最近のコンビニで感じること


最近は以前にも増してコンビニを利用する機会が増えています。誰もがそうでしょうが、やっぱり便利ですよね。でも、そんな便利さの陰には、いろいろな問題も潜んでいるようです。余ってしまった弁当類を廃棄しなければいけないとか、それもお店自身の売上として計算するので、本部側に払うロイヤリティーとして差し引かれてしまったりとか。そんなこともあって、赤字経営のコンビニはかなり多いそうです。そういう話を聞くと、やっぱり日本の社会構造の歪みのようなものを感じますが、今回はもっと単純に身近に感じる不満などを書いてみます。


レシートくれないの?

買い物をしてレシートを貰うのは当たり前ですよねぇ。
例えそれがお客にとって必要ないものだとしても、お店側は渡さないといけないはずです。それが何故か、特に若い店員(殆どはアルバイトの学生)の場合、お釣りだけ渡して、レジから出てくるレシートはそのまま放置していることが多いのです。こちらはその度にレシートくださいと言わなければいけなくなります。

お客にレシートを渡すということは、買ったものの明細が分かるし、あとで間違って集計していた場合の証拠ともなるものです(そんなに単純ではないけど)。それを渡さないというのは、お店側の責任放棄として思えません。多分そんな若い店員などは、自分がレシートを必要としていないからお客も必要ないものだろうと勝手に思い込んでいるのでしょう。それではこちらが困りますから、店長なりオーナーなりがもっとしっかりと教育して欲しいものです(教育することもない程当たり前でしょうけど)。

あ、もちろんいつもレシートを渡す普通のコンビニもあります。


いらない箸

私の場合、カップラーメンなどを買っても、お箸を付けて貰わなくても良いのです。そういう場合はいつも、袋詰めしている時点で「お箸いらない」と言うのですが、たまにタイミングを逃してしまって、うむを言わせずお箸が付いてきてしまいます。500mlの紙パック入りの飲み物を買った場合には、ストローなんてのが付けられてしまいます。あれをストローで飲む人って、どれだけいるんでしょうねぇ?

ここで言いたいのは、そんな無駄なものは勝手に付けないで欲しいということです。中には必要な人もいるでしょうが、そういう人が「欲しい」と言えば済むことでしょう。お箸とかストローをいっぱい付けるのに、レシートを渡さないような場合は、怒りを通り越してもう情けないです。

お店によっては、「必ず箸を付けるように。そうすれば親切な店だと思って、またお客が来るから。」と指導しているところもあるようです(店自身というよりはコンビニ本部の指導)。それなら、「お箸はお付けしますか?」と訊いてくれる方がよっぽど親切です。そうすれば、必要なら「お願いします」、不要なら「結構です」と言うだけで済みますよね(たまに遭遇する)。余計なサービスを提供するより、もっと資源を大切にして欲しいものです。


過剰包装

コンビニに限った話ではありませんが、食品ものの過剰包装が目立ちます。
特に感じるのは、煎餅の袋の中に入っている透明のやつです。あれは棚に陳列した時にも、中身が崩れないように見せるためのものでしょうが、それがどれだけ必要なものなのでしょう? もしかすると輸送中に中身が割れないようにする目的もあるのかもしれませんが、そうだとしても無駄です(ポテトチップスなんか空気でクッションにしてますよね)。

深刻なゴミ問題を考えた場合、あのてのものは捨てるのも大変です。たいていは燃えないゴミとして処理されますよね。困ったものです。

日本の社会って、どうしてこんなに無駄なものに対して鈍感になっているのでしょうか? 消費者が賢くならなければいけないという意見は良く聞きますが、それ以上にメーカー側が率先してゴミ問題とかリサイクルに積極的に取り組んでもらいたいです。


店員は明るく

コンビニの店員で、妙に暗い人っていますよね。客商売なのだから、もっと自然に明るく振る舞って欲しいです。妙に明る過ぎるってのもいただけませんけど。

それにお客をせかすような態度もどうにかして欲しいです。レジで合計金額が出てから、財布の中の小銭を一生懸命探しているのに、店員の態度そのものがせかすようなことが良くあります。うしろに次の客が並んでいるような場合は特にそうです。こういうのって、どう改善したら良いのか分かりませんが、まぁ、気持ちの持ちようでしょうか。

あとは、袋詰めをもっとうまくやって欲しいですね。完璧さは望んでいませんが、明らかに効率の悪い詰め方をする人がいます。これも単にセンスの問題なのでしょうか?


立ち読みコーナー

コンビニの雑誌のコーナーで立ち読みする人って沢山いますけど、どうしてお店側はそれを禁止しないで放置しておくのでしょう?

雑誌だって普通の商品なのですから、それをずっと立ち読みしているような人は排除されるべきでしょう。もちろん、ぱらぱらとめくって中身を確かめて買うかどうかを考えているような場合は良いのですが、明らかにマンガや記事などを読んでいるのは困ります。そういう人に限って、雑誌を汚く扱ったりします。だから自分で買おうと思っても、もう表紙がぼろぼろだったりすることがあるんです。

お客側の問題でもあるのでしょうが、それを放置しているお店側もひどいですよね。

(1998年 3月23日 FMB)