わりと前から計画していて、じっさいチケットもホテルも取ってあった旅行なのだが、諸々の事情によって(主に仕事だが)蹴るハメに陥る。自分の準備が悪かったせいもあるが、それにしても仕事があまりにも終わらなすぎ。まだCD-ROMできてないのか……。
しかし、不思議なのはWindows 95で導入されたロングファイルネームだ。VFATというファイルシステムによって実現されているのだが、もちろんCD-ROMにはFATなんてものは存在しない。それがDOSベースからファイルを見ると長いファイル名、たとえばHOGEHOGEHOGE.TXTなんてのはHOGEHO~1.TXTってかんじで、いわゆる8.3のファイル名に変換され、最後が「~1」(HOGEHOGEHOGEHOGE.TXTが同じディレクトリにあると、こっちはHOGEHO~2.TXTになって、以下同様)になるんだけど、これがJolietとRomeoというふざけた名前のフォーマットとして定義されてて、今のところこのフォーマットでCD-ROMを焼けるソフトはAdaptecのEasy-CD Pro 95/NTだけだ。しかしこれがまたアヤしくて、本来「~1」になるべきファイルが「~14」だの「~6」だのわけわからん変化をする。そんなわけでCD-ROM焼きが難航し原稿書きもろくにできないまま、日本にいるのだった。