やっぱりお気に入り〜麗美編


前回の捜索願に関しては、MAKOTOさんからデビューアルバムを持っていたという連絡があったのですが、それだけでした。ここを読んでいる人が少ないので、全然情報が集まらなくても仕方ないですね。

そんな中、時々REIMYのアルバムを聴いたりするのですが、いつもとってもいいなぁと思ってしまいます。実は昨日、久しぶりに吉祥寺のレコード屋を覗いたのですが、彼女のアルバムは1枚も置いてませんでした。これでは最近の書店のように、ヒットしそうな新しいものしか置いていないというのと同じではありませんか。古いレコードはやっぱり中古レコード店などへ行くしかないのでしょうか? 困った世の中になったものです。

せっかくなので、今はたった2枚しか持っていませんが、ちょっとだけ紹介します。

走るそよ風たちへ


 Daydream Fair
 Marry Me
 Two of Us
 Tower of Vanity -未来は子供達のために-
 走るそよ風たちへ
 One Day Vacation
 ポケットのコイン
 Dear Tess
 グローレンシア -夜明けの女神-

このアルバムの中では、「走るそよ風たちへ」というのが一番好きです。歌詞そのものは、兵士になろうとする少年に対して、何か疑問のようなものを投げかけているようです。コーラスのパートには英語の他にドイツ語やポルトガル語が入ってきて、何だか不思議な感覚の曲になっていますね。
他にはDear Tessも好きです。とか言いながら、結局どの曲も好きだったりするんです。

彼女はほとんど自分で作詞・作曲していますが(シンガーソングライターだから当たり前ですけど)、どの詩もストーリー性が高いです。しっとりと、と言うよりは、じっくりと聴かせる内容になっていますね。歌声はちょっと鼻にかかったような声で、低い音も高い音も自然に出ているようです。楽器の音がすっごくマッチしていて、歌そのものの雰囲気がとても良く伝わってくるんです。このアルバムは特にアコースティックな音が印象的です。


夢はおいてませんか?


 天国の花
 Everlasting Love
 傘はおいてませんか?
 Blue Sky
 あなたの景色
 MISS JONES
 sister
 Fortune Kiss
 Interlude -平和への序曲-
 Remedios Anthem -レメディオス国歌・平和との出会い-
 Do you have an Unbrella? -傘はおいてませんか?-
 Fortune Kiss -Strings Version-

こちらの方が、アルバムとしてはうまくまとまっていると思います。最初から最後まで、ずーっと繋がっていますね。でも5曲目の「あなたの景色」だけが他の曲とは違った印象があります。後半のInterludeやRemediosあたりはかなり重厚な音になっています。教会音楽のような雰囲気でしょうか。でも最後には「傘はおいてませんか」の英語バージョンで明るくしめくくり、かと思うと、もの悲しげなFortune Kissのピアノとバイオリンの音(正確にはオーケストラ?)で終わるんです。全体を通して何か言いたげなのですが、私にはまだ分かりません。でも、いいアルバムですよ。


昔から特に彼女のファンという訳ではなかったこともあって、彼女自身のプロフィールのようなものは何も知りません。特に知る必要もないとも思ってます。でもちょっと気になるのは、彼女の姉のMAYUMIさんてのは、もしかして昔クラリオンガールだった堀川真弓なのでしょうか? むかーし、そんな話を聞いたようなような気がします。あるいは、麗美の名字が堀川というのを知って、それが堀川真弓の妹という順序で聞いたのかもしれません。今の世の中、インターネットを通じてこういうのを調べるのはたやすいですが、敢えて調べずに疑問符のまま残しておこうと思います。

でも、REIMYの他のアルバムCDが売っている場所の情報は、まだ募集中ですので、ご存じの方は是非是非ご連絡願います。
(1997年11月24日 FMB)