主人公 雨宮処凛の言葉

 今、映画界をはじめ、各種文化人、右翼、左翼、ノンポリ、戦争体験者、依存症の方々の間で「万病に効く!」と大評判の映画、『新しい神様』の主演女優賞の雨宮処凛です。 

この映画の見どころは、私の顔です。あとはやっぱり、北朝鮮秘蔵映像?そう!私、行って来たの、「自分探しの旅」で北朝鮮に。なんで誰も止めてくんないの?でもいいの、よど号のおじさん達と仲良くなれたから。そう!よど号ハイジャック赤軍派の面々も平壌から出演してるの!君も歴史の証人に!

 という事で、この映画には、私の自殺未遂癖から民族主義に至る過程、入会していた民族派団体との訣別などモロモロが入っております。一言で言えば、愛とイデオロギー、政治と個人的欲望のごった煮格安ツアーです。

 反米愛国の名の下に、犬のウンコ踏んでもアメリカのせいにしてた私が、どうかわってゆくのか、乞御期待!!壮大な自己顕示欲の奴隷となり、始められたこの旅の行方は!?世界の輪郭をつかもうとする彼女の行く手をはばむものは!?愛と北朝鮮、そして、天皇制の是非をめぐるラブ・ロマンス。

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