「総合目次」にもどる | 「演奏会報告の目次」にもどる | 最終修正:2008-03-19(水)

2008年3月16日(日) 渋谷 O-West 【春のワンマンツアー二〇〇八『春と修羅』】
17:00開場 18:00開演

【チケット】

チケット

【セットリスト】

SEQ. 曲名 使用楽器
ギター ベース
<オープニング「?」>
青森ロック大臣 バット2 イーグル
涅槃桜
桜の森の満開の下
<MC>
夜が哭く
暁の断頭台
賽の河原
<MC> ダブルネック
夜叉ヶ池
<MC>
羽根物人生
<MC> グレコ イーグル
(茶)
暗い日曜日
10 Embryo(ブラック・サバス)
 〜サバス・スラッシュ・サバス
 〜Children of the Grave(ブラック・サバス)
<MC>
11 肥満天使 メタボリックエンジェル
12 どっとはらい
13 相剋の家
<MC> バット2 イーグル
14 ロックンロール特急
 〜メンバー紹介
15 愛の言葉を数えよう
16 地獄
<アンコール1>
17 蛮カラ一代記
18 人面瘡
<アンコール2> リッケンバッカー
19 針の山
<アンコール3>
20 ダイナマイト
<備考>
 アルバム『真夏の夜の夢』収録曲

【短評】

 ドラムスが赤い照明で照らし出されオープニング。出囃子はプログレっぽいへヴィな曲。クリーム「サンシャイン・ラブ」をユーライア・ヒープ編成のバンドがコピーしたような感じ。
 1曲目はうれしい「青森ロック大臣」。和嶋氏は羽織、鈴木氏は僧服、ナカジマ氏はダボシャツ。音量がやや大きい。観客のノリが妙に良いのは気のせい? 続いて「涅槃桜」「桜の森の満開の下」の季節メニュー。「桜の〜」は予想通り前半戦に登場。
 「夜が哭く」硬い音色のギター。「暁の断頭台」鈴木氏の狂気の叫び。「賽の河原」奔流のようにワイルドな三途の川。

 和嶋氏が襷をかける“タスキタイム”。ギターをダブルネックに持ち替え、12弦ギターが響く「夜叉ヶ池」。カポタストを2フレットにセット。
 「ノルウェーの森」(ビートルズ)「リヴィング・ラヴィング・メイド」(レッド・ツェッペリン)を軽く演奏。後者は“青森県”をテーマにした替え歌? 「羽根物人生」イントロでは、やはり川端氏のサポート、スライドギターが欲しかった。

 楽器をローチューニングに持ち替え「暗い日曜日」「サバス・スラッシュ・サバス」。期待のサバス・カバーは『マスター・オブ・リアリティ』より「Embryo」「Children of the Grave」を前後に演奏。
 花粉症の鈴木氏“ハナカミタイム”。誕生日記念、差し入れのバースデーケーキ2個(うち1個はなぜか寿司桶に入っていた)を食す。「肥満天使」「どっとはらい」「相剋の家」いつもより長めに感じる3曲のローチューニング曲。

 鈴木氏が舞台に戻らないうちに曲を始めようとするナカジマ氏。「ロックンロール特急」曲間にメンバー紹介とソロが入る。「愛の言葉を数えよう」「地獄」でラストを締める。

 アンコールは「蛮カラ一代記」。鈴木氏が弟さんの学ランを苦しそうに着込む。妙な柄の半そでシャツに着替えハーモニカを2つ首から下げた和嶋氏はテキヤにしか見えない。長いギターアルペジオの後「人面瘡」
 アンコール2回目は鈴木氏のリッケンバッカーベースが唸る「針の山」。さらに珍しく3回目のアンコール「ダイナマイト」を演奏して終了。曲数はいつもと同じ19曲ながらより1曲多い20曲、内容的にかなりの充実度。お疲れ様でした。

 以上


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