−栗駒町木鉢千葉家の杉戸絵−
杉戸絵「加賀の春」の概観(表面) 杉戸絵の杏亭翁の加賀の春、栗駒山麓千葉家に拝す
左下部分
杉の戸の梅は咲きたり鴬も声を限りにわが春歌ふ 右下部分
紅椿白梅互ひ花競ふ彼方の白山大波のよふ 中央下部分
犀川の岸辺に生ひし松の木の根に咲く花の君が手を振る
加賀の春(裏面)右下
青竹の藪に隠れし雀の子絵より出で来て我が指とまれ |
「加賀の春」の作者「山科杏亭」の略歴
千葉光男氏の杉戸絵の作者略歴 山科杏亭(やましなきょうてい)。 日本画家。郷土史家。また俳人、茶人としても名を馳せる加賀の風流人。
主な画歴と役職
*石川県美術館専門委員
注意:「加賀の春」という画題は、佐藤弘弥が仮に名付けてているものであり、調査の結果、杏亭翁の意志のある題名が見つかり次第訂正するものとします。 |
2002.2.17