それじゃあ、ここを見ればいいじゃん!

10/22(日)原宿/ LAFORETMUSEUM
01新曲1
02R.I.P
03METAL LUNCHBOX
04玉突き
05新曲2
06Sabbath
07日陰
08新曲3
09ビーチボール
10Under the Dog
11
12Tree Top shine
13エデン特急
E.C.1-1マイ・ウェイ
E.C.1-2Open My Eyes
E.C.2-1SOUL GLOW


 Key: Horie Hirohisa
 Per: Oikawa Hiroshi
 G: Fujita Akira


10月22日(日) 原 宿: LAFORETMUSEUM


   小出 紀子 <DATE : Wed, 25 Oct 2000 18:00>

 はっきりと言う。6月のライブはわたしにとっては楽しいライブじゃなかった。だ からレポートをずっとずっと書けないでいた。レポートどころじゃなかった。なんと なく不安になった。わたし自身のことも、グレイト3についても。そうこうしている うちにワンマンライブの告知。絶対に行って確かめたいって思った。わたし自身のこ と。グレイト3についても。

 開演前の暗闇にぼんやり見えるマイクを眺めながら後ろでもステージが見えそうな ことを確認した。音がわかればいいのかもしれないけど、ライブなんだから、それだ けじゃつまらない。やっぱり表情とか手の動きとか見たいって思う。顔を見て音を聴 いてビートを皮膚で感じる。会場にうずまく匂いを嗅ぐ。それがわたしにとってのラ イブだから。舌の感覚だけはライブに必要ないのか、、、いや、それはライブ前に発 揮される。ライブ前に補給するアルコールのために必要。この日はビーフィーターを トニックで割ってもらった。

 SEとともに登場する彼らにざわめくオーディエンス。そして始まったのはのっけか ら新曲。
 何が歌われているのか全然わからないけどわくわくするような感じ。車のアクセル を踏み込んでいくような。これなんだっけ、、、『ヴェルヴェットゴールドマイン』 で聴いたような、、、。さっき調べたらPulpの「We Are The Boyz」って曲だった。 そのイメージ。キヨシのボーカルは〜ブンブンブブンブブーン〜にしか聴こえなかっ た。歌というより曲。だからキヨシの声もベースみたいなもの?

 そして、R.I.Pへ続く。更にMETAL LUNCHBOXへ。カタヨセのボーカルにほんの時々 ダイジョウブカと思わされながらも、演奏もすべて素晴らしい。キヨシのコーラス聴 いて、病気のことは完全に吹き飛んだ。キヨシも復活、グレイト3も復活。万々歳 だ。

 玉突きは、こんなにも美しい曲だったのかと聴き入ってしまった。日陰もビーチボ ールも美しい。実はどちらもアルバムの中では後回しにしたくなる存在だったのだけ ど、ライブで感じるとまた違ってくるのが面白い。

 Sabbathのカタヨセのギターに目を見張る。こんなことを言うのはおこがましいと わかっているけど、あえて言う。カタヨセのギター、ますます上手くなった。がむし ゃらジャカジャカギターも好きだったけど、Sabbathのイントロ、どきどきした。

 Under the Dogのケンイチのドラムを聴いて、オリンピックの閉会式の満天の夜空 から降ってくる花火を思い出した。自分の大切な記憶の断片がよみがえる一瞬の出来 事は忘れかけていた大切な気持ちを思い出させてくれる。ケンイチの前で3人が集ま っている様子を目にしては昔のライブが頭の中をよぎった。変わっていくことが避け られない日々の生活の中で変わらないものを感じると安心して涙が出る。自分の居場 所がちゃんとあるような、なんだかそんなふう。

 他の新曲はちょっとせつない感じの音から始まってぐるぐるしていくよ、なのと、 実験的な音から始まってそれが延々と続いてこれはインストなのかなと思い始めると キヨシのボーカル、カタヨセのファルセットボーカルになる曲。3つ目の新曲は面白 いなって思った。

 影、この曲がライブの核のように感じられた。別にアレンジしているわけでもな い、これまでも耳にしてきたそのまんまだけど、一連の流れでここに何か密集してい たように思った。ぼんやりとしたステージが真っ白くなって。なんかね、男の人ばっ かりのバンド仲間がうらやましく思えた。

 そこから先のTree Top Shineからエデンへの流れ、気に入った、わたしは。Tree Top Shineを演ってくれたことがうれしく、それをエデンの前にもってきたことも納 得できたように思う。エデンはね、歌うよ、いつも一緒に。これだけはもうずっと変 わることないと思う。

 アンコール、2度あって、全部で3曲。マイ・ウェイってなんであーなっちゃうん だろうね、みんなですごいよね。何故だか身体が動くし、絶叫している自分がいる。 Open My Eyesも、カヴァーだけど、これはグレイト3とわたしたちのものって感じで しっくりきている。
 最後にSOUL GLOW。改めてこの曲のイントロが好きだと思う。アルバムをライブは 別物というのは幾度となくカタヨセがインタビュー等で語っていることだけど、前の アルバムの最後の曲がこのライブの最後を飾ったことで、今度のアルバムに続いてい く感じが強くした。どんなふうに続くのかわからないけど、続いていくって続けてい くってすごいと思うから。そして、それはとてもうれしいことだから、次のアルバム に続いていく感じがしたことは本当にうれしい。

 チケットのソールドアウトが信じられず、もしかして誰かが買い占めていて、会場 には人が入らないんじゃないかとまで思っていたと話すカタヨセ。キヨシもこんなに 入ってくれるなんて思わなかったと話す。心配していたとも。わたしも会場がいっぱ いなのを見てびっくりしていた。実はびっくりすること事体がおかしな話なんだよ ね、グレイト3ってやっぱりそれだけ望まれているんだよ。いっぱい集まってくれて うれしいと心から話していた。わたしはライブを演ってくれて心からうれしいと伝え たい。
 ライブでわかったことは、わたしはグレイト3というバンドがやっぱり好きなこ と。そして、グレイト3は知らない人に教えたいと思えるバンドであり、現在もたく さんの人から望まれているバンドだということ。このライブを観る事ができて本当に 良かった。

 ライブ前にオフィシャルサイトの更新があまりされていないことに対して抗議メー ルを送った。今回のライブの告知もオフィシャルサイトではされていないなんておか しな話だと思ったから。でも、ライブを見てグレイト3を取り巻く環境がどうであ れ、そんなもの関係ないって割り切れた。もちろんそういう周りの人たちに支えられ ている部分もたくさんあって彼らもライブやら諸々の活動ができるのだろうけど、結 局のところは彼らがどうなのかそれだけがわたしにとっては重要なんだ。ましてやオ フィシャルサイトの更新がないくらいで腹を立ててはいけない。そんなことどうでも いいことじゃん。ああ、なんであんなふうに腹立てちゃったんだろう、がっかりしち ゃったんだろう。愚かねえ。
 そう、彼らを取り巻くものなんてわたしには関係ない。だからわたしとグレイト3 の間には何もない。あるのは澄んだ空気だけ。グレイト3が鳴らした音をちゃんと聴 くことができるように。わたしの声も彼らに届くように。



10月22日(日) 原 宿: LAFORETMUSEUM


   うたさん <DATE : Fri, 15 Dec 2000 10:48>

人生って最高!!原宿10年ぶり、今回チケットが取れたのはほんとに偶然で、ほんとにこれてよかった。まったく初めてのライブ体験だったんです。実は!こんなに長い間ファンだったのにうそみたい。(二枚目のアルバムからです)福島の田舎なので、アルバムを擦り切れる位家で、車で、ウオークマンで聞きまくってました。来る時のバスの中もちゃんとおさらいして来ました。ラフォーレの中で待っている間、お店で茶をしていたら天井の方からリハーサル中の音がガンガン聞こえてきてもう興奮状態でケーキ食べてました。率直な感想は「うまいじゃないですか?」です。いや、ばかにしてるわけじゃなく普通ライブとCDじゃかなり差が出てきたりしそうですけど、とにかく高桑さん元気にはしゃいでて、とにかくベースめちゃめちゃかっこよかったです。しかも本番前にお酒飲んでましたとかでかなりハイでしたね、もう高桑さんが喋ったり声を出しただけでみんなすごい盛り上がりでしたね、しかも驚いたことに、私は今まで片寄さんが一番人気かと思いきや、実は高桑さんの人気はすごかった。(と思う。)特に男性陣。私は高桑さんの声が好きで、特に「G−S@w浮窒]が好きです。ステージの中央から左側はすごい盛り上がりでした。初めて揉みくちゃにされビビりました。片寄君もギター上手いんですね、知らなかった。そして白根君。あんなに熱いドラムを叩くとは知らなかった。やっぱり直でライブを感じないと判らないものだ。実はライブに来る前「GREAT3」のファンってどんな層なのかちょっとドキドキもんでした。おしゃれな人、ムムムな人、掴みきれませんでしたが男同士とか特に男性陣が多いのに驚き、嬉しくなりました。「影」歌ってる時なんかほんとに男心を歌う片寄さんと高桑さんについて行くって感じでした。感動した。男になりたいと思った。とにかく私はその日に福島から直で行ったので、重たいかばんをどこに預けていいのやら分からず、コインロッカーを探したり、クロークはないか探したのですがそんなものは無く、結局カバンを首に下げながら最後までノリまくってました。かなり恥ずかしかったです。又、入場前に階段に皆さんが何番台位はここといった感じで並んでいる人に声を掛けながらきちんと並ぶシステムもすげーと思いました。あんなに近くで聴けるってなんて幸せなんだと思った。只私は片寄君と同,じ年齢ですんで、あまりオシクラ饅頭されるとちと辛い。次回からは後ろでおとなしく聞くことにします。それにしても今回のライブにいっぱい集まってくれたことにすごく喜んでいたのには私も嬉しくなった。私も自分が大好きなGREAT3にこんなに集まるんだっていうのに感動した。そして片寄君が言ってた通り、やっぱり自分たちが一生懸命苦労して作ったお気に入りの曲達をほんとに大切に自分達も気に入ってんだなって、改めて歌ってもやっぱりこの曲いいよなって、又新しくアルバムを作るにあたって生み出してきた曲達を振り返るのはいいかもね、実はライブの中で一番盛り上がってた曲(LittleJの嘆きのアルバムの中に入ってる曲で英語の曲)これってライブするたび盛り上がる曲なのかな?凄かった!!怖かった!!私の前にいたギャルのポニーテールの髪がぴょんぴょん飛び跳ねるたび私の顔にかかり、又ごっつい兄ちゃんはガンガンぶつかってくるし、まいった。只思うことは、前にいた男の人曲に関係なく必要以上に体をゆするのはやめてほしかった。ま、自由だけどね、 白根君は「マイウエイ」歌う以外声を聞いていない。どうでもいいけど片寄さんが結婚してたなんて、知らなかった。今日知りました。マジでショックです。今日は寝れそうにありません。とにかく次回もライブがあれば絶対行きます。新作が楽しみです。福島にもちゃんとファンがいること知ってほしいです。又書きます。


あなたも書きたい、伝えたい、と思ったら、
下の「ライブレポート」のフォームを使って送信してください!!
名前と送ってもらった日にちと感想を、ライブレポートの方に掲載させていただきま す。
どうぞよろしくね!!!

投稿フォームのページへ 行く!


インデックス頁へ戻る

ライブレポート頁に戻る!


1999年ライブ一覧
1998年ライブ一覧
1997年ライブ一覧
1996年ライブ一覧
1995年ライブ一覧
1994年ライブ一覧

まったく最高だぜ!グレイト3・ホーム頁 sunchild@ppp.bekkoame.or.jp