源義経公鎮霊祭
814年目の源義経公鎮霊祭
また今年も6月13日が来た。6月13日は、腰越の浦で義経公の御首実験がなされた日である。藤沢において清められた義経公の御首を見て涙を流さぬ者はなかったと伝えられる。爾来、藤沢の里人は、首実験後、浜にうち捨てられた義経公の御首を大切に守り抜き、白旗大明神としてお祀りしてきたのである。水無月にそぼふる雨は判官の涙の徴、藤沢の里
奥州栗駒の菅原次男氏に相州藤沢白旗神社の近藤正宮司からこんな文が届く
ふつふつと蘇るなり白旗の社に詣でし水無月の頃
新しく鎮霊碑の背後に兜形の石碑が造作され、「源義経公兜形鎮霊碑文」と命名された
笈背負ふ菅原次男の雄姿をぞ永久に留めんこの碑に
年を経ていよいよ強き絆もて奥州相州九郎に結ぼる