98/08/12
乗客少な目のまま出港!
(自宅〜東京港フェリーターミナル = 18.9km)
東京港出港4時間前まで会社で残業していた私は、大急ぎで帰宅し、荷物を積んで一路フェリーターミナルを目指した。なんとか出港2時間前に到着。右の写真は「苫小牧」行きの名札を付け、乗船待ちの列に並ぶXJR400
(写真右)
。午後10時半ごろにバイクも乗船開始となり、最下層のFデッキ(恐らく水面下?)にバイクを積み込む。午後11時半、高らかな汽笛とともに係留ロープが外され、出港。
98/08/13
どんより曇る太平洋!
(洋上 = 0.0km)
翌13日朝、大洗港に到着。昨年より、東京〜苫小牧間の「さんふらわあ」は全便が大洗港に寄港するダイヤとなった。近くの大洗海岸ではつかの間の晴れ間を求めて、海水浴客がうぢゃうぢゃ。フェリー出港時には、最近はやりのバナナボートが船の前を横切ろうとしたため、警告の汽笛を鳴らされていた。やがてフェリーは梅雨明けを忘れた東北沖へ。どんよりと曇った天気の中、雲の切れ間からは光のカーテンが洋上に降り注いでいた。
(写真左)
時折雨も混じる中、フェリーは宮城県の金華山のすぐ沖合いをかすめるように通過。岩手県沖に差し掛かるころには奇麗な夕焼けが見られた。
(写真右)
98/08/14
曇天の中、室蘭白鳥大橋からニセコへ
(苫小牧港〜室蘭〜白鳥大橋〜豊浦〜昆布〜ニセコ湯元温泉〜湯の里温泉 = 211.9km)
午前5時半、苫小牧港着。昨年と同じく、深い霧に包まれて港内は真っ白。写真では土砂降りのように見えるが、これは霧で地面が濡れているためで、走っているうちにジャケットやジーパンも濡れ始める。
(写真左)
今年はまずニセコに向かうのが第一目標だったため、太平洋岸を一路西へ。腹も空いたころ、室蘭港に到着。今年オープンしたばかりの白鳥大橋の付け根には、道の駅ができていたが、早朝のため店は何も営業していない。しかし、この道の駅、フェンスが親水公園ということのようだが、どう見てもフェンスが水没しているように見えた。
(写真右)
午前5時半に苫小牧港に着いて以来、朝食を取っていなかったので、室蘭駅に駅弁を買いに行こうとしたが、あまりにも小さい駅で駅弁の影も形もなかった。
ニセコから岩内に向かう道道沿いにある途中に神仙沼があるが、その周辺の沼では草花が咲き乱れていた。オニヤンマかギンヤンマと見られるでかいトンボが大量に飛び交っていた。
神仙沼からニセコ方面に降りてくる途中にある湯元温泉の雪秩父。その隣には大湯沼と呼ばれる池がある。湯さわり階段という階段があるので、降りていって水に触ってみたら、冷たかった。
日景 聡
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hikage@st.rim.or.jp
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