あなたも超能力者

2. スプーン曲げ

1974年のユリ・ゲラー初来日以来、日本でもすっかりポピュラーになってしまったスプーン曲げ。今やPK(念力)と言えばスプーン曲げ、スプーン曲げと言えばPKの代名詞。説明は不要であろう。
<用意するもの>
スプーン
ティー・スプーンでもディナー・スプーンでもよいが、試してみてできるだけ曲がりやすいもの。同じメーカーの同じ型でも、スプーンによって違いがあるが、一般に安物ほど曲がりやすいようだ(例えば高級な喫茶店のスプーンは、やはり曲がりにくい)。
<やり方>
スプーン曲げにはいくつか方法がある。基本的には、ある程度力を入れればスプーンは曲がる。やり方次第でひねることもできる。要は、どうやったら効率よく、力を入れているのがばれないように曲げるかである。ここでは、代表的なやり方を二つ紹介する。


(その1)
片手の親指と人差し指で、親指が手前になるようにスプーンの首の部分を持つ。このとき、小指は親指と反対の面の柄の先端の部分に当てておく。もう一方の手で皿の先端を手前に引く。スプーンを持った親指をまっすぐに伸ばし、首の部分をしっかり押さえるようにすること。
<解説>
スプーンの両端と首の部分に反対方向の力を加えるわけである。もちろん、ある程度の力は必要だが、思ったよりも簡単に曲がる。力を入れているのを悟られないよう、スプーンを持った方の人差し指でさするふりをしてみたり、相手のスキを見て一瞬で曲げたりするとよい。


(その2)
スプーンの柄の部分を、皿が下(小指側)になるようにしっかり握り、床などの固い、しっかりしたものにたたきつける。
<解説>
某超能力少年はこのやり方を用いていたとされている。力のない人でも結構簡単にできるが、正面を向いてやるとばれるので必ず相手に背中を向けてやる。


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