『パーフェクトブルー』慰安旅行会が、極々内輪ではあったのですが、大阪公開記念イベントと併せて行われました。
きっと、詳しくは監督のホームページ内・『Ｐ．Ｂ戦記』辺りに書かれるかと思いますので、ワシは監督が別行動（舞台挨拶、取材等）していた際の、ワシの行動を報告。そして、１２日に金閣寺境内で起こった事件の当事者として、その出来事を克明に記述しようかと思うんだけど・・・。ま、そんな感じです。
午前１１：４５分に東京駅ホームに待ち合わせ。メンバーは・・・・以下略。
●詳しくは、監督今敏氏の『KON'S TONE』内[NOTEBOOK/4 -特別付録/愚連隊西へ-]をご覧下さいませませ。●
新幹線が新大阪駅に到着し、監督と声優陣はイベント会場のＡＢＣホールへ。ワシら”観光組”は、ひとまず『通天閣』へ移動となった。最寄り駅『動物園前』駅を降り、向こうのほうに見え隠れする目的地の展望台を目指し歩き出しました。まず目を引いたのはロンゲでレゲェな路上生活者の方々。アーケードを歩くと、そこには５０ｍ位はあろうかと思われる長ーいカウンターの串焼き屋。他にも何軒も安くて旨そうなお店が並ぶ。おなかが減ってもじっと我慢。アーケードも終わり、１００ｍ程そぼ降る雨の中を小走りに目的地の元へと辿り着いた。見上げれば通天閣。失礼ながら、思ったより小さいッス。
他のお客さんもまばらで寂しい限り。ロビーに上れば、卓球台!?なんだかローカルでトホホな香りがプンプンと。お見合い鏡って、これ何年前の代物かしら。ある意味『蝋人形館』よりカルト。確か６００円だかで、展望台へ。あ、思ったよりも見晴らしが良いではないか。あいにくの天候だけど、ゼッケイゼッケイ。程良い高さは、隣の動物園の様子が見て取れる絶妙な設定。サイの親子が走り回っているじゃありませんか。あっちの方もこの天気でお客さんの入りはお寒い様子。普段ならちょっぴし恥ずかしいので覗くこともはばかれるが、今日はＯＫな感じの展望台に付き物の１００円望遠鏡を『温泉番長』が発見。早速トライ開始！ワシもデジカメの望遠レンズ代わりになるかと試してみれば、けっこうイケる！
実際に撮影した画像を、同じ倍率で縮小してあります。
通天閣を後にした一行は、地下鉄を乗り継ぎナンパ橋を目指す。グリコの看板はもう無い。ちょっと悲しい。『食い倒れ人形』があるのを確認し、以前『真っ赤な松尾』氏が食べて美味しかったというタコ焼き屋さんへ。１０個セット×２を８人で食べようと思ったら、その間『二枚目二村』氏は修行に行くと言って、近所のゲーセンに消える。そして『ピエール松原』氏は１０個一人で食べたいと独自に買い。満足そうに食べておじゃる。『温泉番長』はビールを求めて近くを彷徨うものの、自販機すら見あたらず不満そう。皆一通り食べ終わったところで次にどうするか・・・。近くのラーメン屋に目を奪われている者と、食い倒れにさまよい歩こうという者とで分かれる。あ、『二枚目二村』氏が帰ってこない。最悪旅のしおりもあることだし、時間になれば集合場所に来るだろうと、皆他人の心配なんかしてないで自己の欲求を満たすことに専念することにする。わし、『大トラ』、『真っ赤な松尾』は《大阪おもちゃ屋買い物ツア〜》。『監督夫人』、『温泉番長』、『師匠本田』、『ピエール松原』は《大阪食い倒れツア〜》。
《大阪おもちゃ屋買い物ツア〜》参加者は、まず腹ごしらえにタコ焼き屋のはす向かいにある立ち食いラーメン屋に入る。カウンターにはドンブリに山盛り入ったキムチと高菜が置いてあり、どうもコレを好きなだけトッピングせよって感じ。白濁したスープは程々のコッテリ系？そこにキムチと高菜をたっぷり放り込みました。辛かったです。でもウマかったッス。ふと振り返ると、タコ焼き屋前で路頭に迷ってキョロキョロと周りを見渡す二枚目が一人。フタチャンってば。(笑)これでうちのパーティーも４人でクエストにチャレンジ。
アメ村は三角公園を中心に点在しているＴｏｙショップを巡りほとほと歩き疲れた数件目。元々おもちゃにはあまり興味の無かったフタチャンが歩き疲れた様子。ふと見れば隣の建物に”ゲーセン”。
「ワシら見ている間、（ゲーセン）行ってる？」
「ウン！(^^)」
元気になった彼は、その後行動を別にし、《大阪対戦行脚ツア〜（参加者１名）》へと。
ツアー参加者で一番の大阪スキルの持ち主『大トラ』。何故氏が大阪通なのかは、大トラのページを見ていただくと何とはなく理由がわかるかと思います。しかし付け焼き刃。梅田のおもちゃ屋を探すものの、ずっと遠回りしてやっとこ発見。集合の時間まで後幾ばくもない。すっかり歩き疲れた一行はタクシーに乗車。無事時間ぎりぎりに間に合いました。そこに待っていたのは一行が京都の宿に移動するための観光バス。しかもフロントガラス越しに『パーフェクトブルー』って（英語で）書いてある。なんか剛気だ。
監督、声優及び、今回のツアー会社ＲＥＸさんと合流。でも、ここで主役の声優さんとさようなら。やはり芸能人オーラを放っていたなぁ。こんないち原画マンに、いちいち挨拶してくださってありがとうございます。小柄で可愛かったです。ご結婚なされたそうで、おめでとうございます。以前その話を飲み屋で監督と話していたときに「安室とＳＡＭだね。」と言ったら笑われました。
バスの中では、もう一人の主役と言っても過言では無かろう声優の方の独壇場(笑)。勉強不足で申し訳なかったのですが、後にこの人がアニソンにも関わらず、ＣＤ売り上げＴＯＰ１０に何週間も居座っていた方と知りました。一緒に写真でも撮っておけば良かったと後悔。でも、そんな彼女は「湯葉」等の語録を残されるほどの気さくなキャラクターでした。今でもＴＶや雑誌でお見かけしますが、「あぁ、”湯葉”の人だ。」と、思わずほくそ笑んじゃいます。ごめんなさい。
で、この後バスでコンビニに寄って、軽くお酒等を買い込みまして、京都では宴会と大浴場、そして沖縄からの修学旅行生のお話となりますが、そこはまた別の所で。(^^;
ワシと『大トラ』は、普段からライバル意識が強い。特に駅の階段の上り下り等でいつの間にか競争。
翌日は、雨が降ったりやんだりの、はっきりしないお天気の中、京都観光ツアー。
様々なお寺巡りの中でも階段は存在する。
例のごとく、ワシと大トラはレース。両者互角の戦いの中、それは起こった。
金閣寺を見学し、バスの駐車場までの道のり。長さで３０ｍ程の長い下り階段。
ウエット路面でのレースは熾烈を極めたが、僅差でわしの優勝！
本文中の名称には敬称が略してあったりするところもあります。ごめんなさい。