はい、「くずです・生」、無事終了いたしました。
　あれだけ拙い演奏にもかかわらず、存分に盛り上げて下さったことに、もう感謝しきり。
　今回のＭＶＰは観客の皆様のパフォーマンスそのものだったと思います。
　御来場いただいた５０名弱の皆様、そしてこのイベントを宣伝して下さった皆様、
　本当にどうもありがとうございました！

　

　０１：Cagayake! Girls

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　３人目のボーカル、TAKEXです。ダンバインで言う所のトカマクのポジションですが、頑張ります。

　ちなみにボーカル経験はありません。人前で歌う事自体、中学の頃の合唱コンクール以来です。
　しかも中学３年の合唱コンクールは指揮者をやっていたので歌っていません。
　っていうか中学の合唱コンクールの指揮者なんていてもいなくても同じだと思います。
　だからクラスでもノリで「指揮者誰にする？」「TAKEXでいいんじゃね？」みたいに適当に決めたのを覚えています。
　ところが。クラスの皆はナメていました。自分の音感の無さを。指揮棒を振ってみてもメダパニの効果しかありません。
　リズム感がここまで無い人間がいるという事を、若干15歳の少年少女達は知らなかったのです。

　さて、クラスのみんなは困りました。実は合唱には自信があるクラスだったので、余裕でなんとかなるだろぐらいに
　思っていたのに、このままでは指揮者の為に入賞を逃しかねません。痛恨の人選ミスですが今更指揮者変えられないし。
　仕方が無いので、「指揮者の指揮の練習の為の自主練」をクラスで行う事になりました。やめたいとか言えない。
　しかし、指揮棒を一定のリズムで振る事がこんなに難しいとは。
　悪戦苦闘していると、一人のクラスメイトが「ちょっと貸してみー」とお手本を見せてくれました。
　おお、すごい、普通に振れている！「こうやってやればいいんだよー。簡単でしょ？」　
　世の中には、その簡単な事ができない人間もいるのです。

　そして、なんとか合唱コンクールの当日。結果とか覚えていません。
　覚えているのは、指揮台に立った時の、クラス全員の視線から感じるプレッシャーです。
　もう、今思い出しても座りションベン漏らしそうになります。その時に誓ったのです。自分は音楽に向いてないと。
　もう二度と音楽には関わるまいと。そんなトラウマと共に歌います。

　

〜４・１〜　練習風景

　


〜３・２９〜（犬ヨ）


　ドラムの犬ヨです。

　先日、ひょんなことから「宇宙企画コレクション2009 ４時間」というDVDをいただきました。
　で、宇宙企画なんて今だに存在していたのかと思うくらい久しい響きに感じるほど懐かしいものだったのですが、
　このDVDに出てくる女性がめちゃめちゃ可愛い。18人くらい出てくるんだけど１人残らず学校だったらクラスで
　１番を張れるくらい可愛い。この中に出てくる人でかろうじて穂花という女優だけは知っていたのですが、
　あ、穂花ってのは現役女優で５本の指に入るであろう業界では有名人なのですが、ともすればこの穂花ですら
　かすんでしまうのではないかと思うくらいみんな甲乙つけがたい可愛さなんですよ。
　しかもみんなモデルみたいなスタイルのよさ。それが積極的にものすごいいやらしいことをしてるわけです。
　自分の気づかない間に今、世界はすごいことになってますよ。

　な、わけですが、ですよ。めちゃめちゃ可愛い女性がめちゃめちゃいやらしいことをしているのにですね、
　全然興奮しないんですよ。反応しないわけですよ。修学旅行で三十三間堂見に行ったときと同じ空虚な気分なんですよ。
　びっくりしました。焦りました。自分はもしかしたら変態になってしまったんじゃないかと。

　そういえば普段はお母さんが息子に襲いかかる近親相姦モノしか見てないわけなんですけどね。
　いや、これは趣味趣向とかそういうことではなくてね、昔は渋谷のTSUTAYAには“近親相姦”といったコーナーは
　なくて熟女コーナーの中に何本か近親相姦モノがある程度でね。そのなけなしの近親相姦モノだけを興味本位で
　ひたすら借り続けていたらある日、熟女コーナーとは別に近親相姦コーナーが確立して本数も急増したんですよ。
　あ、俺変えちゃったなって。時代変えちゃったなって思いましてね。それからはなんていうか自分に課されたカルマ
　みたいなもんというか、借り続けなければいけない義務が発生しましてね。本当はウンコ出てこなければ別にどんな
　ジャンルでもいいよ、て思ってたんだけど、もう仕方なく借り続けていたわけですよ。で、最近の若い女優とかよく
　知らなかったわけですけど、若い女優さんのDVDもらえてラッキーだなぁと内心小躍りしていたらウンともスンとも
　ならないの。これは本格的に病気なんじゃないかとボンヤリしております。

　そんな気持ちで叩きます。聴いてください。

　ふわふわ時間


〜３・２３〜（鹿）


　男声ボーカルのうち、主に大きい声でわめく方を担当しております鹿と申します。

　「そういえばあいつ声が大きかった」「デス声だった」という理由でお呼びが掛かりまして参加させて
　頂いておりますバンド活動も、こうしてまさかのライブまで辿り着くことが出来まして感慨の至りであります。
　思えば七転八倒の日々でありました。最初の頃は上手くいかないことばかりでした。しかしそれでも続けるうちに
　「今日、すごい声が大きかったよ」「いいね大きいよ、声」「君の声はとにかく聞き取りやすいんだ大きいから」
　「何言ってるかは分からないんだけどね」なんて褒められてしまう嬉しい出来事なども出てきました。
　そんな喜びも「そういえばあいつ暇かも」と、久しぶりに自分の存在を思い出してくれたバンドの皆さんのお陰です。
　
　まぁ唐突に本音を言わせて頂ければ、さすがにライブってもうちょっとみんな上手くなってからやるモンなんじゃねぇの？
　あのオッサン馬鹿なんじゃねぇの？というのが正直なところなのですが、たぶんこういった過酷極まりない状況に
　自ら進んで身を置く、置こうとする、置きたいと思うのは我等がリーダーの性癖とかそうゆうものに絡んでいることだと
　思うので諦めざるを得ませんし、世の中には奇特な方も多くおられると聞き及んでおりますので下手なバンド演奏こそが
　好物なのである興奮するのであるエレクトしてしまうのであられる方もおられるかもしれません。
　気が向かれた方はどうぞ、是非にお立ち寄り下さい。

　初めましての方もおられるかと思いますので自己紹介しますと、マイクを握っている人間のうち一番背がでかいのが自分です。
　途中から声が出なくなってると思います。宜しくお願いします。


〜３・１６〜（ゴトウ）


　ベースを担当しているゴトウと申します。

　思えば1年前、「けいおん！の影響で楽器がバカ売れ」などというニュースが流れていたまさにあの頃。
　僕は、ベースを購入したと報告しただけで仲間からは爆笑され、掲示板では罵倒され、メールは完全に
　スルーというあまりな扱いを受けてきました。

　さらに練習前に代々木公園に集合したら、楽器を背負って立っているだけでなぜか笑われたり、
　宗教の勧誘に合って教義を唱和させられたり、ホームレスにビールをパクられたりしました。
　楽器を持っていればモテるはずなのに話が違う。 まあ、楽器屋に行ってギターを眺めていただけで、
　店員から「けいおん！ですか？」と聞かれたリーダーよりはマシですが…。

　そんな感じでネット、リアルともまんべんなく失笑を買いつつ、アニメに踊らされるままに始めたバンドが、
　気がつけばはや1年。まさかのライブ開催です。
　当日はTBSショップで購入した「けいおん！／ベース用オリジナル・ストラップ＆クロス／秋山澪モデル」を
　使用する予定なので、ご来場の際は演奏よりもベース本体よりもストラップに注目だ。


〜３・８〜（サカイ）


　はい、約３年ぶりの御無沙汰です。
　初期衝動性に富む若人ならともかく、もはやいい歳こいた中年が恥ずかしげもなく「けいおん」に
　影響うけまくった挙句「俺達も楽器やってみね？」的なゆとりマインド全開になった末におめおめと
　戻ってまいりました。
　つまり今イベントのきっかけは「アニメの中の女子高生がバンドやってる姿が楽しそうだったんで
　僕らオッサンも真似してみちゃいました〜☆」です。
　どう控えめに見積もっても２０年は遅すぎた感が否めませんが、それもまた「屑デス」クオリティ。

　いやまあ正直なところ、ＤＪイベみたいな音源品質がある程度保証された形式ならともかく、クオリティが
　低いことすこぶる付きのバンド演奏なんかでそもそもイベントが成立しうるのか、そうとう悩んだんですが、
　まあどっちかってとライブというよりカオスよりなカラオケ・オフ会の要素が色濃い内容になるかもしらんし、
　ジョーイラモーンがジョーストラマに言ったセリフじゃないけど上手くなるまで待ってたらジジイになっちゃうし、
　なによりもホラ、待望の「けいおん」２期が始まることだし、これに便乗しない手はないだろってことで、
　半ば無理やり気味に開催へとこぎつけてみました。

　前方で演奏を掻き消すぐらいの声量で歌ってくれてもよし、もしくは後方で生温かく見守るもよし、
　爆音にあわせて踊ったりヘドバンするもよしだし、壁際で映像に見入りながら静かに体を揺らすも又よし、
　ライブ初心者大歓迎、ベテラン組はお手柔らかに、とにかく肩の力を抜いて楽しくやれればいいなと思います。
　ディープになれないヲタクのためのアニメ音楽祭、「くずです・生」、どうぞよろしくお願いいたします。