プロクソンCNC

スピンドル回転センサー

CNC・工作機械リンク

部品表

No
品 名
詳 細
使用個数
購入先
備考
SG−2BC コーデンシ製

反射型フォトインタラプタ

千石電商(2F)
どちらでも可
GP2S22 シャープ製

反射型フォトインタラプタ

千石電商(2F)
4049 NOT 6個入り C−MOS IC
千石電商(2F)  
積層セラミックコンデンサー 0.1μF
千石電商(B1F)  
カーボン皮膜抵抗 200Ω 1/4W
秋月電子  
カーボン皮膜抵抗 33KΩ 1/4W
秋月電子  

回路図

小さくてすいません。

こんな簡単な回路です。

反射型フォトインタラプタからNOTを2段通して、CNC基板のインデックス入力につなぎます。

4049Nの未使用ゲートは、入力側をGNDに落としています。
外付けタイプ

スピンドルの外側に取り付けて回転数を取り込みます。

センサー部分は、8mmのABS棒に穴をあけ、SG−2BCに配線を半田付けしたものを差し込んでいます。
POMから削った台座に取り付け、両面テープで固定しています。
内蔵タイプ

プロクソンのスピンドルモーターが入っているケース内部に取り付けます。

センサーはGP2S22を使用しており、これ用に基板を削りだします。写真は、パターンの穴あけを行ったところです。

穴は、プロクソンのオプションで、0.6mmの2.35シャンクの物を使用しました。

基板の切り出しをしたところです。
センサーGP2S22と削りだした基板です。
基板の部品面です。
基板の半田面です。

センサー部のパターンが小さいので半田ブリッジにならないように注意。

基板に配線を半田付けしたところです。

シールド線がGND、白が出力信号、黒がフォトインタラプターのLED側です。

プロクソンに取り付けるために、1mmのABS板を両面テープで貼り付けました。
センサー部分を取り付けたところです。両面テープにて固定しています。狭いところなのでピンセット、ラジオペンチ等の使用が必要です。
モーター部分ですが、羽の下の部分を油性のサインペンで黒く塗り、反射用に銀色のテープを貼り付けます。写真は下の部分まで黒く塗っていますが必要ありません。
センサー基板の作成

反射型フォトインタラプタで作成したセンサー部からの信号を、この基板で信号成形しCNC基板で取り込めるようにする為の基板です。

回路とパターンおよびGコードは、EAGLEを使用して作成しました。

Gコードの作成は、EAGLEのulp(ユーザーランゲージプログラム)に修正を加え、パターン切削用と基板切り出し用のGコードを作成しました。

ドリルのGコードは、JinSatoさんの作成されたulpを使用させていただきました。

CNCで切削することを考え、パターンの作成では以下の2点いついて考慮しました。

 1.細いパターンにしない。

 2.IC等のピン間は出来るだけ通さない。

出来上がったパターンは、「たいへんよくできました」

今回のパターンは、基板を裏から見た形で作成しまた。(データを反転する必要がないので)

作成したパターンです。

CNC基板がV16であれば、このまま使用できます。

20ピンのコネクタが手に入らなかったので、5ピン2列のものを使用しました。

CNC基板がV06の場合は、中央下の2つのランドのうち左側のランドから右側コネクターへ延びているパターンをカットし、この2つのランドからCNC基板のJP2のところへつなぐと使用できます。

削りあがった基板
完成した基板(部品面)
完成した基板(パターン面)
基板の接続
CNC基板バージョンV16への取り付け

CNC基板の20ピンコネクタに差し込むだけです。

CNC基板バージョンV06への取り付け

作成した基板の1箇所をパターンカットし、配線を半田付けし、CNC基板の20ピンコネクタに差し込みます。

取り付けた配線をCNC基板のJP2に接続します。

カッターナイフなどでパターンをカットします
自作PCパーツのLEDについている配線を

流用しました

基板に半田付けしたところ

白がGND、黄色が信号線にしています

CNC基板の20ピンコネクタに取り付け、半田付けした配線をJP2に接続します。

JP2の2番ピンに信号線、1番ピンにGND側を接続します。

おまけ
今回作成した基板で、コネクタが下半分の10ピンを取り付けていましたが、10ピン1列のコネクタ2つを使用し取り付けてみました。

このほうが、基板がぐらつかないです。

スピンドルに張った反射用テープです。東急ハンズの文具売り場で購入しました。

ホームセンターに売っている、アルミの薄いテープでも問題ありません。