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最終修正:2008-07-23(水)
SEQ. 曲名 使用楽器 ギター ベース <オープニング「Suspiria」(Goblin)> 1 爆弾行進曲 バット2 イーグル 2 九相図のスキャット <MC> 3 羅生門 4 青年は荒野を目指す 5 のれそれ <MC> 6 盗人讃歌 7 白日夢 8 マンドラゴラの花 <MC> グレコ イーグル
(茶)9 痴人の愛 10 死神の饗宴 <MC> 11 黒い太陽 12 悪霊 13 どっとはらい <MC> バット2 イーグル 14 猿の船団 15 賽の河原 16 恐怖!!ふじつぼ人間 17 天国に結ぶ恋 <アンコール1> 18 幻色の孤島 19 針の山 <アンコール2> 20 地獄風景
<備考> アルバム『真夏の夜の夢』収録曲
開演直前に入場、すでに場内は満員(230人くらい?)。チケットは人間椅子始まって以来の即日ソールドアウトだったのこと。
恐怖映画『サスペリア』のテーマで入場。服装はいつもの感じだが、和嶋氏のみ夏を意識して浴衣、腰にはうちわ。場内の構造上、後ろの方だとステージはまったく見えず、横にあるモニター画面で確認しながらの参戦となった。
東京では久々の「爆弾行進曲」「九相図のスキャット」で開幕。「九相図〜」では和嶋氏が手拍子(クラップ)を要求、聴衆もそれに応えて挙手。
挨拶の後、初期の名曲「羅生門」。鈴木氏のベースはいつものイーグルだが、O-Westで聴くよりもまろやかながら芯のある太い音。アンプがアンペッグだったからか? 力強い「青年は荒野を目指す」、ダンサブルな「のれそれ」と変幻自在の選曲。
MCでの話題は“人間椅子はなぜどこのサマーフェスティバルにも呼ばれないのか?”、“曲が多すぎて、メンバーも知らない曲がある。4時間のリハーサルが必要”、“菜食主義となり楽屋で納豆を食べる和嶋氏”、“刑務所ライヴをやりたい(「刑務所はいっぱい」が1曲目)”など。次回ライヴ予定は9月21日(日)下北沢CLUB Que(ナカジマノブ博'08)、11月8日(土)青森六戸町(町おこしイベント)が発表された。
レパートリーを増やすための“ノブ強化曲”、今回は「盗人讃歌」。複雑な構成もばっちり消化。しっとりとした「白日夢」の後は、粘りつくような「マンドラゴラの花」。しかしテンポがやや速めで、夏でも“ねっとり感”が薄め?
ローチューニング曲は最近の定番「痴人の愛」「死神の饗宴」「黒い太陽」に加え「悪霊」を演奏、最後は最新アルバムから「どっとはらい」。
終盤戦はナカジマ氏ボーカルの「猿の船団」で盛り上げ、和嶋氏の「賽の河原」をはさみ、高円寺にもやってくる「恐怖!!ふじつぼ人間」。最後は最近あまり演奏していなかった「天国に結ぶ恋」で締め。
暑さにもめげず敢行されたアンコール、1曲目はBring It on Home(Led Zeppelin)イントロに続いて「幻色の孤島」を演奏。後半はキング・クリムゾン「突破口」か…と今さらのように気づく。2曲目はこれぞ定番「針の山」。
そして2回目のアンコール、Show Boat 15周年を記念して三・三・七拍子、「地獄風景」で暑いステージが終了。
狭い会場のうえ夏の暑苦しさ満点だったが全20曲を完奏、一体感のあるライヴだった。メンバー、関係者、そして観客の皆さん、暑い中お疲れ様でした!
以上
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