Espressoモバイル化計画

   ・エスプレッソを持ち歩こう
    こんなに小さなコンピューターなら、持ち歩くことも可能です。
    このコーナーは、実際に持ち歩いて使うために最低限必要なものをまとめました。

 

 とりあえず、モバイル化のためにそろえた機材一式。

  本体のほかに

  • バッテリー(ENAX パワーバッテリープラス)
  • モニター(オリンパス アイトレック)
  • キーボード(SMK トリプレットキーボード)
  • マウス(3Dトラックボール)
   などが必要

上に示した機材一式を鞄に詰めて運用している例。キーボードがなかなか見つからなかったのだけど、SMKから出ているトリプレットキーボードが小型ながらマウス、タブレットと兼用で使用できるので使いやすくてよい。全体の重量は結構重いため、長時間使うと肩が痛くなる。

 

こちらは、機材一式をベストに収納した例。

ENAXのパワーバッテリープラスは、長くて収納場所がなかったため、右前身頃の裏側にポケットを追加して収納している。Espresso本体は背面に収納し、アイトレックのバッテリー部は左ポケットに収納したため、体の前後左右に重量が分散されていて、そこそこ使いやすい。DVD-ROMの入れ替え時には脱いで操作しなくてはいけないのが難点。今後の課題である。


 

・実際に使用してみて

今回使用したアイトレックは18万画素(283×212)程度の解像度しかないので文字を読むのはつらいです。デスクトップのプロパティでアイコンを大きくし、文字の大きさも調整しなければ、画面の判読は難しいでしょう。使用するアプリケーションもかなり限られますが、ゲームやDVD鑑賞程度には耐えられます。(DVDソフトにマクロビジョンのコピーガードがかかっている場合、S端子から取り出せないことがあります。)、モバイル時の通信は、携帯電話やPHSのUSB接続ケーブルを用意する必要がありますが、それ以前に表示系を何とかしないと使い物にならないかもしれません。新製品で72万画素相当のものが出ているので、資金の豊富な人はそちらの方がよいでしょう。また、近い将来SVGAクラスの軽量なHMDが出る気配がありますので、それを待つのもいいかもしれません。パワーバッテリープラスは、DVDを使用しなければ3時間弱、DVD使用時でその半分程度は持つようです。USBカメラを接続して壁紙の代わりに外部の状況を写すのもいいかもしれません。