半月以上たってしまったがその間ひたすらCD-ROMをつくっていてちょっとナイスな気分。今回はWindows 95用50本を含む100本のオンラインソフトを選ばなくてはならなかったのだが、これはけっこう骨が折れた。
　僕の方針として「高機能もしくはユーザーインターフェースの優れているもの」と「海外製のものは極力入れない」というのがあって、あとの条件はともかく、ごくあたりまえに思えることなのだが実はこれがなかなか条件にあてはまるものは少ないのが問題だ。
　海外製のものを入れないのは2バイトコードがまともに通らなかったりするのと、質問がきたり解説を入れたりするのが面倒という至極簡単な理由。まあ使うほうもオンラインソフトなんだから、たよりのドキュメントとヘルプが英語じゃ使いづらいだろう。
　それにしてもなんだってこう、おんなじようなソフトがたくさんあるんだろう。普通ツールとかは「無いから作る」「あるツールの機能に満足できないから作る」もんだと思っているんだけど、まったく同じ機能しかなかったり、シンプルではなく貧弱なプログラムだったり。最近は個人的にユーザーインターフェースという言葉を知らない作りにもかなりムッとするようになった。
　自然の流れとしてソフトウェアは使いやすく高機能になっていくハズなのに、一向にそうならないのは何故だろう？　たとえばファイル管理なんかはマウスオペレーティングよりDOSで有名なFDに代表されるキー操作によるものの方が数倍優れていると思うのだが。複数ファイルを指定するときはマウスとキーボードを併用しなくてはならないなんてごくバカげている。もちろんマウスでの操作もできればいいのだが。
　Windowsのキーショートカットも謎だ。Ctrl+Ins/Shif+Insという正気の沙汰とは思えないCopy&Pasteをすてて、Ctrl Z/X/C/VでMacintosh互換のUndo/Cut/Copy/PasteになったクセしてCtrl+SでのセーブやCrtl+QでのQuitはサポートされない。Alt+F4なんていうロングディスタンスなショートカットでアプリケーションを終わらせる人がいるのか？ フールプルーフにしてもほどがある。
　まあなんにしてもコンピュータが「すごい・かんたん・きもちいい」になるのは当分先なのは間違いない。とにかくソフトウェアがこんな状況じゃあなぁ。もちろんハードウェア性能もぜんぜん人間の要求に答えられるパフォーマンスはないんだけど。

　ひさしぶりだからどんどこ書くけど、仕事してる最中はもうCD聞くしかないんでとにかくダメなCDをひたすら聞いてしまった。その枚数はおそらく今までの人生でもっとも多かったはず。でろでろリストにしてしまうと、

井上喜久子　ただいま

井上喜久子　elegant fish

高橋由美子　Single Collection

高橋由美子　Tendery

とうきょうデンキKIRAKIRA合唱団 1

とうきょうデンキKIRAKIRA合唱団 2

とうきょうデンキKIRAKIRA合唱団 3

とうきょうデンキKIRAKIRA合唱団 THE HEROS

天翔凰　人気声優ヴォーカル・コレクション

ヴォイスアクター女性編

声優せれくしょん♪

ウィンビー　アイドルの楽園

アニメージュ・メモリアルコレクション

卒業　ソングコレクション

青空少女隊Special カラオケの恋人達

電脳戦隊ヴギィ'ズ★エンジェル VOL.0

　といったところ。もちろんこれは初めて聞いたCDのリストで、ほかにも当然久川綾やら皆口裕子やらアイドルプロジェクトやら誕生やらなんやらのCDを聞きまくっているのだ。もう脳みそとけそうである。まあフォークソングとアイドルの歌で育った人間がアニソンに走ってしまうのはいかたしかたないところであろう:)
　しかしまだ仕事おわってないのか…

セラコミＲなのだ。

　セラコミＲとはセーラームーンのみっていうとちょっと語弊があるけどまあそれ中心の同人誌即売会で東京見本市会場の南館でせらむんすきすきな人々が横浜アリーナで同日もっと規模の大きな即売会があるにもメゲずパワフリャな面々は両方行ってるなかで行われたのだった。文章がヘンです。
　今回はセーラームーンMLの方々でもって同人誌なんか作っちゃったりなんかしちゃったりして、サークルとして参加してたりしちゃってたのだった。
　作った同人誌はMails from moonというタイトルで、200部刷って内輪売りも含めてだけど150冊ほど売れたから、文字中心な感じの本としてはなかなかのもんだと思う。僕ははずかしながら裏表紙を描かせてもらっているのだった。
　即売会でげっとした本はあんまりなくて、「あざぶ愚民党」というサークルの以外は特に「これだ！」と思うものはなかったのだった。
　しかしMLの本は当然インターネットを意識してるから表紙からしてNetscapeなんだけど、買った本の中にも見開きでNetscapeなものがあったりしてちょっと時代を感じちゃう。でもJRの「大清水」とかの自販機の車内広告もNetscapeだったりするんだよなぁ(笑)
　即売会終了後はMLのメンバーの集団で豊洲まで行って肉を食い、池袋まで行ってアニソンを歌うのというごく標準的なルートを辿り、なんだか夏コミにも申し込むことを決めて帰るのだった。

　さすがというかなんというか「気まぐれコンセプト」なのだった。
　最近マシンが重いなぁって原因がインターネット経由でエロ画像でメモリにため込んで圧迫しているヤツがいるせいというすげーマンガで、しかもその男は後ろでどうも打ち出したらしい画像を見てたりする。なんだその「メモリにエロ画像をため込む」って？　しかもその結果として「マシンが重くなる」ってのは一体どんな環境だ？　いやまあメモリにため込むなんて器用なことが（しかもため込んでいる本人がそのマシンを使っているわけでもないにも関らず）できるんなら、空きメモリが少なくなって重くなるってことはわからんでもないんだが。
　しかしふつうエロ画像打ち出したりするもんかね。しかも会社で(笑)　いやまあいいんだけど。もうちょっと勉強してから皮肉なり風刺なりしてほしいぞ。

仕事で久川綾。

　namcoが今度出すWindows用デジタルコミック「ワルキューレの伝説 外伝　ローザの冒険」の記者発表会があったので、とりあえず行ってきたのだった。
　久川綾の役はワルキューレ、ローザ：鈴木真仁、女神：折笠愛、ヴァイオレット：篠原恵美、サンドラ少女ビアンカ：こおろぎさとみ、コアクマンのミシェール：緒方恵美という豪華キャスト。さすがに記者発表会に写真撮影の時間があったのでつい久川ばっかり撮ってたような気もするが気にしない。きっと記事にならないし。しかしコスプレはしてくれなかったのだった。しくしく。
　ところでこのソフト、3月末発売予定だったのが1月延びることになったにも関わらず、ボーカルCDが予定通り出ちゃうもんだから、ゲームのクセしてCD先行発売というわけわからんことになっている。
　で、このゲームには10人(?)の妖精が出てきて、その声を新人声優10人がアテてるんだけど、その10人で「フェアリーズ」というグループになっているのだった。おいおい。しかしよく見ると中には見たことある顔が。「るるる」の手塚みちると藤野かほるではないか。彼女たちは「るるる」以前にも「る」のグループ「クリスタルＡ」（ほかに椎名へきると矢沢ゆめるってのがいた）をやってたんだが。いったい何をもって新人なのだろう。でも藤野かほるは押すぞ。
　フェアリーズのほうはゲーム中のキャラのコスプレで出てきてご挨拶。「パソコン持ってますか」の質問に10人中8人が「お金なくて持ってません」、持ってる娘「Macです」「弟のなんでわかりません」。 サンプリングとしてすごく一般的なのだった。
　というわけで、久川綾はいいぞ。どんなわけだっつ〜の。

　徹夜あけに会社の近くのスーパーに行くと、パンの棚に「プリンプリン物語」という菓子パンがっ！　いいぞpasco。NHKに文句いわれても知らんが。それにしてもほんとにプリンプリン物語、LD化してくれないかなぁ。無理だろうなぁ。
　また仕事中にCDぶっ通し。ドラマCD天翔鳳1/2/3、同じくDEAR BOYS。クリスマスライブでなんで八神ひろきが花環送ってきたのかわかんなかったんだけど、主人公の恋人役が久川だったのね。それにしても、本編中にはヒロインはまったくでてこないで、皆口裕子アテるところのマネージャーがしゃべりまくり、8cmシングルの方で主人公と恋人のデートで久川オンステージ。これで2300円は安いぞ(笑)。ついでに歌も2人に歌わせりゃよかったのに。ちなみに天翔鳳の久川は「おにぃちゃん」連呼でなんか萌える。おいおい。
　ところでためしにグラフィックデータのところにFlactal Image Fileを置いてみたんだけど、ローカルでは認識して展開するクセしやがって、サーバにあげると展開しやがらない。ローカルはでローカルで、画像をみたあとbackすると一般保護違反で落ちたりハングったり。だれかふつーに見れた人いませんかね。FIFのPlug Inはここにあるんで使ってみてもらえるとうれしいかも。

　月末恒例のOESうた会へ。先月はあまりの忙しさに行けなかったんでちょっとくやしい。それというのもこのうた会、挿入歌やイメージソング、映画主題歌など、ふつーじゃちょっと知らない曲を課題曲として毎月出してくるので、一回休むと次の回でまったく歌えない曲が待っているのだった。
　会場へ向かう地下鉄の中で、席に座ってヘッドホンでテープを聞いてると、なんかテープ以外のメロディが聞こえる。なんだぁ？ と思ってテープを止めると、なんと隣に座ってる女子大生らしきめがねっこが歌っているのだった。歌ってるっていってもハミングしてるんだけど、ヘッドホンしてるのに聞こえるくらいだからけっこう大音量なわけで、いったいなにごとかと思った。ちなみに何の曲かはわからなかったんだけど、アニソンだったらいっしょに歌ってたかもしれない(笑)
　今回は12時間のうた会が終わったあと、倉持さんと大森英司くんと僕でさらにカラオケに突入してしまう。高田馬場の歌広場でもってX2000で2時間、U-karaで1時間、当然アニソンばかり歌いまくる。大森くんの陰謀で入ってるせらむんを全曲歌ったり、うえぴーの間奏に入るセリフを打ち合わせもなく3人で割り振ってやったり、倉持さんはばっちり上パートをかぶせてくれたりして、なんかヘンに濃い3時間を過ごしたあと、終電のなくなった僕と大森くんは倉持さんちにおじゃますることなる。
　倉持さんちではこたつで編集ビデオの鑑賞会やお部屋拝見(笑)をしてからおねむだったのだが、電気を消した暗闇のなかで大森くんとめがねっこを語るのだった。

　あけて26日、お昼までごちそうになってからアニメについて語りだす。それにしてもなんと放映されているアニメの多いことか。僕がチェックしているのは特撮もふくめて24番組、このうちには再放送は含まれていないにも関わらず、全部の現役番組をカバーできていないのだ。
　NHK「みんなのうた」とか見て手強さを確認してから、池袋まで3人で出て、僕はいったん家へビデオをセットしに帰るのだった。さっさと仕事にいけよ。

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