライアントとして定番とも言える Fetch の最新版の 3.0.1 です(日本語版は商品として販売されています)。 ただし、後ほど紹介する Anarchie-J というシェアウェアは、FTP クライアン トとしても、 Fetch を上回る使いやすさを持っているので、どちらか一方だ け使い方を覚えるとしたら、 Anarchie-J をお勧めします。 通常の FTP と anonymous FTP (コラム扱い?) --------------------------- インターネットでは、 FTP には大きく分けて二つの使われ方があります。 ◎ 通常の FTP 一つは、自分がユーザ ID を持つコンピュータ間のファイル転送です。この場 合、リモート・ホスト(接続先コンピュータ)に、自分のユーザ ID とパスワ ードが登録されている必要があります。例えば、自分の Web ページのドキュ メントや画像ファイルを、自宅のマックからプロバイダの UNIX マシンにファ イル転送するようなときに使います。 ◎ ananymous FTP もう一つは、 anonymous FTP (匿名 FTP )です。これは、誰でも「匿名で」 接続できる FTP サーバでフリーウェア等を公開するサービスです。そこに接 続するときはユーザ名に anonymous (または ftp )と入力します。匿名といっ ても、パスワードとして自分の電子メールアドレスを入力するのが決まりとなっ ています。 FTP によるファイル転送は、回線容量を多く必要としますし、 1 つの FTP サーバに同時に接続できるユーザ数にも制限があります。そこで、 人気のある anonymous FTP サイトには、全く同じ内容を公開している「ミラ ーサイト」が用意されていることがあります。その場合は、ネットワーク的に 近いミラーサイトを選びましょう。マックの世界では Info-Mac や UMich と いったサーバが有名で、膨大な数のフリーソフトウェアやシェアウェアが揃っ ています。この二つに関しては世界中にミラーサイトがありますが、日本国内 にも複数のミラーサイトがあります。 マックのファイルと転送モード(コラム扱い?) ---------------------------- マック上のファイルは、アイコンとしては一つに見えますが、実際はデータ・ フォークとリソース・フォークという二つのファイルから構成されています。 しかしこれを Fetch 等の FTP クライアントで単純にファイル転送すると、デ ータ・フォークだけが相手に送られます。つまりリソース・フォークは無視さ れることになります。 一方、 FTP でのファイル転送には、大きく分けて二つのモードがあります。 テキスト・モード( ASCII モードとも呼ばれる)と、バイナリ・モードです。 どちらのモードで転送するかは、ユーザが選択する必要があります。ただし、 Fetch には、拡張子から自動的に判断して転送する機能があります。 ◎ テキスト・モード( ASCII モード) テキスト・モード(あるいは ASCII モード)は、テキスト・ファイルの転送 に用います。テキスト・ファイルの改行コードは、マックや UNIX 等、オペレ ーティング・システムごとに異なることがありますが、このモードでは、改行 コードの変換が自動的に行われます。逆にいうと、テキスト・モードでバイナ リ・ファイルを転送すると改行コードに当たる文字を勝手に書き換えて、ファ イルを壊してしまいます。 ◎ バイナリ・モード バイナリ・モード( Fetch では "Raw Data" と指定します)では、実行プロ グラムや画像データを転送する場合に指定します。テキスト・ファイルを送る こともできますが、改行コードはそのままになります。マックのファイルを単 純にバイナリ・モードで転送すると、データ・フォークだけ転送されて、リソ ース・フォークは無視されます。一般に画像ファイル等は、データ・フォーク に画像データを持つので、 UNIX 等へデータを送るならリソース・ファイルが 無視されても問題はありません。 ◎ MacBinary II 形式(拡張子 ".bin" ) マック上のファイルが、データ・フォークとリソース・フォークという二つの ファイルに分かれていることは既に述べましたが、データフォークとリソース ・フォークをいっしょにファイル転送しなければならない場合も当然あるでしょ う。また、これを UNIX 等のマックとは異なるシステムで保存するときには、 便宜上一つのファイルにまとめておくと便利です。そこでよく使われるのが MacBinary II 形式です。拡張子には ".bin" が使われます。これはバイナリ ・ファイルなので FTP で転送するときにはバイナリ・モードを指定します。 ◎ BinHex4 形式(拡張子 ".hqx" ) 上と同じ目的で、さらによく使われるのが、マックのファイル形式を単純なテ キスト・ファイルに変換する BinHex4 という形式です。拡張子には ".hqx" が使われます。 Info-Mac や UMich といった有名なサイトもこの形式を採用 しています。これはテキスト・ファイルなので、 FTP で転送するときは、テ キスト・モードを指定します。ちなみに多くの場合、ソフトウェアは、まず StuffIt 形式で圧縮され(拡張子 .sit )その上で BinHex4 変換でテキスト 化されています。上で述べた MacBinary 形式も、 BinHex4 形式および SutffIt 形式も、万能解凍ソフト SutffIt Expander があれば元に戻すことが できます。 大事な設定 ---------- Fetch の初期設定で必ず必要なのは、 anonymous FTP 用のパスワード、すな わち自分の電子メールアドレスの入力です。「 Customize 」メニューの 「 Preferences... 」を選択して、設定ウィンドウを開き、 [General ] の設 定で、 Default Password: にメールアドレスを入力してください。 ShiftJIS や日本語 EUC といった 8bit をフルに使った日本語テキストのファ イル転送をする場合は、ISO 文字変換を OFF にしておく必要があります。 「 Preferences... 」の [Misc] を選び、「 Translate ISO characters 」の チェックをはずしてください。 もう一つ必要なことは、圧縮ファイルをダウンロードしたときに、それを自動 的に展開するための外部ソフトウェアを入手しておくことです。これは圧縮形 式ごとに指定することもできますが、 Aladdin 社の StuffIt Expander とい う万能フリーソフトを使えば十分でしょう。 初期設定 -------- 上で説明した以外の初期設定については、特に変更しなくても Fetch は使え ます。しかしすこし慣れてきたら、より使いやすいように各設定を見直してみ ましょう。「 Customize 」メニューの「 Preferences... 」を選択すると、 下記の設定がタグ表示されます。 General: 全般設定 Download: ダウンロード設定 Upload: アップロード設定 Formats: ファイル形式設定 Firewall: ファイアウォール設定 Mirror: ミラーサイト設定 Misc: その他の設定 この他に、「 Customize 」メニューの「 Suffix Mapping... 」において、拡 張子とファイル形式の関係について、「 Post-Processing... 」において、ダ ウンロードしたファイルの後処理(自動解凍等)について設定できますが、デ フォルトで多くのファイル形式が設定済みであり、とくに変更する必要はない でしょう。 以下に、「 Preferenes... 」の各ウィンドウの設定について簡単に説明します。 ◎ General: 全般設定 --- Preferences --- *General* [ ] Use Internet Config Default password (i.e. your e-mail address): [diving@sample.or.jp ] Default shortcut: [moon ▼] [X] Display server messages [ ] Keep connection active -------------------- [ ] Use Internet Config Anarchie-J の節で説明している InternetConfig (日本語版は「インターネッ ト設定」)をインストールしている場合、これを選択すると、 InternetConfig で設定済みの項目については、設定を省略できます。ただし、 以下の説明は、InternetConfig を使わないことを前提としています。 Default password (i.e. your e-mail address): anonymous FTP サーバへの接続時にパスワードとして入力する電子メールアド レスを入力します。 Default shortcut: [moon ▼] デフォルトの接続先となるショートカットを指定します。ショートカットにつ いては後述します。 [X] Display server messages FTP サーバからのメッセージを表示します。重要なメッセージが含まれる場合 がありますから、必ず表示させて、読む習慣を持ちましょう。ちなみに anonymous FTP サーバには、著作権等に関する README ファイルが置いてある 場合がありますから、これらも目を通すのが原則です。 [ ] Keep connection active デフォルトでは選択されていません。この場合、FTP サーバと接続中に 5 分 間なにもしなければ、自動的に接続が切れます。 anonymous FTP サーバでは、 同時に接続できるユーザ数に制限があったりするので、用もないのに接続を続 けることは迷惑となります。 ◎ Download: ダウンロード設定 --- Preferences --- *Download* [X] "Automatic" defaults to "Text" [ ] Overwrite files with conflicting names [X] Use download folder: [ ] Edit text files with: [Microsoft Word ▼] Default binary type/creator: Type: [????] Creator: [????] ------------------- [X] "Automatic" defaults to "Text" "Automatic" (テキスト/バイナリ自動判定)のデフォルトをテキスト・ファ イルとします。つまり拡張子からテキストかバイナリか判定できない場合は、 テキスト・ファイルとしてダウンロードします。 [ ] Overwrite files with conflicting names ディスク上に同じ名前のファイルがあった場合に、上書きするかどうかの設定 です。 [X] Use download folder: [ ] ダウンロード先となる自分のマック上のフォルダを設定できます。 Edit text files with: [Other... ▼] テキスト・ファイルをダウンロードしたときに、それを扱うエディタを指定し ます。メニューに用意されているのは、ほとんど英語版のエディタばかりなの で、純正エディタの SimpleText (日本語版)を選択するか、「 Other... 」 でハードディスク上のお好みのエディタを選択してください。 Default binary type/creator: ダウンロード( GET )したバイナリファイルの Type(ファイルの種類) と Creator (アプリケーションとの結び付き)を設定する画面です。大抵のファ イルは、デフォルトで用意されている「 Suffix Mapping... 」の通りに自動 的に設定されるので、ここは設定しなくとも特に問題はありません。 ◎ Upload: アップロード設定 --- Preferences --- *Upload* Default text format: [Text ▼] Default non-text format: [Raw Data ▼] [ ] Add .hqx suffix to BinHex files [ ] Add .bin suffix to MacBinary files [ ] Add .txt suffix to text files [X] Encode and decode file and folder names Word wrap margin: [72 ] ------------------- Default text format: [Text ▼] Default non-text format: [Raw Data ▼] マック上のファイルをアップロード( PUT )するときに、テキスト・ファイ ル(ファイル・タイプが"TEXT" )と、それ以外について、形式の設定をしま す。通常はこの例の通りでいいでしょう。形式の選択肢は以下の通りです。 Text ... テキスト(リソース・フォークは無視) Wrapped Text ... ワードラップ済みテキスト(リソース・フォークは無視) MacBinary II ... MacBinary II 形式 Raw Data ... バイナリ形式(リソース・フォークは無視) BinHex ... BinHex 形式(テキスト化済み) AppleSingle ... AplleSingle 形式(あまり使われない) [ ] Add .hqx suffix to BinHex files [ ] Add .bin suffix to MacBinary files [ ] Add .txt suffix to text files ファイルをアップロードするときに、ファイル形式を示す拡張子を自動的に付 加するかの設定です。必要なら Fetch で転送する前に拡張子を正しくつけて おくのが望ましいこともあり、この設定はデフォルトのまま選択しないでおく べきです。 [X] Encode and decode file and folder names 異なるシステムとのデータ交換で、ファイル名やフォルダ(ディレクトリ)名 で使える文字の種類や文字長等が異なる場合、自動的にファイル名、フォルダ 名を変換する場合に選択しておきます。 Word wrap margin: [72 ] テキストファイルでワードラップ(長い行の折り返し)を行う場合の折り返し 文字数を指定します。 ◎ Formats: ファイル形式設定 --- Preferences --- *Formats* Recognize and decode: [X] StuffIt! Archives [X] MacBinary I Format [X] BinHex4 Format [X] MacBinary II Format [X] MacHost Format [X] AppleSingle Format --- FTP サーバに登録してあるマック関連のファイルの属性を自動的に判 別するための指定です。デフォルトのまま全部選択しておきましょう。 ◎ Firewall: ファイアウォール設定 --- Preferences --- *Firewall* [ ] Use Passive mode transfers (PASV) [ ] Use proxy FTP server: [ ] [ ] Use SOCKS gateway: [ ] Don't use proxy or SOCKS for: [ ] [ ] [ ] Use data ports from [1025] to [65535] --- 個人向けプロバイダでは通常ファイアウォールは設置しないでのでこの設定に は触れません。しかし企業等で、セキュリティ上の理由でファイアフォールを 設けている場合、この設定が必要になりますので、ネットワーク管理者と相談 して設定してください。 ◎ Mirror: ミラーサイト設定 --- Preferences --- *Mirrors* Info-Mac mirror: [ftp://ftp.iij.ad.jp/pub/info-mac ] [▼] UMich mirror: [ftp://ftp.iij.ad.jp/pub/mac ] [▼] --- Info-Mac と UMich のミラーサイトを設定します。国内のミラーサイトを選択 しましょう。 ◎ Misc: その他の設定 --- Preferences --- *Misc* Maximum file list cache size: [489 ] K [ ] Use "TYPE I" to transfer binary files [ ] Omit file names beginning with a period [ ] Translate ISO characters ←必ずチェックをはずすこと! [X] Show sign-on dialog at startup [ ] Use case-sensitive sorting [ ] Allow duplicate connections [ ] Anarchie emulation mode [ ] Treat mystery items as files [ ] Don't make Open Transportt calls --- ここではその他の設定がまとめられています。ほとんど設定はデフォルトから 変更する必要はありませんが、主な項目だけ説明しておきます。 [ ] Omit file names beginning with a period. UNIX では、通常は表示しないファイル名である "." で始まるファイルを、 Fetch でもファイル一覧から外すかどうかの指定です。 [ ] Translate ISO characters 既に述べた通り、日本語のテキスト・ファイルを送信する場合は、 ISO コー ドの変換機能は選択しないでください。逆に、 8 bit のアルファベットを送 受信する場合は、 ISO コードと、マックの内部コードの変換が必要になるか もしれません。 [X] Show sign-on dialog at startup Fetch の起動時に、接続のためのダイアログボックスを表示します。 [ ] Use case-sensitive sorting ファイル一覧におけるアルファベット順のソートで、大文字と小文字を区別す るかどうかの選択です。 ファイル転送 ------------ ◎ 接続 「 File 」メニューの「 New Connection... 」を選択し、ホスト名等を入力 するダイアログボックスを開きます。ここで入力するのは、以下の通りです。 --- New Connection... --- Host: ... ホスト名( FTP サーバ名) User ID: ... ユーザ名 Password: ... パスワード(表示されません) Directory: ... ディレクトリ Shortcuts: [▼] ... ショートカットの切り替え ------------------------- ここには、後で説明する「ショートカット」としてあらかじめ登録されている デフォルトの FTP サーバが表示されます。 anonymous FTP の場合は、ホスト 名だけ入力すれば、残りの項目はそのままで構いません。これで [[OK]] をク リックすると、接続を開始します。 ◎ ダウンロード( GET ) 接続できると、指定したディレクトリのファイル一覧が表示されます。ディレ クトリの移動等は、マックのファイル・ダイアログボックスでの移動と同じ要 領で可能です。ちなみに斜体文字のファイルは、UNIX におけるシンボリック リンク(マックのエイリアスに相当)を示します。 ここでファイルを選択して、ダブルクリックまたは、[Get File...] をクリッ クすると、そのファイルの転送が開始します。ファイル転送が終わると、拡張 子からファイル形式を自動判別し、 StuffIt Expander 等の外部のプログラム を自動的に呼び出し、展開してくれます。 また、一つ、あるいは複数のファイルを、ドラッグ&ドロップにより一度にファ イル転送することもできます。リスト中からファイルを選び(複数可能)、そ れをそのまま、デスクトップやフォルダ上にドラッグすると、ファイル転送が 始まるのです。ドラッグ&ドロップ拡張機能が使えない場合でも、「 Remote 」 メニューの「 Put Folders and Files... 」により同等の複数ファイル転送が 可能です。 ファイル転送中は [Cancel] ボタンが現われるので、それをクリックすれば中 断ができます。 ◎ アップロード( PUT ) ウィンドウ上の [Put File...] をクリックすると、逆に、相手に送るファイ ルを指定することになります。ただし、一般には anonymous FTP では、ファ イルを PUT することはできません。この機能を使うのは、自分のユーザ ID を持つ、ホストに対してだけでしょう。 アップロードでも、ドラッグ&ドロップの機能が使えます。ただし、転送先と して、接続先のディレクトリ(フォルダ)を指定することはできません。また、 ドラッグ&ドロップ拡張機能が使えない場合も、「 Remote 」メニューの 「 Get Directories and Files... 」により、アップロードする複数のフィア ルを一度に指定することができます。 アップロードの場合もファイル転送中は [Cancel] ボタンが現われるので、い つでも中断ができます。 ◎ ファイルタイプ FTP によるファイル転送では、ファイルがテキストかバイナリかを指定する必 要がありますが、 Fetch はデフォルトでは、テキスト/バイナリ自動判定 ( Automatic )が選択されますが、転送するファイルに合わせて、明示的に どちらかを指定することもできます。 (*) Automatic ( ) Text ( ) Binary ◎ 接続・転送状況 以下の接続状況や転送状況が、ウィンドウの右側に表示されます。 Status 接続・転送状況 File ファイル名、ファイル形式、ファイルサイズ Transfer 転送サイズ、転送速度( bytes/sec ) ◎ その他のファイル操作 Fetch では、上記の他にも、いくつかの接続先のファイルやディレクトリの操 作が可能です。「 Remote 」メニューに沿って主なものを説明します。 View FIle... テキスト・ファイルを転送し、表示します。 Rename Directory or file ... ファイルやディレクトリの名前を変更します。 Delete Directory or file ... ファイルやディレクトリを消去します。 Search... FTP サーバからファイルを探します。 Set Permissions ... パーミッションの設定します。 ◎ 切断 「 Close Connection 」で回線は切れます。 FTP サーバの登録 ---------------- ◎ ショートカット 慣れてきたらよく使う FTP サーバを「ショートカット」に登録するとよいで しょう(マックにおいてコマンドキーを使ったキーボードショートカットとは 関係ありません)。 「 Customize 」メニューの「 New Shortcuts... 」を選ぶと、よく使う FTP サーバへの接続設定を登録しておけます。 --- Bookmark Editor --- Name: [my homepage ] Type: [Folder ▼] Host: [moon ] User ID: [diving ] Password: [******** ] Directory: [public_html ] ----------------------- 「 Customize 」メニュー「 Preferences 」の[General] ウィンドウにおける 「 Default shortcut 」で、デフォルトで接続するFTP サーバのショートカッ トを選択できます。 ◎ ブックマーク また「ブックマーク」は、 FTP サーバの情報を1つのファイルに保存したもの です。ショートカット機能は、自分のマックでしか使えませんが、ブックマー クとしてファイルに落とせば、他の人と FTP サーバの情報を交換することがで きます。 「 File 」メニューの「 Open Bookmark File... 」を選択し、読み込むブッ クマークファイルを選ぶと、すぐ接続が開始されます。 Fetch には Bookmarks というディレクトリに、既に数多くの FTP サーバ名が登録されてい るので、利用してみましょう。 接続中に、「 File 」メニューの「 Save Bookmark... 」を選択すると、その FTP サーバへの接続情報を、ファイルに保存することができます。 --- end ---