あっという間の2011年が過ぎた。

そもそものきっかけは、去年の夏だった。
その年の終わりくらいに、やっと意を決し連絡を試みた。
かえすがえす、自らの不義理や怠慢を恥じ、頭を垂れた。
問題を先送りにし、逃げ、隠れてきた。
それでは何も解決とならない事を痛感した。

今年、再起動と意を決してみたけど、口ばっかしで行動は伴わない。
職場も二度も潰れた。(笑)
でも、ちょっとだけ足掻いたりしたら、それが励みになったり、別の何かに変化したりもした。
途切れていた点を少しずつ繋げると、そこから新たに途切れていた点へと線が繋がる。
その繋がりは少しずつ過去に遡り 、いろいろな事柄がオボロゲな輪郭を持ってきた気がする。

今日、スーパーの地下で食品を買いあさりながら、そこで何度か遭遇した事を思い出す。
そして、もうそれがない事も。
某避難所に、その祭壇があったのも、偶然だけど、偶然じゃない。
祭壇を崇めたって埒はあかない。
なぞっても喜ぶワケじゃない。
それぞれが前に進む事が一番大事。

だからワシも進む。
亀だけど。

圧倒的な災いに恐怖もしたし、刹那くもなった。
でも、進んでいれば、その内福音にもなるって思った。
進まずに文句を言う人達を見て、そう痛感した。

なんか、そんな偶然や希望を感じた一年だった気がする。
職場が潰れて暇なのでゴロリとしている時にTVで紹介されたジェノサイドを買い、
なんのタイミングか、そのページを開く前に坂口尚のVERSIONを読み返していた。
2012年のワシは、改良されて生き残る。

そんな年の瀬。

2011年 末日

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