$Id: 031nw.txt 1.5 96/09/25 14:37:28 ROOT_DOS Exp Locker: ROOT_DOS $ ------------- NewsWatcher-J ------------- インターネットの電子掲示板( BBS )ともいえるネットニュース( NetNews ) には様々な分野のニュースグループがあって、活発な議論や情報交換、そして 気楽なおしゃべりが交わされています。もちろん日本語のニュースグループも あります。ただし、それぞれの運用ポリシーやニュースグループごとの憲章を 尊重しなければいけません。一方、各プロバイダでは、ローカルニュースグルー プを用意して、事務連絡や技術支援に利用したり、会員同士の交流の場として います。 NewsWatcher はネットニュースを読み書きするためのソフトウェアです。電子 メールと同様にネットニュースも漢字コードには JIS を用いる必要があります が、日本語版の NewsWatcher-J は漢字コードの変換機能を内蔵しています。 設定方法 -------- NewsWatcher-J は、初めて起動したときだけ、会話形式で必要最小限の設定が できるようになっています。この設定で入力ミスがあっても、後から初期設定 は変更できるので気軽に設定してみてください。 インストール: 圧縮された NewsWatcher-J のファイルを転換すると、フォルダの中に幾つか のファイルが入っています。2つの README ファイルは必ず読んでください。 NewsWatcher-J 本体については、お使いのマックに合わせたアプリケーション を選んでください。使わない方のアイコンは捨ててしまってかまいません。 NewsWatcher-J16 従来のマック用( CPU に 680X0 を使用) NewsWatcher-J16.ppc パワーマック用 割り当てメモリを増やす: ニュースサーバ側では大量のニュースグループを用意しているので、 NewsWatcher-J に割り当てるメモリサイズを増やしておきましょう。 NewsWatcher-J を起動していない状態で、 Finder において NewsWatcher-J のアプリケーション本体のアイコンを選択し、「ファイル」メニューから「情 報を見る」を選択すると、NewsWatcher-J の情報ウィンドウが開くので、一番 下の「メモリ必要条件」の「使用サイズ」を [ 2000] K (バイト)程度に増 やします。 初めての起動: NewsWatcher-J のアイコンをダブルクリックして起動します。初めて起動した ときは、以下の設定ウィンドウが表示されるので、順番に設定してゆきます。 --- Welcome to NewsWatcher --- NewsWather-J にようこそ。・・・・ (省略) [ Quit ] [研究室] [ 共用 ] [個人用] --- 利用方法については、ここでは個人でインターネットプロバイダに接続する ことを想定しているので [個人用] を選択します。 --- Server Addresses --- ニュースサーバとメールサーバのアドレスを入力してください。 (省略) ニュースサーバ: [news.sample.or.jp ] メールサーバ: [mail.sample.or.jp ] [Cancel] [[ OK ]] ---- ニュースサーバ( NNTP サーバ)とメールサーバを指定します。 IP アドレス による指定も可能ですが、ホスト名による指定にすべきです。メールサーバは、 電子メールを送信する場合のみに使うので POP サーバではなく、 SMTP サー バを指定します。もちらん両者が同じ場合は、それを指定します。 --- Personal Information --- 下欄にあなた自身についての情報を入力してください。 (省略) 氏名: [KIMURA Foo ] 所属組織: [SAMPLE NETWORK ] Email アドレス: [foo@sample.or.jp ] [Cancel] [[ OK ]] ---- 個人情報を入力します。電子メールアドレスは当然として、氏名や所属組織名 も半角アルファベットで記述した方がよいでしょう。この部分は、ニュースの 本文の前に必ずつけられる「ヘッダ部」に自動的に載せられるのですが、日本 語のヘッダを扱えないニュースリーダが、まだ多く使われているためです。も ちろん相手が日本人でなければ、日本語環境そのものが無い場合がほとんどで す。氏名を漢字で記述する場合は、ヘッダで MIME エンコーディングをする設 定にしておく必要があります。 所属組織は、プロバイダの名前を書くのが一般的ですが、中には、自分の会社 名や団体名を入れる人もいます。インターネットの精神としては、あくまで 個人としての責任で参加するわけですから、ここはそれほど重要ではありませ ん。 全グループリストの取得: 上記の設定を終えると、( PPP 接続していない場合は、 PPP 接続が自動的に 行われ)ニュースサーバと接続し、まずサーバ側にある全てのニュースグルー プの一覧表を受信してきます。これには数分間を要しますので、注意してくだ さい。ただし、なんらかの原因でハングアップする可能性もありますので、モ デムの受信ランプや、 MacTCP Watcher ( MacTCP の監視用フリーウェア)の 状況表示をチェックしていた方がいいでしょう。 受信が正常に終わると、全グループリストのウィンドウが開きます。これには ニュースサーバ側で用意している全てのニュースグループが含まれています。 一方で、実際には配送されていないニュースグループも紛れこんでいるかもし れません。使われなくなってしまったのに削除されていないニュースグループ が残っていたり、クロスポスト、すなわち複数のニュースグループにまたがっ て投稿された記事が、配送されていないニュースグループにも届くと、便宜上、 そのグループができてしまうことがあるためです。 個人用のグループウィンドウの作成: 次に、いつも購読するニュースグループを集めた、自分専用のグループリスト を作ります。 まずは、全グループリストを眺めてみましょう。非常に多くのニュースグルー プがありますね。それぞれのニュースグループ名をダブルクリックすれば、そ こに流れる記事一覧を見ることができます。読みたいニュースグループ名の目 星がついていれば、検索機能(ショートカットは コマンド-F )を使って探す ことができます。 「ファイル」メニューより「新規グループウィンドウ」を選択し、ウィンドウ を新規に開きます。そして全グループリストのウィンドウより、購読したい ニュースグループをマウスで選択し(複数可能)、そのままドラッグして自分 のグループリストに加えてゆきます。ウィンドウ内のグループの順番は、ドラッ グによって、いくらでも並び替えることができます。 ちなみに全グループリストから、ニュースグループ名を複数選択するときは、 マックでの統一されたユーザインターフェースを使うことができます。 連続選択: まず、始めの項目をマウスで選択し、次に最後の項目を [shift] キー を押しながらマウスで選択する(通称、シフト−クリック)。 連続しない複数選択および選択解除: コマンドキー(アップルマークのキー)を押しながら、連続していな い項目をマウスで選択(通称、コマンド−クリック)してゆくと、既 に選択した項目も選択のまま残るので、複数項目の選択ができます。 逆に既に選択されている項目をコマンド−クリックすると、選択を解 除できます。 このリストをファイルとして保存しておくことにより、次回からは、そのアイ コンをダブル・クリックして NewsWacher-J を起動することにより、自分のグ ループリストを開くことができます。ちなみにニュースグループの追加、削除 は後からでもできます。 ニュースを読む -------------- ニュースグループを選ぶ: 最初に作成した、自分用のニュースグループリストを保存したファイルのアイ コンをダブルクリックして NewsWatcher-J を起動します。ニュースグループリ ストには、ニュースグループの一覧が表示されます。左側の数字は、各ニュー スグループに投稿(ポスト)された記事の数です。 新しく作成されたニュースグループがある場合は、「新設グループ」といして ウィンドウ表示されるので、自分のグループリストに入れたいものがあれば、 ドラッグして入れてください。不要ならウィンドウを閉じてかまいません。 記事を選ぶ: マウス(あるいは矢印キー)で、ニュースグループを選択してから、ダブルク リック(あるいはリターンキー)で、記事一覧のウィンドウを開きます。1行 ごとに記事のスレッド情報、投稿者名、題名( Subject )が表示されます。 スレッドがまとめられていると、左側に下向きの三角記号と、スレッド数が表 示されます。この三角記号をクリックすると、まとめられたスレッドが1行づ つ展開して表示され、三角記号は右向きになります。 題名に、 Re: の後に同じ題名がついている記事は、1つの話題に対する「フォ ロー」すなわち、他の人からの反応の記事を示します。 記事を読む: 記事は、マウス(あるいは矢印キー)で選択して、ダブルクリック(あるいは リターンキー)で開いて読むことができます。その他の操作は、主なコマンド の欄を参考にしてください。読んでしまった記事は、「既読」扱いとなり、 記事一覧に「レ」マークが付きます。これは次回に記事ウィンドウを開くとき には表示されません。残しておきたい記事は、「ニュース」メニューの「 未読にする」を選択すれば「レ」マークが消えます。逆に、読んでいない記事 を「既読にする」こともできます。 本文のデータサイズが 32KBytes 以上の記事は、便宜上、複数のセクションに 分割されます。これは NewsWatcher-J のプログラミング上の制約のためです。 ニュースの記事は、以下に示すのヘッダ情報と、本文で構成されます。 --- ウィンドウ名: 題名を表示 From: 投稿者の名前と、メールアドレス Organization: 組織名 Date: 投稿日 Newsgroups: ニュースグループ名(複数の場合あり) --- 同じ記事を複数のニュースグループにまたがって投稿することを「クロスポス ト」と呼びます。詳しくは投稿の欄を読んでください。 上記の他に、初期設定のままでは表示されないヘッダ情報もあります。その中 で重要なものとして、メッセージ ID があります。これは、記事の識別番号で あり、他の記事と重複することはありません。ヘッダでは、下記の様に Message-ID: 行に示されます。もうひとつの References: 行は、その記事が フォローの場合に付きます。元記事(その記事がフォローした記事)のメッセ ージ ID を示しています。ここには複数のメッセージ ID を入れることができ ます。 --- Message-ID: References: --- 主なコマンド: 「ニュース」メニューの主なコマンドを以下に示します。すべてにキーボード ショートカットが割り当てられているので、慣れてきたら活用しましょう。例 えば コマンド-I とは、コマンドキー(アップルマークのキー)を押しながら、 I を押すことを示します。 コマンド-I 次の記事 次の記事を読む。 コマンド-T 次のスレッド 今のスレッドは全て既読にして、次へ。 コマンド-J 次のグループ 今のグループの記事を全て既読にして、次へ。 コマンド-M 既読にする 選択したスレッドやグループの記事を既読にする。 コマンド-U 未読にする 選択したスレッドやグループの記事を未読にする。 コマンド-N 記事をポストする コマンド-F 記事にフォローする コマンド-Y 新しい記事をチェック NewsWatcher-J 起動後に、サーバに到着した記事が ないか、チェックします。自分が投稿した記事を確 認するのにも使えますが、投稿してから登録される までは時間がかかるので注意してください。 記事を保存する: ウィンドウに表示中の記事だけでなく、題名だけ選択した状態でも、記事は、 「ファイル」メニューから、「保存」や「新規保存...」を選択することによ り、保存することができます。デフォルトでは、同時に複数選択した記事は1 つのファイルにまとめられます。 既読の記事をもう一度: ニュースグループを選択して、「ニュース」メニューの「未読にする」にする を選択すれば、ニュースサーバ側に保存されているすべての記事が未読に戻り ます。欲しい記事だけを探したい場合には、いくつかの方法があります。 詳しくは最後に入手方法を示したマニュアルを参照してください。 ニュースグループをオプション−クリックして、指定記事数だけ遡る。 全て既読にしてしまって記事数が 0 の場合でも、グループリストで ニュースグループ名をオプション・キーを押しながらクリックし、 取得したい記事数を入力すると、最近の記事だけを再度呼び出すこと ができます。 「スペシャル」メニューの「サーチ」機能を用いて探す。 ニュースグループを選択しておけば、ヘッダ情報( Subject、From 等) に対して、文字列検索をすることができます。 メッセージ ID をコマンド−クリックして、たどる。 記事中であっても、ヘッダ上であっても、 のようなメッセージ ID があれば、アップル・キーを押しながらクリック することにより呼び出すことができます。ただし、その記事がニュース サーバ上に残っていればの話です。 ニュースを投稿する ------------------ 自分から記事を投稿するときは、ニュースグループを選択して、「ニュース」 メニューから「記事をポストする」を選びます(ショートカットキーは コマンド-N )。するとウィンドウが開きますので、まずは、以下のヘッダ情報 を必ず入力し、次に本文を入力します。 --- Newsgroups: グループ1,グループ2,グループ3 Subject: 題名(半角アルファベットが望ましい) --- クロスポストをするときは、 Newsgroups: に複数のニュースグループをスペー スを開けずに , 記号(カンマ)で区切って記入します。同じ記事を、別々に複 数のニュースグループに投稿することは、よくないことなので止めてください。 題名( Subject: )は、日本語を扱えないニュースリーダがまだ存在するので、 全ての人に読んでもらうには半角アルファベットで書くしかありません。ただ し題名に日本語を書くこともだんだん一般化しつつあります。日本語を書きた ければ、以下のように並記するのもいいかもしれません。 Subject: how to post? / 投稿の方法は? もちろん題名や本文では、半角カタカナや、機種依存文字を使ってはいけませ ん。一般的な記事の書き方やマナーについてはここでは触れません。 記事を書き終わったら、ウィンドウの右上の [送信] ボタンを押します。する と本当に投稿するかどうか、確認してくるので [OK] を押してください。この 確認ダイアログボックスは、初期設定で出ないようにもできます。 記事にフォローする ------------------ フォローしたい記事のウィンドウを開いた状態で、「ニュース」メニューから 「記事にフォローする」を選びます(ショートカットキーは コマンド-F )。後 は、上記の記事を投稿する場合と同じです。ただし、ヘッダには自動的に以下 のように設定されるので、必要なら修正してください。 Newsgroups: 元記事のグループ Subject: Re: 元記事の題名 応用編 ------ バイナリファイルの展開: comp.binaries.mac のように、バイナリファイルをテキスト化して、さらに、 いくつかに分割した記事が投稿されているニュースグループがあります。こう いった記事を、元のファイルに戻すには、取り出したい記事(複数なら最初の 記事)をマウスで選択し、「スペシャル」メニューから「バイナリ取り出し」 を選択します。 ただし、「初期設定」の「バイナリファイル取り出し」が、正しく設定されて いる必要があります。 URL を開く: WWW で用いられるようになった、インターネット上のリソースを統一的に表現 したURL が、記事中にあった場合、その URL を、コマンド−クリックするこ とにより、Netscape 等の外部アプリケーションを起動して開くことが出来ます。 ただし、「初期設定」の「URLヘルパープログラム」が、正しく設定されている 必要があります。 初期設定について ---------------- 初めての起動時での設定や、その他の初期設定は、ファイルメニューの「初期 設定...」ウィンドウにおいていつでも変更できます。この設定は、システム フォルダの「初期設定」フォルダに NewsWatcher-J Prefs というファイル名 で保存されます。以下に、主な項目の説明をします。 購読時オプション設定 デフォルトのままで構いませんが、次の項目は変更の必要があるかも しれません。 「ヘッダを表示」は、詳細なヘッダ情報を得たいときに選択します。 「受信する最新記事数」は、デフォルトで 400 になっています。 ニュースグループを選択したとき、新しい記事から、ここで指定した 記事数だけの記事を読めます。さらに古い記事を読みたい場合は、新 しい方の記事を、既読にするか、ここの数字を増やす必要があります。 サーバ・アドレス 最初の起動時の説明をお読みください。 サーバ・オプション サーバ側で対応していれば、全項目をチェック(選択)してください。 使用者の情報 最初の起動時の説明をお読みください。 署名 記事の最後に自動的につけられる署名( signature )を入力します。 署名は、自分が書いた記事であるという印ですので、いろいろ工夫し ている方もいますが、必ずつけなければいけないという規則はありま せん。あまり長い行数の署名はよくないとされているので注意しましょ う。電子メールと共通の署名を用いるとよいでしょう。 メッセージ・オプション ここはデフォルトのままで構いません。 「メッセージを折り返す」は、半角 74 文字程度で、強制的に改行を 挿入する、いわゆるワードラップ機能で、 NewsWatcher-Jの最新版な ら、日本語の折り返しもちゃんとやってくれます。ただし自分で手動 で改行する習慣があるなら、使わなくてもよい機能です。 拡張ヘッダ 通常はデフォルトのブランクのままで構いません。 リモートホストの情報 通常はデフォルトのブランクのままで構いません。 これはマックとは別に、自分のアカウントがある UNIX ホストと全 ニュースグループリストを共有する方法ですが、通常は使わないと 思います。 画面のフォント/サイズ NewsWatcher-J で表示に使うフォントの指定です。グループ一覧や、 サブジェクト一覧で使うフォントと、記事及び投稿するメッセージの フォントを別々に指定できます。両方とも、通常は日本語の等幅フォ ントに設定するとよいでしょう。パソコン通信用に作成されたフリー なフォントである ASLFont+ の 9 ポイントは、非常に見やすいのでお 勧めです。 印刷のフォント・サイズ 印刷の際のフォント指定です。 グループリストの保存 デフォルトのままで構いません。 「[X] 終了時に自動的に保存する」を選択すると、終了時の保存確認 ダイアログボックスが出なくなります。 記事の保存 デフォルトのままで構いません。 「エンコードされたテキストを保存する」をチェックしておくと、テ キスト化(エンコード)されたバイナリデータも、記事ファイルとし て保存されます。デフォルトでは、バイナリの部分は、記事として保 存されません。 投稿するメッセージ デフォルトのままで構いません。 大きなサイズのメッセージを投稿するときは、ここで指定している、 分割ニュースサイズでいくつかに分割されることになります。 URLヘルパープログラム 記事中の URL にアクセスするためのプログラムを指定します。デフォ ルトのソフトウェアをお持ちなら、そのままでいいでしょう。ちなみ に URL は、 WWW でお馴染みのインターネット上のリソースを統一的 に示す方法で、例えば以下のようなものです。 http://www.ntt.jp ftp://ftp.iij.ad.jp/pub/ NewsWatcher-J では、記事中の URL を、コマンドキー(アップルマーク のキー)を押しながらクリックことによって、開くことができます。 認証 ニュースサーバによっては、ユーザごとの認証が必要になります。 しかしほとんどの場合、設定する必要がないと思います。 バイナリファイル取り出し 記事に添えられたテキスト化されたバイナリファイル( BinHex 形式 やuuencode 形式)をバイナリに復元するためのアプリケーションを指 定します。StuffIt Expander は DropStuff と組み合わせると、マッ クでよく使われる BinHex 形式だけでなく、 UNIX で標準的に使われ る uuencode 形式も復元できます。 その他のオプション ここはデフォルトで構いません。 「ポスト時に確認アラートを表示する」のチェックをはずしておくと、 記事を投稿するときにいちいち表示される確認ダイアログボックスが 表示されなくなります。 「Inetnet Configの設定を使う」を選択すると、Anarchie-J の章で 説明しているインターネット設定( Inetnet Config の日本語版)を 使うことができます。 日本語版・オプション 「漢字コード変換」は、デフォルトの「JIS漢字」(正確には ISO-2022-JP )を必ず設定してください。インターネットでのメール およびネット ニュースのメッセージには、必ず JIS 漢字コードを用 いることになっています。 「MIMEヘッダ変換」は、メールアドレス( From: )や題名( Subject: ) といったヘッダ部に、漢字を用いたい場合の指定です。ただし、MIME を用いると、題名の長さが長すぎる場合などに、問題が生じることも あります。 MIMEヘッダ変換を選択しない場合、表題には漢字を使えますが、メー ルアドレスの名前の部分には、規則上、漢字を入れてはいけません。 表題の漢字は、最初の「漢字コード変換」の指定の通りの漢字コード が出力されます。 フィルタとソート・オプション デフォルトのままで構いません。このオプションを活用したければ、 マニュアルを入手してください。 複数の設定を使い分ける ---------------------- NewsWatcher-J を使用して終了すると、システムフォルダ内の初期設定フォル ダに、NewsWatcher-J Prefsというファイルが残りますが、これを、ニュースグ ループファイルと同じフォルダに入れます。別の設定で、ニュースグループファ イルを保存し、別のフォルダに置き、そのときの NewsWatcher-J Prefs ファイ ルをそのフォルダに入れます。複数のニュース・サーバを使い分ける場合や、 1 台のマックを複数の人で共有する場合に有効です ( ただしユーザ ID は決 して共有しないこと!)。 さらなる情報 ------------ 最新版の NewsWatcher-J は、 Eudora-J と同じく、日本語化をしてくれた中田 了さんの Web ページにあります。 下記に、最新版の NewsWatcher-J と、マニュアルの日本語版があります。とても よくできたマニュアルなので、ぜひ入手されることをお勧めします。 ftp://ftp.taiiku.tsukuba.ac.jp:/pub/newswatcher/ --- end ---