ばかのいち


江戸東京 " 巨大ロボ " 博物館

(東京都墨田区)




ゆ:
 なんか変な形。「江戸」だから、下駄かなぁ?。

も:
 いや、「高床式倉庫」かもよ。でもこの形のどこが「江戸東京」なんだか。それにしても何だかバランス悪いね。

ゆ:
 下駄の歯がずいぶん真ん中よりだよね。地震、大丈夫なのかなぁ。この屋根の下には、あんまり長く居たくないね。でもここ「広場」って名前だから、人が集まるための場所なのに。

も:
 確かに、遠くから見るぶんにはいいけど、下に行くとすげぇプレッシャーだな。これだけデカくて重そうなものが柱四本で立ってるってのは、やっぱり何かこわい。



ゆ:
 博物館に入るには、ここからこのエスカレータに乗るんだね。でもこの色と形、どう見ても「ガンダム」、っていうか「ホワイトベース」だな(笑)。


も:
 たぶん緊急(何の緊急だ?)の時には、「巨大ロボ」に変形するんだよ(笑)。しかも悪ものの。でもこの「アニメ・メカ」のどこが「江戸東京」なんだかなぁ。



ゆ:
 中の博物館の展示は丁寧に出来ててなかなか良かったけど。「中身」との脈絡、「江戸東京」との脈絡、「隣は国技館」っていう脈絡、みんな感じられない。

も:
 「歴史と伝統を重んじつつも、未来的な東京のイメージも加味し」ってとこすか。でも「未来的な東京」のイメージがどうみても「ロボ」ってのはカッコ悪りー。「未来」のイメージが貧困だよなぁ。


ゆ:
 記念すべき「ばかけんちく」認定第1号だね。しかも、「笑いなし」にマジつくってるし。ぜんぜんの「ばか」の自覚のなしの「アトリエ型ばかけんちく」の典型かも。

も:
 あっ、やっぱし巨大ロボに変形して動き出した。にげよう!

ゆ:
 で、でも、変形してもカッコ悪りー。


   

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