![]() ![]() チラシ(表)↑ ↑チラシ(裏) |
14thアルバム『真夏の夜の夢』の発売告知チラシ。2007年9月1日の渋谷 O-Westにて配布。
B5サイズのつるつるの白い紙に、表面はカラー、裏面はモノクロで印刷されている。
表面はニューアルバム発売記念ワンマンツアーおよびイベント出演の告知も掲載、裏面はディスコグラフィー。
表面底部の文言は以下の通り。
今アルバムでは、今までよりも突出して夢や幻想に関する曲が収録されています。なぜなら、夢とは人間にとってとても必要なものに思えるからです。ノストラダムスの大予言は当たりませんでしたし、宇宙人もおそらくいないでしょう。今やオカルトというのは嘘を嘘として認めつつ、いかにそのホラを楽しむかという半ば倒錯したものになりつつあるようです。
しかし、夢のすべてを否定してしまってはいけないのです。例えば現実的な夢というのがあります。若者の特権でもある、自分の可能性を信じるという夢。私には、その夢を失っている若い世代がとても多いように思えてなりません。大きい夢(世の中の不思議なこと)の一つ一つが消えていくことによって、小さい夢(自分自身の夢)もいつしか消されていってしまうのではないでしょうか。
夢とは幽霊のようなものかもしれません。見える=望む人には見えるし、見えない=望まない人には見えません。自分たちはメッセージを歌うグループではありませんが、大きい夢を語ることによって、夢を存在させようと思っています。不吉な歌もあるかもしれませんが、それは夜見る夢の中に悪夢があるのと同じことです。夢や幻想がなかったとしたら、この人生のなんと味気ないことでしょう。
人間椅子“和嶋慎治”