94年7月23日(土)18:30 開演 後楽園ホール「四度目の防衛」
*1)ゲスト・プレイヤー、key.永川敏郎(現_GERARD)
SEQ. 曲名 備考 1 鉄格子黙示録 2 陰獣 3 りんごの泪 4 人間椅子倶楽部 5 羅生門 6 走れメロス 7 太陽黒点 8 暗い日曜日 9 東京ボンデージ 10 WRING THAT NECK(DEEP PURPLE) *1、*2 11 EPITAPH(KING CRIMSON) *1、*2 12 ROUNDABOUT(YES) *1、*2 13 ECHOS(PINK FLOYD) *1、*2 14 JULY MORNING(URIAH HEEP) *1、*2 15 ホウダウン(EL&P) *1、*2、*3 16 青い影(プロコルハルム) *1、*2、*3 17 なまけ者の人生 *1 18 天国に結ぶ恋 19 もっと、光を! 20 青森ロック大臣 <アンコール> 21 審判の日 *1 22 人面瘡 22 (若者たち) *4
*2)延々とプログレ・コーナー
*3)ギター和嶋氏、お休み
*4)鈴木氏、会場と合唱
※ 作成者より(97-01-14記)
hideki ohwaizumi氏の情報により、DEEP PURPLEの曲は「WRING THAT NECK」であることが判明しました。●短評
「鉄格子〜」「陰獣」というまるでデビュー時のような選曲で始まる。ドラムスは後藤マスヒロ氏。
夏の後楽園ホールの公演もこれで4年目だが、「4度目の防衛は失敗しました…」とレコード会社との契約を切られたことが発表される。しかし創作意欲はまったく衰えておらず、新曲「暗い日曜日」が披露される。
入場時から気になっていた左端のキーボード群だが(キーボード加入か?!と思ったよ)、スペシャル・ゲストとしてジェラルドの永川敏郎が参加する。その後7曲ほどプログレ大会。「ホウダウン」では和嶋氏が脱退?したが、次の「青い影」ではタキシードを着込んで観客席に登場。さながらディナーショーのごとく場内を歌って回る。
「なまけ者の人生」では、キーボードの入った人間椅子の曲を楽しめた。永川氏はここで退場。
アンコールでは再び永川氏が登場し、「審判の日」。2度目のアンコールは3人で「人面瘡」。最後は伴奏無しで、鈴木氏が音頭を取って観客と「若者たち」を合唱するという、心あたたまるエンディングだった。
後楽園ホールの公演は、毎回テーマを決めてカバー曲をやるなど面白いライヴだっただけに、終了してしまって残念である。ぜひ再びタイトルに挑戦して欲しいものである。